二周年記念コメンタリー
今回は作者である私のコメンタリーです(笑)
ではどうぞ!
みなさん、こんにちは。まそらいろです。
本日をもって「真話に至りし者〜絶対最強の能力は異世界で通用しますか?〜」の連載が開始して二年が経過しました! 本当にありがとうございます! ここまでこれたのはみなさんのおかげです!
さて今回はこの小説の作者である私が、この二年間どのような思い出執筆してきたのか、そしてこれからの展開はどうなっていくのか、それをお話しする文章となります!まあ、こういうお話しってきりのいいときじゃないとできないので、丁度いいかと思いまして(笑)
ですので、そんな話興味ないよ!っていう方はブラウザバックを。少しでも読んでみたい!っていう方はそのままお待ちください。
ではいきます!
というわけで長いようで短いようであっという間に過ぎ去ってしまった二年間でしたが、正直に話すと何度筆を折ろうかわからないくらい挫折を経験しています(笑)
挫折というと少し変ですが、確実にモチベーションが下がりパソコンに向かうことさえもいやになる瞬間は多々ありました。特に小説の内容が中盤に差し掛かれば差し掛かるほどそれは顕著でしたね。盛り上がりもなければ極端に沈む展開でもない。平坦な内容が続いてしまうほど退屈なものはありませんでした(いや、そんなストーリー展開にしてしまった私が悪いんですけどね)
ただその中で、私が執筆し続けられたのはみなさんの応援と、書き続けてきた物語の中に生きるキャラクターたちを自らの手で殺すことはできないという使命感でした。
読者の皆様はどのように思っているかわかりませんが、私は自分の物語に何度も感動しています。自分を褒めるわけではなく、その中に生きるキャラクターたちの生き様に色々と思うところがあるんです。
そのせいで簡単には筆は折れない、私がやめてしまえばそれは二年間も一緒に歩んできた物語そのものを殺すことと同じではないのか。そう考えるとなんとしてでもこの物語を完結まで書ききらなければと思ってしまうんです。
ですから今、私がこの物語を紡ぎ続けられている大きな要因は大きく二つ。
みなさんがご自身の貴重な時間をさきながらこの小説を見てくれているという事実。
そしてなんとしてでも完結させなければ、という使命感。
この二つです。
だからこそここまで一緒についてきてくださっている読者のみなさんには改めて感謝を。
この小説を書き始めた時は、ここまで大きな小説になるとは思っていませんでした。何度か話していますが、書き始めた時は一章分のプロットしかなく、これからどうなっていくのか不安だったことを今でも覚えています。
そんな私にこの物語を愛する機会をくれ、今の今まで引っ張ってきてくれたのは間違いなくみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
そしてできることなら、完結まで一緒についてきてください。
おそらくこのままいけばいつかは毎日更新すらできなくなる日がくることでしょう。でも、何年かかってもどれだけの月日をかけても私はこの小説を完結させたいと思っています。
ハクとアリエスが紡ぐ物語の最後をみなさんにお見せしたい、その一心で私は今、筆を走らせています。
ということを踏まえて。
真面な目話はこの辺にしましょう(笑)こういう話は話している側も聞いている側も明るい気分にはなりませんから。
てなわけで、次は最近の執筆状況についてお話しします。
まあ、別に特段お話しするようなことではありませんが一応(笑)
正直に言うと今、ものすごく忙しいです(笑)一話書ききる体力も時間も全然ありません。リアルのスケジュールをこなしながら小説を書くというのは意外にも体力を消費します。
いや、だったらなんで二年前は一日三話投稿なんてできてたんだよと思う方もいるかもしれませんが、いやまあ、それは多分そのころの私が化け物だったんですよ、ええ、間違いなく(笑)
とはいえ、先にも言ったようにこの小説を打ち切るつもりはありませんのでご安心を。
ただ、時々ぷちしんわのような幕間が登場することもあると思います。それは作者の私がリアルの事情でどうしても本編を執筆できなかったとお考えください。
では次に。
少しだけ物語の内容について振り返っていきましょう。
といってもそれは以前にも何度かやっていますし簡単にまとめる形になります。
んじゃまず、第一幕から。
これは白駒がハクへとなる物語。
