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カルテット・マジコ  作者: piku2dgod


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85/130

Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 3 01

https://x.com/piku2dgod


本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24843658

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25490740

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26572256

CHAPTER 3



後日……。


吉濱姉妹のたまり場たるはちるの部屋には、どこかぎこちない午後の気配が滞っていた。

窓から差し込む西日が、畳の上に気だるい光の四角形を描いている。

制服姿のはちるは、その光の縁に背を重ねて、所在なげに立ち尽くしていた。

自分のものとは思えぬほど滑らかな人間の腕を、いぶかしげに撫でながら、まるで借り物のように見つめている。


ゲーセンにたむろする中学生みたいな、パーカーとミニスカートの姿をしたアシュリーは、ベッドに身を投げ、肘ついた片腕を枕に、静かにその光景を眺めていた。

今そこにあるのは、昨日までの姿とは決定的に異なる、毛皮を脱ぎ捨てた姉妹の後ろ姿だ。


かつて彼女を包んでいた獣性は完全に剥ぎ取られ、マスコットめいた愛らしさは、遠い記憶の彼方にしかない。だが、その喪失がもたらしたものは、決して空虚ではなかった。


ユキヒョウの毛皮という1枚のヴェールを失ったその身体は、わずかに引き締まり、これまでは、幼獣の面影に上手く包まれていたその「本質」を、残酷なまでに露わにしていた。それは、彼女という存在が本来――溢れんばかりに宿していた、豊穣なる“性”の気配である。


それは、「少女」と「女」の境界線で、危うい均衡がついに破られてしまった、その瞬間の、後には戻れないきらめきのようなこと。

内に秘められた肉体の熱量そのものが、官能的な気迫となって香り立ち、見る者の心を、抗いようもなく揺さぶるようになっていたのだった。


制服のチェック柄プリーツスカートに落ちる陰翳は、かつて毛並みが描いていた、細やかで曖昧さのあるものとは全く異なり、

天頂にある三日月のようにどこまでも澄み渡っていた。その布地は、ゆるやかな起伏を描きつつ、しなやかで張りのある臀部の曲線を、一切の誤魔化しなく、忠実に浮かび上がらせているのだ。


肉感的な太腿から、ひかがみへと束なる強靭な腱へ――全身に満ちる張りは、今にも四方へあふれ出しそうな、若さの躍動そのもの。


丸みを帯びた胸の存在感は、薄いブラウス越しにさえ、見る者の心へ切実なほどの圧力を伝える。

その悩ましげな、わずかな身じろぎにさえ、生地は敏感に応じ、香り立つような皺をいくつも刻んでいく。

――ちょうど、寝返りによってシーツに寄せられる、複雑な襞の連なりのように。


肉体のあらゆる曲線は、熱湯に風が触れたときのような揺らぎを纏い、

音もなく、しかし確実に、官能の蒸気を立ちのぼらせていた。


こうした一連の眺めに、いよいよ悪戯心を抑えきれなくなったアシュリーは、そっと声をかけた。



もしこのお話が面白いと思ったらぜひ身近な方にも教えてあげてくださいね

SNSなんかでもどんどん宣伝してくださいね!

面白くなくてもしてくださいね・・・

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