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ぷちしんわ 十二の巻

すみません、今回はぷちしんわになります。

ではどうぞ!

 初めに。

 これはハクたちの冒険の中で起こった短い閑話をまとめたものになります。時系列は基本的にバラバラで、本編とはまったく関係のないお話です。

 この手のお話があがるということは、作者が何らかの予定で小説をまともに執筆できなかった可能性があります。場合によってはかなり短いお話になっている可能性がありますが温かい目で見守っていただけると幸いです。


 キャラクター名の変更。

 基本的にキャラクター名の頭二文字を使用。わかりにくい場合は別途記載。









 「お土産」(登場人物・ハク、妃愛)


妃愛「お兄ちゃん!修学旅行のお土産買ってきたよ!」


ハク「お、おお、そうか。ありがと………」


妃愛「ちゃんとお兄ちゃんのこと考えて選んだんだよ!」


ハク(………う、うーん。一応俺も妃愛を守る目的で修学旅行にはついていってたからな………。だいたい妃愛が何を買ってたのか知ってるんだよね………。さすがに、それは言えないけど)


妃愛「というわけで、これ。受け取ってね!(妙に大きな袋を差し出す」


ハク「あ、ああ、ありがと………って、なんだこの箱!?むちゃくちゃ重いぞ!?」


妃愛「そりゃいつも助けてもらってるお兄ちゃんへのお土産だからね。奮発しちゃった!」


ハク「そ、そういうことならいいけど………。(なんでだろ、妙に寒気が走ってるんだよな)そ、それじゃあ開けるぞ?ふ、ふーう。気持ちを整えて………せいっ!!!」


ハク「………これは?(何やら怪しいオーラを放つ缶詰を手に首をかしげる)」


妃愛「あ、それはね。激辛八つ橋からさ百倍バージョンだよ!」


ハク「………まて。まてまてまて。ここに精霊女王様はいないはずなんだけど?というかこんなものが置いてあるお土産処ってなに?」


妃愛「え?普通に八つ橋屋さんに売ってんだけど………。ほら、お兄ちゃんのことだから戦いと同じようにお菓子も刺激が欲しいのかと………」


ハク「ちょっと妃愛さん!?あなたは俺に対してどんなイメージを持ってるのかな!?そこのところちょっと詳しく!?戦いと食事を一緒にしないでもらえますか!?」


妃愛「はい、ほらほら。次のお土産も見てよー!」


ハク「………なんか、すっごい雑に扱われた気がするんだけど。………んで、これは?(不気味な木刀を取り出す)」


妃愛「うん?木刀だけど?」


ハク「それは見たらわかる。というか修学旅行で木刀を買うのはある意味定番だから、そこも突っ込まない。いや、本当は女の子が僕つを買ってくることにも十分突っ込みたいんだけど、それはさておき………」


妃愛「だったらお兄ちゃんは何が言いたいの?」


ハク「いや、見たらわかるだろ!?この木刀かなりおかしいぞ!?なんか怨念みたいな瘴気が出てるし、鞘には血の跡みたいなものがついてるし!?霊感あるやつが見たら絶対に見えちゃいけないものが見えるから!」


妃愛「え?この血の跡とかオーラってそういう仕様じゃないの?」


ハク「どういう仕様ですか、それは!?よく見たらこれ血糊だけど、血糊でもそれを木刀に塗って販売する業者の顔が見たいわ!」


妃愛「うーん、だったらこれは?(ハクが持っているお土産袋に手を突っ込む)


ハク「………。こ、これは一見普通に見える金平糖だな………。でも色が妙に気色悪いような………」


妃愛「この金平糖、エスニック風味に仕上げてるんだって!でも味は保証するって言ってたよ!」


ハク「今までのお土産を見る限りまったく信用できないんだけど、その言葉!というかずっと妃愛の様子を見てたけど、そんな怪しいお店に入っていく姿見てないんだけど!?俺の見てないところでどんな行動してたの!?」


妃愛「え………。お兄ちゃん、修学旅行きてたの?」


ハク「あ………」


 その後。

 俺は小一時間妃愛に叱られたところでその夢は覚める。




 というどうでもいい夢オチ。


次回は本編に戻ります!

誤字、脱字がありましたらお教えください!

次回の更新は明日の午後九時になります!

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