Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 13
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本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり
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(……埒が明かん!この獣人の体力と戦闘継続能力は、私の計算をはるかに上回る)
思考を切り替えたエイペックスの攻撃が、束の間、その苛烈さを増した。体を大きく開いて放つ決死のアッパーカットがスヌープキ
ャットの腹を完璧に捉え、
「ゔぷっ゛……!」
その小さな体を宙に打ち上げる。
間髪入れず、無防備な彼女の体をビルの壁面まで一直線に吹き飛ばす、追撃のソバットが放たれた。
お手玉のように獣人の少女を打ち据えた機械のゴリラは、何事もなかったかのよう軽やかに着地すると、その意識を街の広域へと
拡散させる。彼のサイコキネシスに応じ、ビルや放置車両から無数の機械部品や鉄骨が、金属の悲鳴を上げて引き剥が
された。それらは宙に集い、26世紀最大の知性が脳裏に描く設計図にしたがって、即興の拘束具へと組み上げられていく。
「しかし本当にそうか……?この女には、我が『創生の光』への無限の耐性があると?……なるほど、状況を鑑みても
一考に値する仮説ではある――」
「だがこうも言うぞ―― "Sola dosis facit venenum."――あらゆる物質は、その量によって毒にも薬にもなる、とな」
「……ならば、試す価値はある」
彼の口元が、歪な笑みの形に構成される。
「誰の邪魔も入らない状況で、無際限にビームを照射し続ければどうなるか、をな」
州庁、通称「ドラゴンズリーチ・ビル」。そのガラス張りの一面に、スヌープキャットは磔にされたかのように叩きつけら
れた。衝撃が走ってガラスが雪のように散り、500mを超える巨大構造物の壁面に、彼女を中心としたクレーターが刻まれる。
そこへ、エイペックスのサイコキネシスが組み上げた無数の鉄骨が、槍のように殺到した。「すくっ」という、極めて
精妙な音と共にビル壁に刺さり続ける装置の断片は、クレーターの縁を正確になぞり、歪な鳥かごのようにその身を囲んでいく。
そして――鉄片と鉄片の間に、青白い電磁パルスが迸った。交差する光線が、彼女を封じるための絶対的な檻を編み上げ
る。
「ぎにゃあああああああ!」
迸る高圧のエネルギーが、獣人の強靭な肉体を内側から焼き、焦がす。全身の毛が逆立ち、体は激しい痙攣を繰り返す。
やがて、その四肢から完全に力が失われ、彼女はただ、光の檻の中でぐったりと垂れ下がるしかなかった。
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