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カルテット・マジコ  作者: piku2dgod


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71/128

Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 11

https://x.com/piku2dgod


本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24843658

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25490740

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26572256


「――やがて、天を覆うこの呪符たちも力を失い、乾いた音を立てて、枯葉のように地へと舞い落ちることだろう。

物換星移――すべての事象は、移ろいゆくからこそ美しい。だが、ほんの数分後の私ときたら、愚かなことに、

今この瞬間の激烈な詩想をすっかり忘れ、次なる"何か"に心を奪われているに違いない――より魅力的で、より革新的で、そしてより残忍な企てに。

しかしちょうどそんな時、風に運ばれた1枚の札が、懐かしい友からの便りのようにして、思索に火照った私の肩へとそっと舞い降りる。

――そして私はようやく思い出す。これこそが揺るぎない勝利の証となるはずだと、先ほどまで確信していたことを」


その予言に、ミーティスは唇を噛んだ。ドームの崩壊が間近であるという冷徹な事

実を、甘美な毒のように陶酔した言葉で告げられたのだ。彼女の表情から、最後の余裕が剥がれ落ちた。


空中の頭部は、まるで講義を再開する教授のように自信に満ちた声で語り続ける。


「これで残された山場は、君たちの母、オールラウンダーの突入と、炎の小娘、ホットショットの復帰だけだが……進化因子の蓄積はもう限界だ。

復帰には相当な時間がかかるだろう。つまり、君たちの戦力が揃って投入されるタイミングは、もうない。盤面は整った。私の勝利は、すでに確定しているのだよ、ミーティス君」


その言葉を裏付けるように、エイペックスの首から下は、より無慈悲な連撃をスヌープキャットに叩き込ん

でいた。強靭な体を打ち据え、白い体毛の下に、確かなダメージを蓄積させていく。突発的な首相撲か

らの、流れるような鋼の膝が、身を丸める彼女の体をあまりにも軽々と突き上げた。


「うっ!」


スヌープキャットはくぐもった悲鳴を漏らし、意識が遠のきかけながらも、

遠くで孤立する仲間――ミーティスを、切なげに見つめていた。


その健気な視線をあざ笑って、エイペックスの頭部が音もなく上昇する。


「!」

その動きに殺気を感じ、ミーティスは咄嗟にイムノを抱えて跳ぼうとする。だが、遅い。


まるで飛び上がるついでだとでも言うように、紅蓮の眼窩から『創生の光』が、遅延もなく放たれた。


「――!」


光に撃たれたミーティスの体は、吹き飛ばされるがままにイムノを手放して、糸の切れた人形のように地面を転がる。

だが、それはただのダウンではなかった。砂埃を上げて転がる最中から、彼女の華奢な四肢は、大きく膨れ上がっている。

骨格が変形する張り詰めた音。うつぶせの身を苦しそうに起こしかけたその時には、体は、見る影もなく一個の獣へと変じていた。


もしこのお話が面白いと思ったらぜひ身近な方にも教えてあげてくださいね

SNSなんかでもどんどん宣伝してくださいね!

面白くなくてもしてくださいね・・・

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