あとがき
今回は番外編おのあとがきです!
ではどうぞ!
初めに。
このあとがきは通常のあとがきと違い、かなり短く、かなりラフに書いていきます。またこれまで明かされてこなかったキャラクターたちの詳細情報も記載していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ではいきます。
というわけで、無事にハクとアリエスの恋が実りました!いぇーい!パチパチ!
いやー、長かったですねー、本当。
ハクとアリエスが出会ってから私たちの時系列で一年と八ヶ月。この小説が始まった時にはまさかアリエスがこんなにも大きなヒロインになるとは思っていませんでした(笑)
というのも、この小説が始まった当初のヒロインは実は「リア」だったのです。作者が金髪が好きだったというのもあるのですが、主人公と最も近い距離にいながら結ばれない恋に悩む神妃様ってなんかいいんじゃない?とか思って書き始めた記憶があります。
だったのですが。
今はそんな設定は過去に消え去って、まさかのアリエスがヒロインのポジションに落ち着きました。まあ、今までのお話の中でハクとアリエスはすでに結婚していたので、そこまで新鮮味はないですが作者としてはようやく二人の気持ちが噛み合って安心しています。
ただ以前にも軽く触れましたが、このお話と比較して欲しいのが隻腕の救団編のハクとアリエスの気持ちです。あの時のハクとアリエスはすでに結婚していました。ですから、同じようなシチュエーションでも基本的に相手のことを考えるように書いています。
ですが今回はハクもアリエスもどこか自分中心に動いているのです。色々と態度が素っ気なく、どうにかなるだろう的な思考がちらついています。そういった変化にも意識を向けて読んでいただけると嬉しいです!
ではここからは作中ではあまり語られてこなかった設定をつらつらと開陳していきたいと思います。
まず、どうしてハクがアリエスの告白を渋り続けていたのか。
実はこれに関しては隻腕の救団編の中で語られています。ハクと結婚するということは、その配偶者であるアリエスもまた神様になってしまいます。よって現在のハクと同じように体の成長が止まってしまうのではないか、とハクは予測したのです。
ハクがアリエスに思いを告げたのがアリエスの年齢で十五歳前後。まだまだ成長期です。特に卑猥な意味があったわけではありませんが、ハクとしてはアリエスにちゃんと成長してもらいたかった、というのがこちらの答えになります。すぐにでも答えを出したいのはやまやまハクですが、アリエスの将来を考えると、このまま体が大きくならないのはこの先絶対にアリエス自身が後悔すると考えていたのです。
結局のところハクはいつだってアリエスのことを考えていたということです。まったく、つくづく変なところで気が回る男です。まあ、書いたのは私なのですが(笑)
で、次にハクは結局どうしてアリエスを選んだのか。
この小説のタグを見てもらえばわかるのですが、一応「ハーレム」が前提として書かれています。しかし実際に出来上がったのは、ハーレムではなくアリエス一人を愛するという物語でした。
ではハクは他の女性パーティーメンバーをどう思っているのか。
ぶっちゃけますとハクと他の女の子がくっつくルートも実は存在しています。特にアリス、リア、エリアの三人は中でも始中世界のルートとして実現する可能性が高かったメンバーですね。
ハクが一体誰を大切に思い、誰を守るために戦うのか。その分岐点はやはり初めの星神との戦いに際した冒険の中に散りばめられています。
ただ今回は、いえ、「唯一の」始中世界ルートとしては、アリエスがヒロインとして選ばれたのです。他の女の子たちがヒロインとして輝くルートは存在していますが、まず間違いなくこの小説の最終幕にはたどり着きません。予告されている最終部にたどり着くただ一つのルートがこの「アリエスルート」なのです。
で、このアリエスルートでは他の女の子たちはあくまでハクにとって大切な「仲間たち」でしかありません。そこに恋愛感情はなく、ハーレムを築く気もありません。
というか、ハクにハーレムは最初から不可能なのです。恋愛に対してチキンなハクではとてもではありませんが、多数の女性を手玉に取るなどできるわけがありません。
よって、色々なヒロインが輝く可能性があった、物語の序盤は多くの女性に囲まれていた、この二点から「ハーレム」というタグはつけられています。
そして。
そして、次はついに!
