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いそのかみ ふるのなか道 なかなかに

題知らず

紀貫之


いそのかみ ふるのなか道 なかなかに 見ずばこひしと 思はましやは

                          (恋歌四679)

※いそのかみ ふるのなか道:「いそのかみ」石の上。ふるにかかる枕詞。

奈良県天理市石上。石上神宮がある。ふるは、石上の内にある。「中道」はその地にある道。

※なかなかに:中途半端に。安易な気持ちで。


(石上の布留へ向かう道の途中にある中道と同じで)なまなかに(安易な気持ちで)関係を結ぶことがなかったのであれば、これほどまでに恋しいとは思わなかったのに。


中途半端な気持ちで、逢瀬をしたことにより、その後逢瀬が頓挫し、罰が下ったとでも詠むのかもしれない。


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