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TOWER OF BAR  作者: BBO
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目指す先にあるものは....

思いつきで書きましたーw

一応MMORPG系書いてみたかったのでw

世界は驚愕した。


深く深く身体ごと揺らす世界震。

地鳴りと動物たち、人々の悲鳴が木霊する。

突如として煌びやかな王城の地面から大きな筒が地面から飛び出してきた。

王城は城ごと筒いや、すでに塔と呼べるほど伸びている先端に押し上げられている。

未だに伸び続ける塔。

人々は何が起こっているのかわからないまま呆然としていた。


次第に人々はの足元から地鳴りがなり始める。


揺れる。揺れる。揺れる。



そして突如としてくる浮遊感。

それと同時に人々は地面のひれ伏した。

いや立っていられなくなったのだ。


上からかかる重力によって。


人々叫ぶしかできなかった。

人々は長い時間が経った気がしていた。

いつまで....いつまで続くのか。


気づくと勢いは止まり立てるようになった。


人々は歓声を上げた。

生きていた!生きていたのだ!

自分たちは生き延びた!

日常に戻る人々。

ここは城下町。市場ではまた声が響き、工房からは金槌のたたく音が鳴り出した。

王城のあった場所には大きな塔が立っていた。だが人々は非日常を受け入れる余裕はなかった......今は。


偶然なのだろう。

冷静になったのかもしれない。

なにせ異変に気付いたのは一週間ほど経っていたから。


異変とは外に出れなくなっていた。

いや表現が違うのかもしれない。

城壁から外へ出ることはできるのだ。

広がる草原と森と山。


しかし奥がない。ずっとずっと続くはずの草原、森、山が途中でなくなっていた。


馬が駆け、確認へ行く。

山賊や盗賊などの脅威など気にしていられなかった。


そして世界の端にきた。

草原から奥は崖。下が見えない。白く曇っていたから。手を伸ばすと壁があった。膜があったのだ。

目線の先から鳥がくる。こんなにも低く飛んでる鳥がいるということは人に慣れてるのかもしれない。頭の先で考えていたが気にもしていなかった。鳥が壁にぶつかるまでは。


見えない壁に、膜に鳥が当たったのだ。

自分が触っている膜は外からも内からも出ることができない。


このことはすぐに広まる。

そして突如として声が響く。


【塔の名はバロル。神話ダンジョンバロル。塔を登る者たちよ。神座を目指す者たちよ。ここはセーフエリア。塔の500層にある城下町。栄えよ!栄えよ!】


【塔を下り、下界を目指す愚者どもよ。そなたらのアンダーグランドは城下町の下。スラム。地面を隔て上と下に住む者どもよ。】


【神を目指すもの!愚者を目指すもの!そなたらの等しく祝福を!】


これが世界の終わり。そして神話の始まり。

塔の上を目指し、神座を目指す冒険者。

彼らの住む城下町は500層セーフエリア上界


《イブ》


そして城下町の下。塔を下り重力が反転してる城下町。スラムのアンダーグランド。地面を目指し星を目指す愚者。セーフエリア下界


《アダム》


世界は変わった。

上を目指すか。下を目指すか。

選択を迫られた世界に。



『 MMORPG TOWER OF BAR 』


BARになったのは「BARORU」の頭の3文字からとりました!

じゃないとタイトルの言い回しが決まらなかったんです.....

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