序章
これは独りぼっちの最凶で登場した
瑠華の話です。
見なくても分かるけど気になる人は見に行ってね笑
「ほらほらー!早く来ないとおいてくぞー!」
先頭をきる私は新米天使を大勢連れて大空を舞い上がる
私の名前は瑠華。17歳という歳であえなく死んでしまった天使だ。
死因はしらない。いや覚えてないのだ
この世界で天使になったものは死因や記憶はなくなってしまう
天使である私たちに残された記憶は名前と年齢だけ
生きてた頃はどんな性格だったのかさえわからないのだ
「先輩。どこにいくつもりですか?むぐむぐ」
マカロンを食べながら私の横にいる後輩は
莉乃という女の子だ。年齢は14歳らしい。
彼女は少し特殊だった
羽の色が一つは白色なのだが、もう一つは黒色だった
堕天使なのかと疑ったが、本人は
「別に運命恨んでないし~?てかどんな人生なのかも覚えてないし~」
とあくびしながらそう答えた。
とりあえず信じているが・・・・まぁいいだろう
「ちょっとした遊びだぞ~♪うれしいだろ~♪」
「いえ、全く」
「む~~!いいもん!あなたには今日のデザートあげませんからー!」
「は?(激怒)」
「すみません!もういいません!」
そんな風に仲良く(?)飛んでいると
雷の音が聞こえた。
どうやら嵐に巻き込まれたようだ
「くっ!皆離れないよーに!」
「先輩!前、前!!」
「へ?」
目の前に光が見える。
その瞬間激痛。私は重力にまかせて落ちていく!
「先輩!」
莉乃が手をのばすが、あえなく届かず
私は落ちていく。そして私の意識は途絶えた




