その武器屋マイペースにつき
ほんとに短めです。
うっし!どこ行こうかなぁ。
コロシアム方面へと歩いていくと段々と売店がちらほらと見えてくる。
行くとこねぇし売店でなんか買い食いするかな。
あそこの串焼き美味そうだな!あそこにしよ!
「おっちゃん!このブルってやつと…ドラゴンタン塩?!ドラゴンの肉なんか食えるのかよ!」
「んだ?小僧異界人か?ドラゴンの肉は超高級食材だぜ?しかもそれを串肉として売ってるのなんかうちくれぇよ!1本どだ?!」
確かに。クリカラ手に入れた時も倶利伽羅龍王生で食ったけど美味かったな。
「じゃあ!ブル二本とドラゴタン二本!」
「あいよ!6200ガルドだ!」
6200ガルドだから…6200円か!高ぇなぁ。
ま、それぐらい美味いってことか。
串肉達を受け取り金を渡す。
まず一口目!ドラゴンタン!
「あ〜ん!」
うっめ!なんだこれ!生でも美味かったがこりゃ高級焼肉店とかそうゆう所でもなかなか食えねぇ美味さだな!
もう一本なくなっちまった!
くっそぉ…現実世界で食いてぇ…
二本目ブル肉塩味を食う。
「こいつもうめぇな!だがドラゴンタン食っちまうと少し物足りねぇな…」
「そうだろ?ドラゴンタンもう一本どうだ?」
んー…買う!
ドラゴンタンを新しく焼いている途中に残りの肉を急いで食べ。新しいのを受け取る。
「ところでよおっちゃんここら辺で武器売ってたり面白そうなところある?」
「武器屋の面白そうなところぉ?そうだなぁ…路地裏のトス坊のやってる武器屋とかか?」
トス坊て名前の癖がすげぇな。
まぁいいや。
「じゃあ、そこ行きたんだがどうやって行けばいい?」
「そうだな…この路地裏を…」
---
「おいてめぇ!カネだしやがれ!」
「アニキがそう言ってんだろ?!早く出しやがれ!」
「あ〜はい〜少しお待ちを〜…」
なんだあの細いエプロン男…。もしや…あれがトス坊?!
俺は今武器屋の中で肩パットとモヒカンが強盗してる所に居合わせています。
神よ…どうすればいいのでしょう…?
『助ければ…良い事があるでしょう…』
神よ!本当ですか?!行ってまいります!
「おいおい世紀末兄弟…そうゆうのは…やめな…!」
威圧を二人にかける。
「ひっ…ッ!」
「な、なんだお前!」
肩パットに更に強く威圧をかける。
「ひ、ひぃ…!お、覚えて嫌がれ!」
二人は走ってでていく。
「あ、もしかしてお客ですか?」
「そうです。」
なんだよ。助けてやったのに礼もなしかよ。
「あ、忘れてました。お礼としてはなんですが好きな物持っていってください」
「え?お、おう。」
なんかやりずらいな。
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五分ほど店を見ていく、が。
あっちにある布のかけられたケースが気になってしょうがない。秘蔵の武器的なのがある気がする。
いや、あるのだろう。
「なぁ、あそこのはなんなんだ?」
「あれはですね………忘れました見てみましょう」
なんだコイツ!初めて見るタイプの人種だ!
肉屋からトス坊と呼ばれていた少年が布をとる。
そこにあったのは赤い三つ又の槍。
「あー思い出しました。ゲイボルグだ。」
何?!ゲイ…ボルグ…だと…?!
欲しい!無理だろうが…ダメ元だ!
「これくれ!」
「良いですよ」
良いのかよ!
「え、ホントにいいんだよな?!」
「あ、やっぱダメでした」
なんだコイツ!
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