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ご褒美と修羅場

1試合目から強豪校で、完全にヤル気をなくしていた。

開始3分前。

「相手は強豪校だけど、自分達のペースを保って頑張ってください」

『はい!』

最後のクォーターまでフルボッコの状態だった。

内容まで書くのは野暮というものだ。

あえていうなら、メンバーを下げられた。

くらいだな。

ラストクォーター

「一言だけ」

俺の言葉に全員が集合した。

「アンタらは弱い。だけど、負けたと決めつけるな!悔いを残したくないなら勝つ気でやってこい!」

『……はい!』

沈黙の状態が怖かったが、まぁ結果オーライ。

試合は50点差でボロ負け。

3年は泣いていたが、その理由は……。

こんなことは言わない方がいいだろうな。


現在地、温泉

よくわからないが礼がしたいと言われ、連れてこられた。

温泉は嫌いじゃないし、むしろ好きに入るのかもしれない。

ガラッ

服を脱いで扉を開ける。

そこの光景というのは……。

裸、裸、裸、裸、裸、裸、裸、裸、裸。

ピシャリ

無言で扉を閉め、心の中で叫ぶ。

混浴ッッッッッ!!

どうりで全然人がいないわけだ。

「あの〜、全員が風呂から出るとき教えてもらえませんかね」

恐る恐る聞く。

「おっけ〜」

多分部長の返事。

安心した。

のも束の間、全員男子の更衣室に入ってきた。

『全員出ま〜す!!』

「はっ!?ちょっと何してるんですか!?」

全員で俺の体を持ち上げる。

「下ろしてくださいよ!」

『せ〜の!』

そのまま湯船へドボン。

なんの罰ゲームだよ。

「風呂を出る時ってブフッ!」

裸ジャン。

「君に少しでもお礼がしたくてさ」

部長さん。

「君は何も出来ない私達に熱心に一週間付き合ってくれたじゃないか。それが…嬉しくてさ」

副部長さん。

「わたひもれす!」

優希さん。

じゃねぇわ!こんなことしてる場合じゃないだろ俺!

「いやいや、それでなんで混浴なんですか!」

「年頃の男子なら……その女性の体が一番のご褒美かと思って……」

クズ野郎じゃねぇかそれ!

「そんなことのために見せないで下さい」

「私達じゃ不満か?」

「そうじゃなくて!大事にしてくださいって意味ですよ」

こんなことされたって……困る。

俺からは何も出ないし。

「ふっふっふ。実はな須藤」

部長さんが不気味な笑みを……。

「私達は君が園木と同棲してるのを知っているのだ!」

「ブーー!!なんでっ!?」

待て待て待て待て。

そんなの学校に広められたら尚更孤立するじゃねぇかよ。

「女子の情報網はすごいのだ!」

ドヤ顔でそんなこと言われても……。

「お願いします、それだけは広めないでください!」

座った状態で頭を下げた。

「広められたくないか?」

「はい」

「なら今日は私達にいじられろ!」

「へっ?」

俺が言葉を発した時には全員が俺に飛びかかる寸前だった。

大量の水しぶきと共に次々入ってくる。

まぁ、撫でたりだのなんだの。

色々された。

30分後

「ハァハァ……俺は出させてもらいますよ」

なんとか退治できた。

まさか優希さんがあんなに積極的になる日が来るとは……。

「カ〜ズ〜ヤ〜!!」

後方から聞きなれた声がどんどん近づいてくる。

振り向くと、見慣れた顔でドロップキック。

「可奈!なんでここにブッ!」

直撃。

またも湯船にダイブ。

「アンタねぇ、私がいないからって他の人といちゃいちゃして!」

「してないしてない!てか痛い!」

こめかみの部分をグリグリされている。

「なんでここにいるんだよ!」

「バカ会長から連絡が来たのよ!いちゃいちゃしてるって!」

なんであの人知ってるんだよ!

「あ、それ私が連絡しました」

優希さんやめてよ!

てか噛めよ!

「私の和也が優希に取られるところだったから」

朱音さんの登場。

てか、裸!

「タオルくらいしてきて下さいよ!痛い痛い!」

まだグリグリされてる。

「アンタが悪いのよ!いちゃいちゃして!」

「そうよ和也、他の人といちゃいちゃするから」

「いちゃいちゃいちゃいちゃ読者さん読みにくいでしょうが!」

ガチ修羅場?

じゃねぇよ!

朱音さんはともかく他は俺のことなんとも思ってねぇよ!

とうとう俺まで壊れた。

「痛い痛い!あぁぁ!理不尽だろぉぉぉ!!」

こめかみが痛くなる1日でした。

残り330日

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