ぷちしんわ 七の巻
すみません、今回は執筆する時間がありませんでした。
申し訳ありません。
ぷちしんわ、七の巻です!
初めに。
これはハクたちの冒険の中で起こった短い閑話をまとめたものになります。時系列は基本的にバラバラで、本編とはまったく関係のないお話です。
この手のお話があがるということは、作者が何らかの予定で小説をまともに執筆できなかった可能性があります。場合によってはかなり短いお話になっている可能性がありますが温かい目で見守っていただけると幸いです。
キャラクター名の変更。
基本的にキャラクター名の頭二文字を使用。わかりにくい場合は別途記載。
「パソコン」(登場人物・アリエス、赤紀、ハク)
アリ「や、やって、しまった………。ま、まさか手に持ってたコーラが躓いた反動でこぼれちゃうなんて………。それもハクにぃが使ってるパソコンの上にかかってびしゃびしゃに………」
赤紀「あれ?アリエスさん?お兄ちゃんの部屋で何やってるんですか?」
アリ「ひぃぃ!?え、あ、赤紀ちゃん………?え、えっと、その、何でもないよ?そうそう、何でもない。ハクにぃの読んでた漫画に足をぶつけて大変なことになったとか、そういうのないから!」
赤紀「は、はあ………。な、なんだかよくわかりませんけど、もうそろそろお兄ちゃんも帰ってくると思うので、一緒にお茶しましょう?最近は私もアリエスさんに頼りきりだったので、それくらいはさせてください」
アリ「ご、ごめん?気を遣わせちゃって。そ、そういうことなら今日はお言葉に甘えようかな………?」
赤紀「はい!任せてください!それじゃあ私、先にリビングに行って準備してきますね!」
アリ「うん、いってらしゃーい………」
アリ(よ、よし!なんとかばれなかった!赤紀ちゃんもリビングに降りていったし、今はこのコーラでずぶ濡れのパソコンのような何かをどうにかしないと!え、えっと、とにかく電源入るかな………?)
パソ「バチィッ!」
アリ「ひゃあああっ!?」
アリ(な、なに、今の音ぉぉ!?なんかパソコンから黒い煙みたいなの出てるし、というか画面真っ暗のままなんだけど!?わ、私、もしかして壊しちゃった!?)
アリ「い、いやいや、まだ慌てる時間じゃないはず………。そう、私はアリエス。ハクにぃのお嫁さんのアリエスなの。壊れたパソコンだって直せるよね、きっと!」
赤紀「アリエスさーん。大丈夫ですかー?なんか今、すごい音聞こえましたよー?(廊下から赤紀の声)」
アリ「ヒョエエアアァ!?だ、大丈夫、大丈夫!今、机に腕ぶつけて骨折れただけだから、気にしないで!」
赤紀「骨が折れた!?そ、それって一大事じゃないですか!ちょっと、見せてください!(ハクの部屋に入ってこようとする)」
アリ「ああ、ダメダメダメー!!!い、今、この部屋に入らないで!俺た骨が散乱してるから!」
赤紀「骨が散乱!?な、なんですかそれ!?と、とにかく救急車、救急車を………」
アリ「ああ、そ、それもやめてええ!?ほ、本当に大丈夫だから!、大丈夫だから!!」
パソ「ボンッ!」
アリ(ひゃあああああ!なんかパソコンが爆発したんだけど!?というかあれ、火出てるよね………?ちょ、ちょっと色々とまずくない?)
赤紀「アリエスさん!?なんか、すごく焦げ臭いですよ!?早く部屋に入れてください!私、アリエスさんが骨折れて、その骨が床に散乱して、部屋から焦げ臭い匂いがしたなんて絶対にお兄ちゃん言えないですから!」
アリ(私だって言えないよ、それ!!!というか話がこじれすぎ!い、いや、その前にこのパソコンをどうにかしないと………)
ハク「ただいまー………って、何やってるんだ、赤紀?」
アリ「あ、お兄ちゃん!実はアリエスさんの骨が折れて、その骨が床に散乱して、部屋から爆発音が聞こえて、すごく焦げ臭くて、お兄ちゃんの部屋に入れてくれないの!」
アリ(全部言っちゃってるうぅ!?隠すところなく全部言っちゃってるんだけど!?)
ハク「な、なに!?なんでそんな大変なことになってるんだ!?おい、アリエス!入るぞ、入るからな!」
アリ(え、ええい!こうなったら………どうにでもなれえええ!)
アリ「氷の終焉!」
ハク「は?」
赤紀「え?」
数分後。
ハク「これはどういうことかな、アリエス?」
アリ「………」
ハク「もっとわかりやすく言おうか?なんで部屋の中が極寒の大地に変わってるのかな?」
アリ「………え、えっと、ハクにぃのパソコンにコーラこぼしちゃって、そしたらパソコンから火が出て………」
ハク「だったら最初からそう言えええええええええええええ!!!」
この後、アリエスはこっぴどく叱られました。
次回こそ本編に戻ります!
誤字、脱字がありましたらお教えください!
次回の更新は明日の午後九時になります!




