VS爺さん
頂上付近になり。歩きながら竜化をといてだんだんと人の形になる。
龍神の眼は常時発動可能なのか。それはいいな。発動する度にMP200使うのはキツイからなぁ。それは良いとして。
「全然頂上つかねぇじゃん」
いや、見た感じだともう既に着いてる感じだと思うんだよ?けどじじい共居ねぇんだけど?あれ?俺騙された?乾山で正々堂々戦いましょう的な奴じゃなかったの?もしかして俺の勘違い?
しばらく頂上を歩き続け周りを見渡す。
「ものすごい景色だなあ」
雲の隙間から森が見え。下の方に鳥の群れが飛んでいるのが見える。
ほんとにゲームとは思えねえな。
ん?後ろに気配が
「ふぉ?よく気付きおったなホントに愉快なやつじゃろうてふぉっふぉっふぉっふぉっ」
「爺さん感知スキルに引っかからないんだけどホント何者なんだ?」
「感知スキルに引っかからない相手を簡単に見つけるお主こそ何者なのか知りたいものなんじゃがのぉ…ま、とりあえずこい」
気配とかそうゆうのに関しては全部あのゲーム格神が悪い。
「着いてきなさい」
歩き出す爺さん。
て、足速いな爺さん。
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〈設定〉
格神とは主人公たつよがやっていた格ゲーの名前である。
たつよは最高到達ランキングは世界ランク2位かなりの実力者である。
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ふむふむ、まさか山の側面にこんな洞窟があるとはなぁ。
それよりもこの爺さん歩き方から見て暗殺者タイプかな?歩き方が格神の時の彦星に似ている。
「爺さんアサシンとかそういう隠密系の人だろ」
「ふぉ?それもバレるのか。その眼のおかげかの?」
「いや、勘だが?」
「ふむふむそれは愉快愉快」
変わった爺さんだな楽しそうでなにより。
爺さんがしばらく歩いているのに付いていくと見覚えのある顔があった。藁のようなベッドで寝かされている。
「あれ?あの時のデカいの!」
冒険者登録をしようとしたところで絡んできたやつだ。
「まぁまぁ、ほっといてやってくれ今はお主のスキルのせいでお主を見るだけでも死にかねんからの」
マジか。それはホントに申し訳ない。プレイヤーだと思っていたんだ。
「所で爺さんそこのデカい奴のレベルって幾つくらいなんだ?」
「そうじゃな確か種族Lvは150位でジョブLvは60位だったかの。あの中に居た者の中ではおぬしの連れの次には強かったはずなんじゃがの」
えっ、ジョブと種族レベルなんて分け方がされてるのか。その辺ちゃんと聞いてなかったから知らなかったな。
運営許せない。
八つ当たりである。
「ほいと若いの手合わせでもどうかの?」
随分と展開の早いイベントだな。龍神の眼は戦闘の邪魔になりそうだし解除しておこう。
「いいぜ死んでも俺は責任とらないけど大丈夫だよな?」
「殺せるものならのふぉっふぉっふぉっふぉっ」
口だけなのかはたまた実力ありきの大口なのか確かめさせてもらうとしよう。今の俺はなかなか強いぞ〜?
じいさんがどれだけ強くても負ける気は無い。
俺は抜刀の構えになり爺さんが動くのを待つ_______。
風が吹く。ジリジリと間合いを確かめる。
だが爺さんは動かない。
一歩一歩。攻めれるところを探しながら。相手の間合いに入らないように。ゆっくりと歩く。
それでも動かない。お互い攻めようとはしない。
否________攻められないのだ。お互い牽制しあっていてどこに動こうとどちらもタダでは済まない。動けない。
鞘を抑えていた俺の左腕が飛んだ。
は、?
ポリゴン状の血が宙を舞う。
見えなかった。いや。見えていたけど反応出来なかった。
爺さんは目にも見えぬ速さで音もせず俺の腕をはねた。目の前に居たはずの爺さんは後ろにたち笑顔を浮かべている。
目では追えていた、やはり追いつけなかった。
それでも爺さんは無傷ではない
「いってぇ!左腕一本とこの痛みで薄皮一枚かよ…。ま、悪かねぇな……。」
俺は自嘲げに笑い多量出血のステータスで意識を失った。
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〈設定〉
痛覚設定を120%にして一度でも戦闘すると耐性やスキル、称号の取得率が格段にアップします。平均の痛覚設定は1〜10%です。もっとも多いのは0%。
痛みで遠距離からの攻撃にどこからされたかなど気付けるなど。利点は多いい。
鑑定で見るステータスと普通のステータスで見るステータスでは見れる情報に差が出ます。鑑定は必須スキルですね。
詳しく見れるのが鑑定、大雑把に見れるのがステータスです。
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知らない天井。
大丈夫?人造人間ロボットとかに乗らされたりしない?
「おっ、起きたかの」
「なんだよ爺さんの家かよ」
「ま、そんな所じゃな。しかしAGIに差があれだけあるのに儂の左腕に傷を付けるとはやるのぉ」
そうだった。爺さんと戦って人力鎌鼬を爺さんに掠らせたけど、薄皮一枚しか切れなくてやられたんだった。
「所で爺さん。ここどこだ??」
「ここは乾山の中心部じゃよ魔物達も寄り付いてこん場所じゃ」
「魔物ってモンスターの事か?」
「そうじゃそうじゃ異界の者達はもんすたーと呼んでおった。ワシらは魔物、魔獣、邪獣とも呼んでおる」
なるほど大地人達は魔物って呼んでるわけだ。これで大地人達との交流に一歩進んだな数ミリだけど。
「それより爺さん名前、教えてくれない?」
「ぬ?儂のか?」
「そうだよあんた以外に誰がいんだよ」
「儂名前無いんじゃよなぁ一応アサシンじゃから」
お茶目なポーズをとる。じいさん。
確かに格神時代は彦星も
『俺に……名前はない……。』
なんて。言ってたな。
アイツのはRPだったけど大地人達はリアルアサシンなんだよなぁ。なんだか格神が恋しくなってきた。近々やるか。
「じゃなくて、名前無いのは不憫だからなあ。あだ名つけてやるよ」
「おぉ、それは嬉しいのぉ」
「じゃあジジで良いだろ分かりやすいし」
我ながらいいネーミングセンスだ……。神ががってる。
「まぁ、バカにされてる気もするがまぁいいじゃろ。お主の名前はなんなのじゃ?」
「俺はタッツだ」
「そうかそうか。で、その隣の鬼のような形相をした。イケメンの兄ちゃんは誰なんだ?」
え?もしかして。アモン、いる?完全に忘れてたんだけど。
ギギギ。
ゆっくりと後ろを振り向く。冷や汗がツーっと流れた。
ゴクリ
顔を直視せず、声をかける。
「ァ、アモン君久しぶり」
「久しぶり5回は死ね」
痛い痛い痛い痛い!ごめんない!やめてくれ!
俺の頬を殴る音と共に俺の心の叫びが洞窟中に響き渡った。
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