惨劇のその後
プロットを書いてなく行き当たりバッタリなので展開が早い気が...すみません...
プロットを書きながら頑張っていきますので、生暖かく見守って頂けると幸いです。
絶賛グロッキーな気分を抑えつつ、ゴブリンたちのドロップを回収していた。
あのあとゴブリンは消えていった。
さすがに首無し遺体が大量あったらここにいない。
ラックとナイトもお手伝いしてくれてます。
かなりのドロップで大変だったが収穫もあった。
召喚石があったのだ。
これはナイトが見つけてくれた。
なにもなかった宝箱に入ってたらしい。
罠でもあったがゴブリンを倒しきれば報酬としてもらえるということだろう。
きちんと確認が必要だ。
そしてイベントクリア「ゴブリンパーク」ということでなぜかイベントが発生してた。
あのモンスターハウスはイベントだったと見るべきだろう。
色々言いたいことはあるがとりあえず黙々とドロップを回収する。
「これで最後かな。」
少し汗ばんだ気がするおでこを手で拭う。
(今日は戻ろう。)
「みんな行くよー」
ゆっくりとみんなを引き連れてきた道を戻っていく。
この目で見た<災厄>の一端。
虐殺を起こしたと言われた。その言葉の意味が現実味を帯びていた。
不用意に使用していい能力ではない。
たとえゲームでも。
思い出しただけで嗚咽が出そうになる。
歩きながら考える。ゲームをただ楽しめばいいと思っていた。ただあまりにここはリアルすぎる。
そして何の解決もないまま水晶いたどり着き、街に戻った。
向かう場所はすでに決まってた。冒険者ギルド。マッスルにこのことを伝えないと。
すぐに受付にいるアリアにマッスルと面会したい旨を伝える。
深刻さを理解したのかなにも聞かずに別室へ通された。
ドアが開くと、マッスルとアリアが入ってきた。
「おう。どうした?なんか顔が青いぞ?なにがあった。」
ゲームなのに顔色がわかるのかと苦笑しつつ、口を開いた。
「〈災厄〉の一端を見ました。」
それと同時にギルドカードを渡す。
驚いた様子ですぐにギルドカードを2人は確認した。
「ゴブリン討伐数342体か。受理された時間を考えても数時間しか経ってない。普通ならありえねな。それで...なにがあった?」
一連の流れを説明し、2人の顔は明らかに青ざめマッスルが言った。
「なるほど。確かにそれは異常だな。お前さんは確か「神の使い(プレイヤー)」だったな?【神に愛されたものは不死となる。教会にてその神威を発揮せん。】だったか...不死者だとしても、絶望的状態に陥ればわからんでもないが、そのスキルを使用するとは思えない。今回のことは了解したが、やはり危険なのには変わらない。それに先ほど聞いた話でスキル使用時の「ランダム」という言葉が引っかかる。つまり<災厄>は複数存在するということだ。」
マッスルは一度考え、ゆっくりと話出した。
「冒険者はあくまで自由だ。そこを強制することはできない。やはり現状はこのままとしよう。ただクエストについて一度難易度を選定させてもらう。毎度窮地に陥ったときに使われては困るからな。」
「わかりました。ただこのことを理由にというわけではないですが極力パーティーは組まない方向で考えてます。召喚師ですからね。できれば仲間を増やし危機を抜け出せるように選択肢を増やそうと思います。」
「そうだな。お前さんには<テイム>もある。そのアドバンテージは大きい。あくまでパーティー数というのは冒険者数を指す。召喚獣や従魔は規定数が存在しないからな。MPさえ潤沢にあれば召喚数も増える。従魔もフモモの能力を見る限り短所である多くを引き連れられないという部分を補うことができる。正直可能かはわからないが軍団級パーティーを1人で組むことも可能だろう。」
軍団。パーティー上限である6人をさらに計5パーティー以上で集め、構成することで可能となる。
パンドラの顔が少し笑う。
「いいですね。軍団。目指しましょう。そこでものは相談です。ある程度可能なテイムにオススメのモンスターの情報と召喚石を入手可能なクエストないし情報を頂けますか?」
「ほう....お前さん。なかなかいい交渉するじゃねえか。アリア。あとで教えてやれ。」
「わかりました。」
アリアが優しく笑う。
「うし。じゃあここまでだな。またなんかあればすぐに来い。」
「了解です。」
そのままマッスルは部屋を出ていった。
「では、先ほどの情報とクエスト討伐報酬をご準備いたしますので、このままここでお待ちください。」
アリアも一度部屋をでた。
(ふぅ....なんだかんだ幽閉とかされなくてよかった...まぁゲームだしプレイヤーを監禁なんてことはしないだろうけど。)
これからするべきことを考えた。
まずは従魔、召喚獣を増やす。これは確実に必要なこと。レベルが上がれば<融合><交配>が可能になり。これは公式で発表されているスキル技だ。それがいつかになるかわからない。それでも元のモンスターたちが必要になるのはたしか。目指すは軍団数規模。最低でも自分を抜いて29体。
そして今いるモンスター。フモモはどうなるかわからないが、ラックとナイトに関しては進化余地がある。できるだけ成長させたい。
とりあえず武器に関して運がいいことに気にする必要は今のところない。
防具は必要だけど、いいものがあれば買うくらいの気持ちでいる。
まず何から始めるべきか....
扉が開き、アリアは戻ってきた。
「お待たせしました。まずは討伐報酬です。規定数を大幅に上回っておりましたので追加報酬を加わってます。すべてギルドカードに入っていますので後ほど確認をお願いします。さらに今回のモンスターハウスの解除報酬は召喚石5つとなっております。通常より多くなっています。事前情報なし・低階層での早期対応による被害の食い止めが評価理由となります。」
アリアが召喚石を机に置く。
召喚石レア2
「それから情報ですが、今にところご希望に添えるものはありませんでした。しかし、503層には森があり妖精が住むと呼ばれる区画が確認されてます。探されてみるにもよろしいかと思います。」
(妖精の森か....イメージでは魔法特化型だな。遠距離タイプはできる限り欲しいところだな。)
「確認ですが、パンドラ様は街は確認されましたか?」
「街...ですか?一応メインストリートの市場を通ったのと塔までの道位ですね。」
「なるほど。ではオススメとして一度調教師ギルドに行かれることをオススメします。」
調教師ギルド?
「街の運用においてモンスターは便利なのです。調教師ギルドでは一定のモンスターを従魔として所有しています。また販売も行っていますので確認されるとよろしいかと。」
「次にこれは本当ならオススメはしてません。ですので確認程度でご認識いただきたいのですが、街には「カジノ」が存在します。装備などのオークションも行われる場所です。ここでは召喚石の取引や従魔の取引が行われています。ご想像通り調教師ギルドより質やレア度ともに高品質です。しかしお金が必要なのも確かです。できればオススメはしていません。身ぐるみをはがされることや従魔を取られるということもあり得る場所なので。もちろん出品することも可能ですので余裕が出ればという場所です。」
調教師ギルドとカジノ.....
「わかりました。妖精の森に行きたいですが一度パーティーの充実を図るつもりです。調教師ギルドに行ってみますね。」
アリアは微笑んでくれた。
そしてそのままパンドラはギルドを出た。
とりあえず調教師ギルド行きますか!
モンブランの件を入れたいのですが....
シリアスでは無理だ><
なので諦めました...
アリアさんのモンブランが><