今までの世界とはまったく異なる世界に飛ばされて、それでもなお前を向く物語です。今思うとこの時の星神のラスボス感と言ったら凄まじいものがあると思ってしまいます。いまだに私の小説では星神を超える悪役は登場していませんし、いつか彼をどこかで復活させたいななんて思いが密かにあります(というか絶対に登場させるんですけどね)
そして黒菜とユノアの物語。
第一幕の後半に差し掛かったこの二つのお話はハクという存在の内面に迫り、同時に他人からどう思われていたのか、それを描くお話でした。
何度も言いますが私はユノアのお話が大好きです(笑)いつもアリエスと一緒にいてわちゃわちゃしているハクが珍しく格好よく感じてしまうストーリーなので。
またハクとは別の方法で幸せを掴み取った少女を描くお話でもありました。ユノアとレンとはたくさんの幸せを築いていってほしいと思っています。
そして第二幕。
その前半であるティカルティア編はアリエスが現実を受け止める物語です。ハクと一緒になり、一定の幸せを得たアリエスが妹として育ててきたアナと決別する前提で書かれたお話となります。
ハッピースタートからバッドエンドへ向かうことが確定しているストーリーを書くのは正直言って心が痛かったです。ただ、たとえ血が繋がってなくても、家族になることはできる。ハクに向けている愛とはまた違う愛を誰かに向けることで成長するアリエスを表現したいと思って書き切りました。
このお話はわりと評判がよくてホッとしています(笑)
で。
問題の第二幕後半。
真話対戦編。
こちらはなんとなくわかっているかもしれませんが、この小説史上最も暗いお話になります。
結局ハクが全て解決するんでしょ?という発想は通用しません。確かにハクは絶対で最強で全能なのかもしれません。でも彼もまだまだ完成されていない。力よりも心がまだ追いついていないんです。
それを同じように悩みを抱えている妃愛という少女と一緒に乗り越えていく、それがこの物語の主軸にあります。
加えて、この物語は最終幕に向けての大きな伏線へと繋がっていきます。実はもうその片鱗が見えてきているのですが気が付きましたか?ヒントはハクと妃愛に語りかけてきている謎の声。それを響かせている正体こそが真実に迫る鍵となります。
ではついでにこれからのお話について。
お気づきかもしれませんが、この真話対戦編は予定よりかなりストーリーの進行が遅いです(笑)どうしてですかね、思ったように話数のコントロールができなくなりました。
よってこの真話対戦編は当初言っていた百二十話ではなく二百話くらいになってしまうかと思います。書けば書くほど設定が溢れてくるというのはいいことなんですが、それがあまりに多すぎて正直私も困惑しています(笑)
そして最終幕。
全てのお話が完結する最後の戦い。
このお話は本当に長いです。
なにせ。
ハクたちにはもう一度、一から異世界を旅してもらうことになるので。
これ以上はまだ言えませんが、今まで謎に包まれていた究極神妃やその力についての全てが明らかになります。どうかそれまで一緒についてきていただけると嬉しいです!
では最後に。
この二年間の総ざらいということで、彼女の言葉で締めたいと思います。
結局、どんな物語を書いても私はまだまだ新米のまま。そしてみなさんと一緒にこの小説の中で冒険してみたいと考えています。
いつかこの物語が終わりを迎えるまで。
「ここまでは私たちの物語。でも次にこの世界で新たな未来と世界を作るのはあなたかもしれない。だから頑張ってね、新米冒険者君?」
少々くさい台詞になってしまいましたが二周年記念はこの辺りにしてお開きにしようかと思います。
今日初めてこの小説を見てくれた方には、末長くお付き合いいただけることを願って。
少し前からお読みいただいている方々には、感謝とこれからのご愛顧を願って。
連載当初からお読みいただいている方々には、数え切れない感謝とこれからのご愛顧、さらには長い物語に付き合わせてしまったことへの謝罪を。
そして全ての読者のみなさんに改めて大きな感謝を。
本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!
ではまた明日の物語でお会いしましょう!
次回からアリエスが現実世界に来た時のお話を三話ほどでお送りします!
誤字、脱字がありましたらお教えください!
次回の更新は明日の午後九時になります!




