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うちわびて よばはむ声に 山びこの

題知らず

よみびとしらず


うちわびて よばはむ声に 山びこの こたへぬ山は あらじとぞ 思ふ

                          (恋歌一539)


わびしくて辛さのあまり、呼びかける声に、山びこが応えない山など、ないと思うのです。


どんな厳しい山(厳しい恋の対象か?)であっても、逢えないことを本当に辛く思い、必死に呼びかければ、応えてくれるはず、と詠む。


何度声をかけても応じてくれなかった深窓の令嬢を、涙ながらに更に口説こうとする、若い貴公子の歌のような気がする。

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