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多分こいつの方がボスしてる。

 うはーwww騙されてるよwww


ボスっぽいセリフ言ったりしたいなぁ。


 そうだな次は


「どうした_________?スレイブパーティーとはこの程度なのか_________?」


「な、なんですって?!」


 ごめんな。顔も知らないスレイブ君。馬鹿にしてしまって。俺がボスとして名をあげるための大事な第一歩なんだ。


「所詮は小童。その程度で今までどう生きてきたのだ?」


なんか口調が定まらないな。キャラをちゃんと練らないと。


「スレイブは……。剣斗はこの世界でも頑張っているわ!クエストに同行してくれた大地人の人が死んでしまった時も!自分のせいだと嘆いてレベルを必死にあげていたわ!それを馬鹿にするなんて許さないわ!!!」


 えぇ?こいつ、いいこと言ってる風にしてるけどスレイブくんの本名ばらしてるし。剣斗君かわいそう……。

 しかし、剣斗君は感情移入が激しいタイプかこんなモンスターとかがたくさんいる世界で一人一人死ぬ度悲しんでたらきりねぇだろ。


「あなたは……あなたは!なんなの!?人型のくせに人を小馬鹿にして!人間をバカにしているわ!」


両手を前に突き出し手のひらに溜めた魔力を打ち込んでくる。


 えっ、まだ語ってたの?しかも普通、最後の残りカスみたいな魔力弾打ち込んでくる?思わず受けちゃったじゃん。はー熱かったかすり傷ひとつか……。


 それにしても語りがなげぇよなあ。もういいや。めんどくさいから次の獲物の所に行くとしよう。尺を使いすぎちまった。


 えぇっと。カッコよく退場するような技あったっけ?

 んーとんーと?ねぇや。とりあえず<龍神の威圧>レベル1位で怯ませてから行くか。追って来られると面倒だし。


「ふっ、面白い小娘だ______。今回は見逃してやろう」


「ぐっ……。なんなの……これ…?体が…重たい……」


 よし。威圧で動けない、すきに全速力で逃走っと。


 闇魔法<黒煙>


辺りいちめんを黒の煙が覆った。


 では、さらば!


 ______________________________________

<設定>

 赤髪の少女

 名前 赤錠 郷里

 PN レッドロック

 ジョブ『魔術師(ウィザード)

 ユニークスキル所持

 種族レベル120

 ジョブレベル48

 種族 ヒューマン

 _______________________________________




 場所【無界の平原】


 ---


 にしてもここら辺の森は人が多かったなぁ。道中<鎌鼬>だけでも50人以上倒したぞ。


 って、ん?平原の真ん中に山?変なと…こじゃない。あれは地形じゃあねぇ!死体の山だ!


 あそこに近付くのは良くないな。離れよう。もしかしたらジジの仲間かもしれないしな。


俺は後ろを向き前に出ようとした瞬間異変に気づいた。オレンジ色の夕陽がが眩しい。その時太陽が雲に覆われたのか視界が暗くなった。


これは……でかい影か。


その影を目で辿り、前を見た。

夕陽のせいで顔は暗く見えない。両の腕を腰にあてこちらを見ている。


「少年!君は()()()()()()|!」


影の持ち主がこちらを見ながら面白そうに口を開いた。その声は爽やかと表現するのが相応しいのだろう。若者の声だった。


「は?混じってる?」


 そのでかい影の持ち主はすごい速度で近付いて来て、至近距離で顔をジロジロと見てきた。


その男は赤髪で短髪。目は糸目で優しそうな顔をしていた。顔と体がギャップ萌えだ。


 また赤髪か……。だけど、さっきの少女と違いこの男を人目見て俺は思った。こいつ。めちゃくちゃ強い。


さっきの女の子いじめたから赤髪の天罰が、?oh。神よぉ。すいませぇん。


「うん!()()()()()ね!」


「だから、何______」


 何が、と言おうとした瞬間に腹に拳が飛んできた。体が吹き飛び、自分の口から空気が漏れるのが聞こえた。お前も『男女平等パンチ』マンかよ。


「いってぇ……。」


 パンチが飛んできた瞬間に掌で受けていたものの。ダメージが尋常ではない。

 受けた右掌からは煙が出ており。手のひらの皮は剥け筋肉の繊維が見えている。

一撃で体力ゲージが五分の一も減った。スキル<超再生>が自動発動し、みるみるうちに体力ゲージが元に戻る。


 マジかよ。レベルが上がって防御力も体力も上がってるのにこれかよ。しかもちゃんとした防御じゃないにしろ手で受けて防御してたのにこれか。不味いなこれは。


「うんうん!良い眼を使っているね!いや、この場合スキルは使っていないからちゃんと鍛えた結果の技術だな!努力している証拠だな!それにゴツゴツとした良い手だ!うんうん!良い子だ!」


喋っている間に距離を詰める。


「そりゃ!どうっもっ!」


 3mにもなりそうな高さの顔に思いっきり地面を踏みつけ拳を突いた。


 しかし意味がなかった。殴りつけた拳はその大きな手で覆われ。威力は完全に殺されていた。

 だが、効果がなかったのは()だ。


強いのは分かってたけど、まさかここまで効果がないのか。フルスイングだったのに。だけど……。こういう敵にはこれが一番だ!


ニヤリと口角を上げ。スキルを発動。


 スキル<身爆>身体を爆破させることの出来る自爆スキル。このスキルは()()()()()()の体力を固定で半分消費して発動するスキルなのだが


 俺の使い方は違う!拳を握られた事でこのデカ男もひとつの()()()()()認識する事で確実に体力を半分もっていける!


 そして爆発。自分自身達が起爆剤だったため爆発事態にダメージはない。だが、衝撃はある。


 爆発の衝撃で倒れたデカ男に乗りマウントをとった

 そしたら後は馬乗りでひたすらに攻撃だ!


 俺は少ないSTR()をカバー出来るだけのAGI(速度)を持っている。


ゲーム世界においても、重さ×速さなのだ!


俺は両腕に<加速>スキルを付与した。水色のようなオーラが両腕に見える。そして、残像が残る程の速度で殴りつけた。


 動かない。抵抗もされない。死んだかと思い馬乗り状態から立ち上がった。


赤髪の男がニヤリと口角があがるのが見えた。腕を広げ倒れたまま声をあげた。


「うんうん!いいねいいね!合格だ!」


まじかよ……。今のでも無傷かよ。血の一滴も出てやがらねえ。


汗が一筋頬を伝う。


「君強いよ!僕の体力をここまで減らすなんて!だけどダメだなぁ。詰めが甘いよ!だからここからは」


 ()()()


 その瞬間デカ男からあいつ(ウロボロス)の時と同じような威圧が飛んできて身体が強張った。

次回はレッドロック視点

別視点なので少し話がおかしかったりするかも


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