ボス戦のはずだった
「東あらかた終わったよん」
「僕も西そろそろ終わりそうだよ〜」
あれから会話が続かないまま数時間経ち日が暮れ始めた頃。
城壁を包囲していた真王国兵をあらかた倒し時計塔から降りようとする。
<ワールドアナウス>
《緊急イベント【真王国と聖国の戦争】開催を宣言します。プレイヤーの皆様は真王国または聖国のどちらかに属して下さい。》
マジかよこのタイミングでワールドアナウンスかよ…笑えねぇな
とりあえず下に降りて前線拠点潰しに行こうかな
「そういえば朝使ったあのスキルはなんなんだ?
あの空中をゆっくり動いてた奴」
「あぁ、<跳躍>と<滑空>の事かい?」
あー跳躍と滑空か。
跳躍スキルは取ってるけど滑空はとってないな。
飛行魔法があるから俺にはいらないし
「とりあえず今日はもうこれ以上攻めて来ないだろうから休もうか」
「いや、俺は前線に出るよ。
あいつらプレイヤー…じゃなくて異界人は二日すると復活するし今のうちに倒してくるよ」
「ついて行こうか?」
「どちらでもいいよ」
「じゃあ、ついてく」
了解と一言言って俺はシムナを抱え飛行魔法を使用しようとする。
「え、そんないきなりそんなの大胆…」
シムナをお姫様抱っこした時そんな事を言っていた気がしたが無視して全速力で飛ぶ
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敵軍最前線の拠点上空まで来たけど全員酒呑んだり寝てたりバカ騒ぎしたりでまだ城壁を囲んでた自軍がやられたのん知らないっぽいな。
シムナにバカバカと殴られながら
<龍神の威圧>を最大でシムナ以外に当てる。
騒いでいた兵士達が倒れ。プレイヤーらしき者たちは光の粒となり消える。
「凄いね良い能力を持ってるんだね」
飛行魔法を解き下に降り。
お前はいつも笑っているな
そう言おうとしたらとてつもない気配を二つ感じた。
これはやべぇな…少し本気でやらないと。
「あっは!ここに来て正解だったね!兄ちゃん!」
「ホントだな弟よ。こんな強敵を倒す機会はあまりないぞ大事に戦おう。お前は左の男をやれおれは右の女だいいな」
「了解兄ちゃん!」
よく居る兄弟ボスキャラか…こうゆうのタイプの奴は総じてコンビネーションがすごいんだよな。
俺はいつも通り近接戦闘をする時の構えをとり相手の動きを待つ
シムナは何をしているのかとチラリとみたら魔銃を抜き兄弟の頭を早撃ちして倒した
えぇ…そんな簡単に倒しちゃう?なんか可哀想だな
ご愁傷様でした。
俺は心でそう唱えて手を合わせた
「何してるの?」
「なんだか可哀想だったから手合わせしてるんだよ」
シムナは意味がわからないと言いたげな顔で首を傾げた
そして二人で敵地へと進んでいくのだった。
短め申し訳ない。
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