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詩集「詩秋」 最終更新日2022/2/19

晩秋の詩

作者: 朝霧篠雨

朝の空には 赤やけた山があう


澄みきった 一日の訪れ


夜を追う鳥は 何を思うのか



青張る空には 白もやの雲があう


風を切り 鳥飛び上がる


空に散り舞う ただ枯葉だけ



暮れ染めの空には 橋があう


川に散り舞う 西滲む夕陽


駆けるあの子は 何を急ぐのか



宵の空には 紅をなでた木があう


暮れ残った 橙のすじ雲


前に這うまま ただ家路だけ



浮かぶ月には 灯りがあう


影残し行く 路々(みちみち)の人


ただ待つばかり 晩秋の(うた)



日昇る空には 朝霧があう


ただ消えて行く ただ過ぎて行く


ただ待つばかり 晩秋の詩

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