プロローグ
見切り発車です!
別作品と平行して出すので投稿はすごく遅くなるかもです
そこのところよろしくお願い申し上げます
初めて見た景色は薄汚れた天井と古くなって所々がほどけている洋服を着た二人の若い男女だった
二人とも僕を見てとても申し訳なさそうな目をしている
チワワのような耳、尻尾を持っている女性が僕を持ち上げて‥‥‥‥「持ち上げて」??
はぁ!!?も、もちあげるぅ!?
え、僕と同じくらいの体型なのに!!
そんなこと考えているうちに女性の顔が目の前に来た
目の中にある自分の姿を見てみると‥‥‥‥
小さい手に小さい足、小さなチワワのような耳、尻尾をした男の子が写っていた
僕はこの時、整理のつかなかった情報のピースが当てはまった
僕はこの二人の子供だ‥‥‥‥二回目の人生が始まったんだ‥‥‥
ん?二回目?まるで一回目があったような言い方だな?
うーん、思い出せない‥‥‥
まぁ思い出せないなら無理に思い出さなくてもいいだろう
またいろいろと考えているうちに二人が離れて行った
二人を目で追って見ているときにふと思い、足の方から二人を見てみると足に手錠のようなものがついていてその2つを鎖で繋がれていた
手も同様だった
え?こ、これって‥‥‥‥もしかして‥‥‥
そのまま上に目をやると‥‥‥‥
首に首輪のようなものがついていた
あ、これは確定だな
僕は奴隷の二人の間に産まれたんだ‥‥‥‥。
誤字、ミス等を教えてくれると嬉しいです!!