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第8話:連行

 現場から数十メートル離れた場所に車を止め、大祐は通信機を使って沙紀に連絡を取る。

 「沙紀さん。大丈夫ですか?」

 「運良く死人は出なかった。とりあえず、犯人は気絶させて特殊拘束具を使って護送したわ。ただ、正気ではないみたいだから、病院行きかしらね」

 「そうですか?これからどうしますか?」

 「他の人間に引き継いだら帰るから。先に本部へ戻って、聴取の準備をしてて」

 「了解です」

 通信を切り大祐はひとまず安心する。

 (さて、戻るか。そう言えばいやに後ろ静かだな?さっきまで声が聞こえてたのに)

 大祐は、不思議に思いながらも沙紀の指示を実行に移すことにする。

 「お待たせしました。皆さんをこれから本部へと連行させてもらいます。と言っても犯人はあの男ですから調書だけ取らせていただくということで夕方までには終わると思います」

 大祐は3人にそう告げると車を本部へと向かわせた。

 道中、後ろの3人は一言もしゃべらず、大祐も特に声をかけることなく本部に到着した。

 車を駐車場に止め、3人を本部の正面へと案内する。

 本部を目にした瞬間、少女から言葉がもれる。

 「ここが警察署なの?」

 そんな少女を見て大祐は苦笑しながら中へと促す。

 (そりゃそうだ、俺もそう思ったからな)

 「さぁ、どうぞ」

 玄関ホールに来てそのままいつもの様に上の本部に向かおうと思ったのだが大祐はあることに気付きその場に立ち止まってしまった。

 「どうしたんですか?」

 急に立ち止まった大祐に少年は声をかけてくる。

 「いや・・・・・・・・・ちょっとね。・・・・・・・・取調室ってあったかここ」

 大祐は思わず呟く。

 それを聞いた3人から突き刺さる目線が痛かった。

 本当にどうしようかと思った時、天から救いの手が差し伸べられた。

 「大祐。なにやってんだ?」

 「田丸さん!!あのですねぇ・・・・・・・」

 声をかけてきた田丸に近寄り、大祐は耳打ちする。すると田丸は、大きな声で笑い出す。

 「会議室だよ。うちは取調室はないから、こういう場合は会議室を代用するんだよ」

 「助かりました。じゃあ、皆さんこちらへどうぞ」

 大祐は気を取り直し、3人を上へと案内する。そして会議室で待つようにと伝え、念の為施錠をして本部へと向かう。



手引き書を見ましょう(笑)

あと1話で本筋に戻る予定。しかし、本筋を書く上で

知識を得ないといけないのでもしかしたら時間がかかるかもしれません。

誰か周りで詳しい人いないかな・・・・・

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