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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

通り魔が致命傷ではなかったようです。

作者: 棚から牡丹


俺は、いま道を歩いている。


道を歩いている。母と一緒に


身長はまだ、母の方が大きい。


母は意外と高身長であり、バレーの選手と間違えられる。


父は、チンパンジーと間違えられる。それも、チンパンジーに―。


俺は、只今、高校二年生。青春真っ只中なんってね。全くもって青春などない。


―おかしい。


今日は、三者懇談の日だった。俺、思うんだけど三者懇談の時って、


お父さんの確立低いよ。


てか、俺の場合は、お父さんの時は一度もない。


なんでかって?それは、お母さんの方が影響力強い。


―尻に敷かれる。


まあ、それより、成績が悪いと事態は深刻になる。


先生は話したいことが山ほどある。


この教科はあとこれぐらいとか。言われるけどできていたら苦労をしない。


苦労はしてはいない。


で、思うのがあっ。下には下がいる。そう下がいることだ。


40人クラスで俺が35位だと、そう下には5人いる。


これは―


もう、5人しかいないとは考えないのだ。


つまり―


現状維持に努めてしまう。


なのに―

次の定期考査では、

30点を下回る点数をとる。―赤点。


でも――


下には下がいる。


そう思ってしまうのだろう。


その話は置いておいて、生憎学校から家まで徒歩五分の所にある。―道路2つ挟んでナナメ方向にある。


めちゃちかい。


だから、お母さんと歩いて帰っている。


車で行く必要はない。


―その時


前に不審な人がいる。

自分で「私は不審な者です」と言っているような姿だった。

しかもこっちに近づいている。お母さんは俺の成績が思いもよらぬほど悪かったようで

しょんぼりしている。通り魔の場合は、母に向かってくるかもしれない

―でも

母は落ち込んでいる。


成績、悪すぎてごめんなさい。!!!


と心の中で言っておいた。





その瞬間、不審な者はナイフを出してきた。


これはまずい。と俺は思ったんだ。―本当にまずかった。


そう。不審な者は走ってきた。これはやばい。絶対に通り魔だ。


しかも、母の方に来ている。これはやばい。


そうして、もうまもなく、刺さると思ったとき、


俺は、母をかばった。



俺は、不審な者に腹にナイフを刺された。



俺は、めっちゃ痛い。



俺は、不審な者の姿を確認をした。男だった。しかも?毛深い??えええ???



俺は、出血がすごい。もう無理そうと思ったとき最後の力で、もう一度体を見た。



俺は、思った。



―――もう一本刺さってはいませんか!!



―――え??誰だ。刺した人は???


―――俺を合わして3人しかいないよな。




俺は、永眠をした。














と思ったら、



俺は、異世界に来ていた。


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