プロローグ
VR物は初めてなので優しくしてください
2XXX年 5月 5日
半年間のベータテストを終え
Eternity the infinite Onlineと銘打たれたVRゲームが
誕生した。
世界は震えた。今までのVRゲームの根本が大きく変わったからである。
今までのVRゲームといえば五つある五感が触覚 聴覚 視覚の三つしかしなかった。
最初は大いに賑わった。だがそれもだんだんと冷めていく。
それもそのはず現実との差があり過ぎて走りづらい、視野が狭い、広いなど楽しめないからだそれでも続けるものはいた。
だが、そのもの達は皆現実世界の体に小さいとは言えないダメージを負った。だがメリットもあった。
視覚が強化された者
聴覚が強化された者
目や耳 触覚に不自由があったものたちが微かだが治る兆しが出ることも少なくなかった。だがこれはメリットの話。
デメリットは酷かった。視覚が衰えたり耳が聞こえなくなったり逆に聴覚が過敏になりすぎて精神病にかかった者達もいた。世界はこれをVR暗黒期と呼んだ。
そんな事件が多発するなか当然の様にVRゲーム会社は潰れていった。ただひとつのVRゲーム会社を除いて。
そうこの会社がEternity the infinite Onlineを制作したVRゲーム会社INFINITY VR WORKSである。
潰れなかった理由は簡単まだなんのゲームも出していなかったからである。
社員数は僅か18名。そして僅か1年で社員を急激に増やし世界各地に手を広げ大手と呼ばれる会社へと成長した。なぜ1年でここまで会社を大きくできたのか理由は不明だった。
なぜならその会社が何をしているのか誰も知らないし就職方法もなかったからである。噂では社長自らがスカウトしに行っているとか。
INFINITY VR WORKSへの謎は深まるばかり
『政府の世界を管理するための会社』
『いやほんとにVRゲームをまだ作っている馬鹿な会社』など嘘か誠か分からない噂が大量に流れていた。
その2年後Eternity the infinite Onlineはベータテストを開始した。
最初は皆面白半分
怖いもの見たさ
次は本物だと信じる者達
そして2年前の事件を恐れ応募しなかった者達。ベータテストの限界人数は1000名。だがベータテストに参加したのは847名。ゲームの世界に入りこの約800名は気付いた。普通に走れる、とその者達は歓喜した。急いで掲示板に書き込んだり走り回ったり色々な反応があったそして忘れていた。
あまりにも現実世界との違和感の無さに。匂いがする味がするといった事にその後掲示板を見た者達はすぐにベータテスト第二陣に躍り出たベータテスト第二陣は第1陣の半分の500名。そして皆理解したこのゲームは
このEternity the infinite Onlineは『本物』だと。
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