大会エントリー
「ペンドラゴン殿貴方の種族がどうしても読み取れないのですがなにか隠蔽能力に優れた特別な種族なのでしょうか?」
なぬ?俺のステータス覗こうとしたのか?!こいつ…大会前に敵情視察ってか?って言うなはないな。こうゆう脳筋は相手の能力を知って楽しみが減るのを嫌がるんだ。WORLDランキング第五位のゴリエもんのようにな!
いやぁ…あの時は大変だった。あいつが俺の初見殺しに引っかかってくれなきゃ負けると思ったぜ。
ま、今はもう普通にやっても体力二割位残して倒せるけどな。じゃなかったじゃなかった。
「俺の種族は【闇竜ヴリトラ】だよ」
「なんと!竜族でしたか!しかも人化が可能な程の強さ!今年の大会は凄いことになりそうだ…!でも僕にも負けられない意地がありますから!」
そう言ってランスロットは顔を赤らめ笑みを零しながら拳を握る。
こいつ…!まさか大会中ではなく大会前に死亡フラグをたてているだと…?!こいつ…出来る…!
こら!ジョウ!笑うな!ランスロットも不思議そうに首傾げながらこっちみてるじゃん!
「所でランスロットはイゾルデといつ頃から知り合いだったんだ?」
「そうですね…ちょうどこの街に来たくらいでしたから一年前…ですかね…?」
ちょうどβテストが始まったら辺か。
「その頃の私は色々な事があって心が荒んでいて…色々荒れていたんです…で、この街に強い奴が居ると聞いてここに来たんです!そしたらその…ヴァスタにこっぴどくやられて…恥ずかしながら瀕死の所をイゾルデ様に助けられ惚れてしまったんです…」
なんだこいつ。可愛いな。てかお前もヴァスタの知り合いなのかよ!しかも俺達みたいに殿付けじゃないし!めちゃ仲良いじゃん!
てか、ヴァスタってそんな強いんだな。ランスロットもアーサーレベルって事はないだろうけど強いだろうし。それをボコボコにするって…クソ…アイツの笑顔頭に浮かぶ…。
「あっ!着きましたね!ここが会場ですよ!」
会場って…室内の現代的な建物なんですね…はは…
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〈設定〉
そういえば書き忘れてました!バトロワ大会の時はイベントだった為デスペナがありませんでした!
ステータスの時の宝具欄にエクスカリバーが入っていた理由はエクスカリバーという剣自体が実は宝具なんですね。ですがアーサーの全盛期は強過ぎてアーサーが扱う剣で斬撃が飛ぶとそれは正真正銘エクスカリバーなんですね。そのエクスカリバーを強化し誰でも(だれでもと言っても資格を持つものだけ)が使えるようにする為に■■■が鉱石界にある頑強な山一つを使って打った剣が聖剣エクスカリバーなんですよね。その剣も強過ぎて宝具になったんですけどね(´^ω^`;)
後アモン達の強さなんですがアモン、ジョウ、チャンピオンは同じくらいなんですが達世が強過ぎるだけでプレイヤーとしてはEternity The infinite Onlineでもランキングを付ければ50位圏内には入れます!
ジジやリチャードアーサー達は■■■を討伐する為に最も強き70人の戦士達として呼び出されクラン
【英傑達の凱旋】として活動し星を十八個に割るほどの激闘の末■■■を倒すことに成功するがその際■■■は英雄達を呪い自分も復活する為に体をバラバラに十八の世界に散りばめた。目を覚ました英雄達は全盛期の半分の力も出せず記憶も大幅に欠陥した。だが一人の英雄ギルガメッシュだけがそれを回避し戦えなくなった英雄達の代わりに■■■の欠片を討伐する為の救済措置として異界人を呼び出した。
Eternity the infinite Onlineストーリー最終章から引用。
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ここがエントリー会場かよ!めちゃプレイヤー居るな!
大量のプレイヤー達が一気にふりかえりこちらに視線を飛ばす。その視線の先にはアモン.チャンピオン.ジョウ。プレイヤー達は一気に押し寄せようとするがアモンが右手をかざしてそれを止める。
「今日は大地人の友人が来てるんだ!そうゆうのは遠慮してもらいたい!」
そう言うとプレイヤー達は「お高く止まりやがって…」「大地人にも優しいなんて…好感度上がる!」
「アモン達とやりあえるのか…楽しみだな…」そんな声がチラホラと聞こえてきた。そんな中遠くから怒声が聞こえた。「ここはお前みたいなガキが来るとこじゃねぇぞ?!あぁ?!」
俺も楽しみになってきた!
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