Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 22
日記
唯物論者は何をもって、自分と今現在のLLMを区別するつもりなんだろう?
その線引きってもうかなり限界が近いんじゃないだろうか。
少なくとも、「唯物論者を自認しながら、心の奥底では自分をコンピューターとは違う『特別な何か』だと信じている」……そういう矛盾を抱えた人たちは全員、信念の再定義を迫られるか覚悟を決めるべき時期に来ていると思うよ?私はね。
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神のごとき力を解き放ったまま、スヌープキャットは、重力すら支配下に置いてゆっくりと降下を始める。
遠く眼下、敵の墜落地点を、ただ無感情に見下ろしながら。
その空中での姿勢は、まさしく、かの「マン・オブ・スティール」が天空に静止する姿そのもの。背筋は1点の揺らぎもなく伸ばされ、
適度に開かれた両の手は腰元で力強く静止する。片足は天を支える柱のように真っ直ぐに、そしてもう片方の足はわず
かに膝を曲げ、完全な均衡と、内に秘めたる力を示していた。
やがて、その伸ばされた片足の爪先が、ほとんど音もなく、羽根が舞い降りるように、そっと地面に触れた。
しかし、彼女の足がむき出しの大地を踏みしめることはなかった。
スヌープキャットがただ1歩、また1歩と歩みを進めるごとに、世界は逆巻く時の流れに巻き込まれていく。
砕け散ったアスファルトは無垢な道へと還り、歪んだサイバーパンクの高層ビルは天へ向かって真っ直ぐ聳え立つ。
虚空に消えたホログラムの広告群は再び猥雑な光の言葉を紡ぎ、割れたガラスは音もなく窓枠へ舞い戻る。
その歩みの軌跡こそが、因果律を巻き戻し、破壊を創生へと還元する、神の御業そのものだった。
半壊した身体で、エイペックスはその光景を目撃する。
自らが刻んだはずの破壊の爪痕が、子供の悪戯書きのように、いとも容易く掻き消されていく。
それは修復などという生易しいものではないだろう。
彼の「行為」が、その「痕跡」が、ひいては「エイペックス・レジェンド」という存在そのものが、この世界から根本的にに拒絶されていく。
例えることもできぬ、唯一無二の感覚。魂が存在理由ごと消し去られていく、究極の絶望だった。
機械と一体化して久しい魂が、ようやく「無」という概念を、それも絶対に抗えぬ現実として思い出した直後のこと。
……そこから始まるのは、この世界における頂点捕食者が、格下の無礼な獣を一方的に蹂躙する様――エイペックス・レジェンドが、みずからの手で作り上げた存在によって完全な敗北を喫するまでの、長回しのワンシーンだった。
エイペックスの願いどおり「進化の極み」へと達した存在が、毛羽立つ筆先のような純白の闘気をその輪郭から揺らめかせ、ただ自然体のまま歩き出す。
その歩みには気負いがなく、1歩ごとに空間の理がしずしずと屈服し、景色がゆるやかに従う。だが、その瞳だけは、この世界の何ものも映さず、また何を映すことも欲しないかのように、ただひたすらに深遠な虚無を湛えていた。
対するエイペックスは、その絶対的な存在を前に、思考回路が焼き切れるほどの原初的な戦慄に襲われる。
全センサーが「理解不能」「分類不能」と警告を発し、彼の論理は赤いエラーコードに埋め尽くされる。
左の目が負荷に耐えかねて爆ぜた瞬間、彼は残された右腕の砲口から、生存への本能的な祈りを込めて、無数のビーム弾を乱射した――。
だが、その必死の弾幕さえ、彼女にとっては鬱陶しい羽虫の群れにすぎなかった。
最小限の動きで放たれ続ける裏拳が、光の軌道を自然に捉えては、いとも容易く弾き返していく。
連発するビーム弾はどれも虚空をさまよい、背後のビル群へと次々に着弾し、都市の廃墟に小規模な爆炎を刻むだけだった。
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