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200文字小説集 vol.2

突然の雨にはご用心2(200文字小説)

作者: 日下部良介

 電車が着く頃に雨が降り出した。電車を降りた私はバッグから折り畳みの傘を取り出して広げる。

 駅舎の屋根の下には雨宿りをしている人が何人か居る。その中に見知った顔があった。同じ会社の先輩。だから行き先は同じ。

「どうしよう…」

 入れてあげた方がいいのかも知れないけれど、その勇気が出なかった。結局、見て見ぬふりをしてその場を後にした。

 私が着いてしばらくしてからその先輩はびしょ濡れでやって来た。


 ごめんなさい…。




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