これまでずっと書いてこなかったキャラクターのプロフィールに関して。
これは全てをキャラクターを書き出すと本当に尺がなくなってしまうので、あくまでハクとアリエスの二人だけ書いていきます。また身長や3サイズに関しましては、どの時点のものなのか記載しますので、そちらを参考にしてください。
他のキャラクターに関してはまた別の機会で記載します!(実際、私自身パーティーメンバーのプロフィールは興味がありますので)
ではいきます!
・ハク(ティカルティア編終了後)
誕生日・8月9日
金髪赤瞳→白髪青瞳(人神化)
年齢・18歳(身体年齢)
身長・175cm
体重・67kg
物語の序盤はまさに「もやし男」と呼ばれるほど細く、体重も今より軽かった。しかし自身の力を鍛えていく過程で自然と筋肉がつき、今では細身ながらも男らしい体格へと変化した。しかし相変わらず女顔なので完全神妃化した際は女性と見間違われることもしばしば。これはリアの力を引き継いだ後遺症のようなものなのだが、実際は元から童顔だったことも起因している。
・アリエス(ティカルティア編終了後)
誕生日・11月5日
白髪青瞳(神姫化を使用すると瞳孔が赤く染まる)
年齢・19歳(身体年齢)
身長・163cm
体重・45kg
3サイズ・B86・W56・H84
物語序盤はまだ幼かったのでパーティーメンバーの中でのスタイルはそこまで飛び抜けてはいなかった。しかし十五歳を超えた辺りから急激な成長を見せる。目で見ても十分な大きさを感じ取れる胸は、シラに嫉妬を抱かせたほど。
ちなみに現時点でのバストサイズ順位は上から順にリア、ルルン、サシリ、ユノア(出産後)、アリエス、キラ、エリア、アリス、シル、シラとなる。
またアリエスは身体年齢と精神年齢をカラバリビアの鍵で止めている関係で、十六年という月日をティカルティアで過ごした今でも、その年齢はまったく変わっていない。
さらに容姿は以前よりも増して美しいものに変わっており、アリエス自身は自分よりもエリアや他の女性の方が綺麗だと思っているが、実際はエリアでさえ敵わないほどの美人に成長している。それはもはや万人が綺麗だと認識してしまうほど凄まじいもので、ハクの友人、守が現実世界にいるアリエスを見かけた瞬間、気絶してしまったほど。
これはアリエスがハクの配偶者となり神の領域に足を踏み入れたことによる容姿の自動補正が原因。もしアリエスがハクと結婚していなければまた違った顔立ちに成長していたとのこと。
とはいえ、アリエスの原型がなくなってしまうほどの変化ではなく、あくまでも元がよかったアリエスの容姿をさらに輪をかけて美しくしたというレベルのもの。
という感じになります!
正直言って今のアリエスを超えるバストサイズを持つ三人(ユノアは除く)は数字を記載するのも怖いですね(笑)だってリアにいたってはおそらく100cm超えると思うので(恐怖)
まあ、このプロフィールで一番私が意外だったのは、ハクが筋肉質の体に変わっているところでしょうか。ハクはまだ私の中でも「もやし」的なイメージがあったので、それが変わっているところを見ると、ハクも色々な戦いや冒険をくぐり抜けてきたんだと痛感してしまいます。いや、まあ何度も言いますけど全て私が考えてるんですけどね(笑)
とまあ、今回のあとがきはこんな感じでしょうか。
実際、この二人の恋はまだまだ続いていきます。二人の間に子供ができるのはそれこそこの小説が終わってからになると思いますが、それはまた別の機会に語ることにします。
むしろ余談になりますが、最終幕はほぼハクとアリエスの独壇場なので、久しぶりにイチャイチャしている二人が見れるかと思います!
ではここら辺で今回は筆を置きたいと思います。
最後に。
無事に結婚したハクとアリエスに祝福を。
二人の末長い幸せを願って。
ハク、アリエス。
結婚おめでとう!
P・S 二人の結婚式について深く言及していないのは実はわざとなんですよ(笑)
さて、お待たせしました!
次回から新しいお話が始まります!
誤字、脱字がありましたらお教えください!
次回の更新は明日の午後九時になります!




