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あきのたの ほのうへをてらす いなづまの

題知らず

よみびとしらず


あきのたの ほのうへをてらす いなづまの 光のまにも 我やわするる

                          (恋歌一548)

秋の田の上に輝き照らす稲妻の光のような、ほんの一瞬だけであっても、私はあなたのことを忘れることなどできないのです。


※いなづま:「稲の夫」が語源とされている。雷と稲の交わりが、稲穂を結ばせると信じられていたようだ。


恐ろしい雷が鳴ろうと光ろうと落ちようと、私はあなたのことを忘れない、思い続ける、と言いたいらしい。

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