人間の温もり
「うっせーな初対面に叫ばれるとは思いもしなかったぜ」
「いや、いきなり目の前に現れないでください!心臓に悪いです!」
「あーはいはいわかりましたわかりました」
そんな会話してたら
美和子「あれー?攣じゃん。なんでこんなとこに?」
攣「見りゃわかんだろ。雨宿りだ。お前らもだろ?んでこの礼儀がなってないコスプレ野郎はなんなんだ」
瑠華「コスプレ野郎じゃない!瑠華です!」
攣「そこ訂正すんのかよ」
美和子「それを聞こうとしたの♪ほらほら入りなよ」
攣「ここお前んちじゃねぇだろ・・・・」
そう言って仕方なく椅子に座る攣。
私はズカズカと音たてながら床に座る。
攣はため息をつきながら
攣「んで?説明してもらおうかコスプレ野郎」
瑠華「瑠・華・で・す!」
攣「わかったわかった早く説明しろ」
瑠華「む~!分かりましたよ~」
ということで私は天使であることや
嵐によって落とされたことや
記憶はなくなってることや色んなことを話した
意外と二人とも静かに聞いてくれて
私は途中で黙りそうになったが続けた
そして第1感想は
攣「コスプレじゃなかったのな」
瑠華「当たり前ですよ!」
美和子「じゃあそれで片方の羽を無くしたのかな」
瑠華「おそらくそうだと思います」
攣「んで?お前はどうしたいわけ」
瑠華「早く皆と合流したいけど、この羽じゃあ飛べないし、皆に合わせる顔がない。だからこの羽を取り戻して帰りたいんです」
美和子「よくいった瑠華ちゃん!私も手伝うよ!」
攣「手伝うってどーすりゃいいんだよ」
美和子「まぁまぁ。嵐も止んだみたいだし、一回私たちの町に帰ろうか♪」
そう言って私の手を掴むと突っ走ったのだった




