表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/311

今はとて 我が身時雨に ふりぬれば

題知らず

小野小町


今はとて 我が身時雨に ふりぬれば ことのはさへに うつろひにけり

                       (恋歌五782)


かへし

小野さだき

人を思ふ 心木の葉に あらばこそ 風のまにまに 散りも乱れめ

                        (恋歌五783)


今となっては、私の身は、秋の寒い時雨に打たれて、若さのかけらもなくなってしまいました。あなた様からかけられた約束の御言葉さえも、(何も残すべき意味もない)変わり果てた姿になっているのです。


(決して、そのようなことではありません)あなたという大切な人を思う心は、決して木の葉のような軽いものではありません。(それは確かに木の葉であるならば、風が吹けば、簡単に散り乱れるでしょうけれど)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