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カルテット・マジコ  作者: piku2dgod


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69/131

Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 2 09

https://x.com/piku2dgod


本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24843658

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25490740

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26572256

*


……エイペックス・レジェンド、出生名を「パイプコック・ジャクソン」。


彼は、類人猿(エイプ)が地球の支配者として君臨し、そのまま宇宙を統べる超巨大文明となった26世紀の時間軸から来た、ゴリラ種の天才科学者である。


時空観測の研究を進める過程で、ジャクソンは、みずからの歴史には存在しない、超常的な能力を持つ個的生命――すなわち「超人」の

存在を他の並行世界に発見する。

彼はその力を、猿の帝国の盤石さを揺るがしかねない潜在的脅威と見なす一方、その発生原理を解明し再現できれば、

全マルチバースの征服すら可能になるものだと確信した。


この野望を実現するため、最初の実験場として選ばれたのが「カルテット・マジコ」の地球だった。

観測範囲内でも最も文明レベルが低く、しかも時代は「猿人革命」の発端となる2040年代。

ジャクソンにとってはまさに千載一遇の好機だったのである。


彼はこの世界に介入し、己が世界が成し遂げた「エイプがサピエンスを制した栄光の歴史」を移植することで、

頂点(エイペックス)の捕食者たる彼らの支配を、全次元に対しより完全な形で確立しようと目論む。


この超種族主義者のヴィランは、26世紀のテクノロジーを惜しみなく搭載したテクノオーガニックのボディを持ち、

さらには極めて厄介な必殺技を備えている。


両の眼から放たれる、不気味なビーム。その光をひとたび浴びてしまえば、ホモ・サピエンスは、遺伝子を根幹から書き換

えられ、彼の『同族』――すなわち、ゴリラへと変貌してしまうのだ。


問題の本質は、その変身がもたらす「身体能力の変化」にある。常人であれば、これは確実な強化バフとなるはずだが、

超常の力を宿すカルテット・マジコの4人にとっては話が違う。

ゴリラに毛が生えた程度の身体能力など、本来の戦闘力から見れば無に等しい。

皮肉にも、この「強化」とは、彼女たちの力を著しく奪う呪縛――まさしく「デバフ」に他ならなかった。


事態を深刻にするのは、この異様な外見では後方支援すらままならないということ。

人々を安心させるどころか、むしろ恐怖や混乱を招きかねず、

本来、鎮圧すべき混沌を、逆に助長する危険性すらあった。

こうした事情から、市民の避難誘導などの任務は、今回はもっぱら“母”オールラウンダーが担うこととなる。


……幸い、変身効果は永続ではない。時間さえ経てば、彼女たちはふたたび屈強な戦闘員へと戻ることができる。

結果として、この決戦は極めて奇妙なルールのもとで進行することになる。


――ビームを浴びてゴリラ化した者から前線を離脱し、「休憩」に入る。そして、効果が切れるまでの間、暇を

潰しながら、仲間との交代を待つ。



もしこのお話が面白いと思ったらぜひ身近な方にも教えてあげてくださいね

SNSなんかでもどんどん宣伝してくださいね!

面白くなくてもしてくださいね・・・

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