Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 09
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……エイペックス・レジェンド、出生名を「パイプコック・ジャクソン」。
彼は、類人猿が地球の支配者として君臨し、そのまま宇宙を統べる超巨大文明となった26世紀の時間軸から来た、ゴリラ種の天才科学者である。
時空観測の研究を進める過程で、ジャクソンは、みずからの歴史には存在しない、超常的な能力を持つ個的生命――すなわち「超人」の
存在を他の並行世界に発見する。
彼はその力を、猿の帝国の盤石さを揺るがしかねない潜在的脅威と見なす一方、その発生原理を解明し再現できれば、
全マルチバースの征服すら可能になるものだと確信した。
この野望を実現するため、最初の実験場として選ばれたのが「カルテット・マジコ」の地球だった。
観測範囲内でも最も文明レベルが低く、しかも時代は「猿人革命」の発端となる2040年代。
ジャクソンにとってはまさに千載一遇の好機だったのである。
彼はこの世界に介入し、己が世界が成し遂げた「エイプがサピエンスを制した栄光の歴史」を移植することで、
頂点の捕食者たる彼らの支配を、全次元に対しより完全な形で確立しようと目論む。
この超種族主義者のヴィランは、26世紀のテクノロジーを惜しみなく搭載したテクノオーガニックのボディを持ち、
さらには極めて厄介な必殺技を備えている。
両の眼から放たれる、不気味なビーム。その光をひとたび浴びてしまえば、ホモ・サピエンスは、遺伝子を根幹から書き換
えられ、彼の『同族』――すなわち、ゴリラへと変貌してしまうのだ。
問題の本質は、その変身がもたらす「身体能力の変化」にある。常人であれば、これは確実な強化となるはずだが、
超常の力を宿すカルテット・マジコの4人にとっては話が違う。
ゴリラに毛が生えた程度の身体能力など、本来の戦闘力から見れば無に等しい。
皮肉にも、この「強化」とは、彼女たちの力を著しく奪う呪縛――まさしく「デバフ」に他ならなかった。
事態を深刻にするのは、この異様な外見では後方支援すらままならないということ。
人々を安心させるどころか、むしろ恐怖や混乱を招きかねず、
本来、鎮圧すべき混沌を、逆に助長する危険性すらあった。
こうした事情から、市民の避難誘導などの任務は、今回はもっぱら“母”オールラウンダーが担うこととなる。
……幸い、変身効果は永続ではない。時間さえ経てば、彼女たちはふたたび屈強な戦闘員へと戻ることができる。
結果として、この決戦は極めて奇妙なルールのもとで進行することになる。
――ビームを浴びてゴリラ化した者から前線を離脱し、「休憩」に入る。そして、効果が切れるまでの間、暇を
潰しながら、仲間との交代を待つ。
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