Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 11
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本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり
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「――やがて、天を覆うこの呪符たちも力を失い、乾いた音を立てて、枯葉のように地へと舞い落ちることだろう。
物換星移――すべての事象は、移ろいゆくからこそ美しい。だが、ほんの数分後の私ときたら、愚かなことに、
今この瞬間の激烈な詩想をすっかり忘れ、次なる"何か"に心を奪われているに違いない――より魅力的で、より革新的で、そしてより残忍な企てに。
しかしちょうどそんな時、風に運ばれた1枚の札が、懐かしい友からの便りのようにして、思索に火照った私の肩へとそっと舞い降りる。
――そして私はようやく思い出す。これこそが揺るぎない勝利の証となるはずだと、先ほどまで確信していたことを」
その予言に、ミーティスは唇を噛んだ。ドームの崩壊が間近であるという冷徹な事
実を、甘美な毒のように陶酔した言葉で告げられたのだ。彼女の表情から、最後の余裕が剥がれ落ちた。
空中の頭部は、まるで講義を再開する教授のように自信に満ちた声で語り続ける。
「これで残された山場は、君たちの母、オールラウンダーの突入と、炎の小娘、ホットショットの復帰だけだが……進化因子の蓄積はもう限界だ。
復帰には相当な時間がかかるだろう。つまり、君たちの戦力が揃って投入されるタイミングは、もうない。盤面は整った。私の勝利は、すでに確定しているのだよ、ミーティス君」
その言葉を裏付けるように、エイペックスの首から下は、より無慈悲な連撃をスヌープキャットに叩き込ん
でいた。強靭な体を打ち据え、白い体毛の下に、確かなダメージを蓄積させていく。突発的な首相撲か
らの、流れるような鋼の膝が、身を丸める彼女の体をあまりにも軽々と突き上げた。
「うっ!」
スヌープキャットはくぐもった悲鳴を漏らし、意識が遠のきかけながらも、
遠くで孤立する仲間――ミーティスを、切なげに見つめていた。
その健気な視線をあざ笑って、エイペックスの頭部が音もなく上昇する。
「!」
その動きに殺気を感じ、ミーティスは咄嗟にイムノを抱えて跳ぼうとする。だが、遅い。
まるで飛び上がるついでだとでも言うように、紅蓮の眼窩から『創生の光』が、遅延もなく放たれた。
「――!」
光に撃たれたミーティスの体は、吹き飛ばされるがままにイムノを手放して、糸の切れた人形のように地面を転がる。
だが、それはただのダウンではなかった。砂埃を上げて転がる最中から、彼女の華奢な四肢は、大きく膨れ上がっている。
骨格が変形する張り詰めた音。うつぶせの身を苦しそうに起こしかけたその時には、体は、見る影もなく一個の獣へと変じていた。
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