閑話 学校【ももな】
少し修正させてもらいました。閑話なので短めです。
視点【ももな】
転校してきて初日で不安だったけど周りの人は優しいしみんな話しかけてくれるしで良かったぁ....。
えっ?!今年はもう三週間しか学校行かないの?!しかもEIOのアバターなの?!私アバター変えられるかな....?もう....編入したばっかりなのに....でも来年は普通に登校するんだ!なら安心。
ホームルームが終わり休み時間に入る。休みに入った途端話しかけようとした隣の席の男の子が立ち上がり。どこかに行ってしまった。
「あっ....」
「大丈夫よ!ももなちゃん。確かにじょうすけくんイケメンで話しかけたいだろうけどじょうすけくん休み時間はいつもああだから嫌われた訳じゃないよ!休み時間以外なら普通に話してくれるし」
「あっいや別にそうゆうつもりじゃ....!」
確かに思い出してみればイケメンだったなと思い恥ずかしくなり少し顔が赤くなるのが分かる。
「ももなちゃん可愛いー!」
「あたし達がここら辺案内してあげるね!」
そうして車椅子を押してもらいながらお話をして色んな所を案内してもらった。渡り廊下に行く途中で皆が身だしなみを整え始めた。
「何してるの?」
「ここからは皆すれ違う時気合を入れるのよ!ももなちゃんもやってあげる!」
そう言われ髪の毛を結ってもらい。いざ渡り廊下へと行く。
そこに居たのは先程の隣の男の子とキラキラとしたイケメンな男の子達。その中の一人がこちらに振り向いた。
えっ....?たつくん?あの涙ボクロ...!間違いない....!この学校だったんだ....!しかも同い年!えぇ?!えぇ?!どうしようどうしよう。
そうオドオドとしていると達世が笑顔で手を振ってきた。
「「「キャー!!!」」」
そう言って全員でその場を離れる。
「タツくんこっちに手振ってくれたね!」
「嬉しい!やっぱりカッコ可愛いなぁ...達世くん」
「だから皆渡り廊下を行く時は気合を入れるの!アソコのベンチはね!この学校ナンバーワンのイケメン集団が集まる場所なの!」
そうだったんだ....。やっぱりかっこいいし優しいもんね。そりゃモテるよね....。
あー!もう!私も頑張らなきゃ!
一人の恋する少女が決意をする。が一方その頃の達世は。
「なぁなぁ。新しいオヤジギャグ考えたんだけど聞いてくれない?最近巷で有名なボクサー?それ僕さー。どう?」
「「二度と喋るな」」
彼女もヒロインではありません。
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