Issue#03 I I Dreamed A Dream CHAPTER 3 16
愛包ダンスホールの歌詞を考察しようと奮闘したけど俺の手には余った・・・
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本家:ページ中にキャラのコンセプトアートなどあり
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また、この頃の時系列の中には、こんな場面がある。
それは、ある日の昼下がりのことだった。客足が途切れ、油と出汁が入り混じった香りが、店内に淡く漂う。
午後の気怠い光がカウンターを斜めに照らし、遠くで踏切の警報音がのどかに響いていた。
カウンターの奥では、ハヤカワが黙々と寸胴の灰汁をすくい続けていた。その深く刻まれた指先は、彼の歩んできた年月を静かに物語っている。もとは猟銃を握っていたはずの手だ、とおせちは思いながら、意を決してその背中に声をかけた。
「クマ人間なぁ、シノが……言うておったんですか。なにか、証拠のようなものがあったりしましたか?」
おせちの問いに、彼は手を止めずに答える。
「正直、確証はありません。最近の嫌がらせ――業務用の製麺機を置かれた件なども、まだ推測の域を出ません。けど、このコラボの本当の狙いは、相手の動きを警戒して現場を押さえることなんです。正直、おじいさんにありのままをお伝えするのは迷いました。もし本当なら、深入りするほど危険な話になりますから……。でも、いま現に被害を受けている方に黙っているのも、不誠実だと思いまして。遅ればせながら、お話しさせてもらいました」
その言葉に、ハヤカワは「ふん」と鼻を鳴らし、再び寸胴へと向き直った。
「……なるほどなぁ。そんなら……ああ、そりゃ今に始まったことじゃないさ。連中には、ずっとやられてきた」
「えっ?」
「――思えば、あのIMA20を仕留め損ねてから、おかしなことばかりだった。例えば、山に設置した箱罠です。一見すると何ともないが、獲物が中に入って仕掛けに触れても、入り口の扉を落とすための留め具が外れないように、ごく僅かに歪めてある。これじゃあ、中の餌をただ食いされるだけだ。ほかには、わしが目をつけてた獣道に、わざとキツい薬品の匂いをこすりつけて、獣が寄り付かんようにしてあったりな。身内がやるはずはねえ。そんなこと。だが、
やることがいちいち、猟師を的確に困らせることばかりだったんだ……」
「――だから、当時は愛護団体の中でも、特に事情に詳しい連中の仕業だとばかり思っとった。それにしたって
山のことを知りすぎてはおると感じとったが。だが、今にしてみれば、たしかに妙なこともあった」
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