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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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81話 再び島へ冒険に

アルは帰って来た。


だが今、怒られている。

それはもの凄い剣幕だ。トムとアスカ、ロビンも一緒に物凄い怖い、何も言えない。アルは黙って39分間怒られた。


アル「ごめんよ。もう行かないよ。」

アスカ「解ればいいのよ。」

トム「まぁ、行くときは一緒だよ。」

ロビン「信じられません。俺がどれだけ船を・・ぐちぐち」

ロビンの恨みが一番酷かった。


怒られた後は、島の話であった。見つけた島が無人島である事で、みんなで行ってみようと話になった。

今度は別荘を建てるとか、島で冒険するとかで盛り上がっていった。


数日後


みんなで島へ行く事になった。アルたちは、飛竜に乗り大空へと飛び発つ。


飛竜であれば、1時間かからずに島についてしまった。


トム「おーーー、なんかいいねここ」

アル「そうでしょう。いい感じの島だよね。」

ロビン「静かでいい所ですね、住みたくなる。」

アスカ「別荘に最適ね。エヘ。」

アルはさっそくアイテムボックスから宿泊用の馬車を取り出す。寝室用馬車とキッチン馬車だ。


飛竜たちに留守を頼み、アルたちは島の探検へと出かける。取りあえず島を一周する。



アルたちは、お喋りをしながら歩いていく。魔物の姿はまだ見つけられない。だが気配はする。魔物はいる。

島の外周は崖もあるが砂浜も有り。波も穏やかで出入りも出来そうで、人が住んでいない事が不思議に思えてくる。

アルたちは森の中に入っていく。森の中は暗い感じはない、至って普通の森だ。

森の奥に進んでいくと開けた場所に出る。そこは広かったアルはその広さに驚く。それは飛竜で上空からこの島を眺めていたからであった。上空から見た島にはこんな大きな草原は無かった。上から見みた森は、平原などなかったはずだ。

草原を見渡すと、家がポツポツと見える。人が住んでいる。


アルたちは家のある方に歩き出す。小さな集落だ、近づくと人がいる。人がいる。だが普通の人ではなかった。

アル「こんにちは。」

村人「・・・この島へ。この島へ先日来た者か。」

アル「ええそうです。知ってたのですか。」

村人「嗚呼、見ていたからな。」


村人はアルたちの船が島へ、たどり着いたことを知っていた。監視をしていたようだ。アルたちが何か島で行なえば、出てい行くところであったと言う。だが船は翌日には出航していった。

アルは、この島の事、そして自分達とは少し変わった外見の事を聞いていく。


アルはその人に角の事を聞く。角人は、笑いながら答えた。「やはり珍しいか。儂らにしたらこれが普通だ。角のない人の方が不思議だな」

アルはまぁ、そうだろうなと思う。角はそれ程尖ってはいない。角人は一本角と2本角がいると説明された。1本と2本の角人で違いは其れだけだと言う。

角人達はこの島で長く暮らしている。森の中には町もあり、角人も多くいると自慢げに語られる。


アルは上空から見た事を説明するが、島から出た事がないので分からないと言われそれで終わってしまった。

アルたちは、森の中の町に案内された。森の中の町は、森では無かった。当り前だ、ではなく森を抜けた先に普通に町があった。この島はおかしい。こんなの森の中には絶対になかった。上空から見た森は鬱蒼と木々が生えているだけの大きな森だった。平地は見えなかったし況してや、あんな草原など見逃すはずがない。


角人達はみんな穏やかな性格をしている。外から来たアルたちを、何の偏見もなく向かいいれている。

角人達に話を聞くと、たまに迷い込んでくる人がいるそうだ。いい人もいれば悪い人もいると話される。最もだとアルも同意した。


話しは色々と飛んでいくが、この島には人も住んでいると言う。迷い込んだ者達が暮らしている。

大陸が近い事もあり、たまに船が来て島を探索する者がいる。アルたちのようなもの達だ。だがここまで森深くまでは来ない、いや来れないそうだ。普通は魔物に襲われてしまう。普通人は角人よりかなり弱いそうだ。

アルたちが来た時から魔物の姿が一切見えなくなった。飛竜が原因だろうと言われる。魔物の中での強者であることで魔物たちが隠れてしまっていると言う。


外から来る者達も、外見から島を見てそれなりに大きな島だが、それなりだけであり。魔物の多いこの島に移住する意味がなかったのだろう。

何故か魔物たちは海岸近くの森に集中している。魔物たちはこの森深くにはあまり近づかないようだ。外に外にと行っている様だと説明された。


アルは話しを聞いてまとめてみると、ギルバート領の盆地に似ていると思う。森の中の盆地と森の中の草原との違いだけだ。不思議な場所と言われている、盆地と同じでこの地も魔力に溢れているかもしれない。角人が強いのも魔力が関係していれば納得できる。ギルバート同じ現象が起きているのだろう。


角人達はこの島で自給自足の生活を知れ居り、きちんと生活が成り立っている。そうでなければこんな大きな町は作る事が出来ないだろう島全体で2万人ぐらいが住んでいる。町には物が売られ、買われている。


其れからも色々と話を聞いていく。大昔にこの地にたどり着いた角人は、この地でもう長く生活をしていると言う。何故この地に来たのかは分からないと言う。興味がないようだ。


アルたちは一旦浜の方に戻っていく。また来ると伝えて町を出た。アルたちは島の事が気になり飛竜で上に上がる。飛竜から島を見ながら上へ行くと突然に景色が変わった。今まで見えていた町が森に変わった。森全体が外から何かを守るためにカモフラージュをしているように感じる。

外からは普通の島にしか見えない。町があるようには見えない。島の外周に人の気配自体がない事が一層そういう印象を与えているのだろう。


アルは何か、騙されているように感じていた。


飛竜で浜に戻り、アルたちは食事をとり、町の事を思い出している。

外見以外は人と同じ。人と同じような生活もしている。だが外に全く興味がない。

自分たちは外に出ないといっているようだった。


アルたちは次の日から島の事を調べ出した。この不思議な島の謎を解き明かそうとしている。


トムはこれが冒険だねとアスカは、お肌が荒れるわよいい。ロビンはこの島の利用を考えていた。

アルは、無言だ何かを考えている。






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