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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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7話 魔法とは?

翌日


アルは早速行動に出た。


魔法使いを探す為だ。


「えっ。おばあ様が。」


「何だ、アル知らなかったかおばあ様は治療魔法を使えるぞ。」

「クリフ兄、それホント。ありがと。」


アルはパタパタと屋敷の中を駆けていった。


「アルー、走ると怒られるぞー。」


アルは聞いていない。魔法使いが家族にいたのだ魔法の方が重要なのだ。


「おばあ様、おばあ様ーー。」

「どうしたのアル。」

「おばあ様は魔法使いなのですか。」

「フフフ、アル。治療魔法は出来るわよ。」

「す、凄いです。凄いです。おばあ様、凄いです。」


凄い、凄いの連発に祖母のイメルダは微笑んでいる。


イメルダは微笑みながらアルに説明していく。

「アル。私はねギルバート領に嫁いで来るまでは、治療魔法は使えなかったのよ。昔はね子供の死亡率が高くてね。それで色々と薬草を調合して試行錯誤を繰り返し偶然治療魔法もどきが使えるようになったのよ。」

「治療魔法もどきですか。」

「そうよ治療魔法もどきよ。アルは治療魔法ってどんな物だと思っているの。」

「えーっとですね。病気を一瞬で治したり、怪我を一瞬で治すとかです。」

「フフフ、そうよねみんな治療魔法はそう思うわよね。だけどね私の治療魔法もどきは少し違うのよ。」


イメルダの治療魔法もどきは、通常の治療魔法と呼ばれている物とは違っていた。治療魔法とは魔法使いが一瞬で治療すると思われている。治療(ある程度の怪我や病気)は一瞬だが、不治の病や四股の再生などは出来る者はいない。

イメルダもまたそういう者達と同じだが、イメルダの治療は薬草を使うのである。

元々、イメルダは薬草に詳しく、薬の調合などができた。


村で具合の悪くなってしまった子供たちの治療をイメルダは行なっていた。

薬草の知識を生かし、魔力を込めて(本人は魔力と思っていない)製薬していった。そんな薬を子供たちに飲ませたり、貼ったりして治療行為を行っていった。イメルダの治療魔法もどきは薬と同時に手当と呼ばれる行為をする事だ。

痛い所、熱のある所などに手を当てるだけである。

イメルダが手当てを行なうと治りが早くなる。ほかの者達もイメルダをまねて手当を行なったが何の効力も出なかった。


イメルダの治療行為は、魔力による自然治癒力の活性化である。薬草もその助けをしており、イメルダの知識が的確に治療していく。

イメルダは人の体の構造を知っていたから効きがよく。体の仕組みを知らなければいくらイメルダであっても治療魔法もどきは出来なっただろう。


「アル、この本は貸してあげるわ。」


イメルダは2冊の本をアルに渡す。



「これは、薬草の本と人の構造ですか。」

「フフフ、人の構造の本はかなり気持ち悪いわよ。私以外に読んだ人はこの村にはいないわ。」


まさかの発言にアルの顔が引き攣る。


「覚悟して読んでみます。」


人の構造という本は、かなりの変人(天才)が人は何故死ぬのかと疑問に思い。権力と金を使い。人を解剖して発見したことを綴った本である。この本は、教会のから発禁とされた本であった。



アルはその日から数日部屋にこもった。



人の構造という本は、かなりグロテスクな物であったが妙に納得できた。血液が流れないと死ぬ、心臓がポンプの役目をしている等、この世界の人達では納得できないものばかりが書かれていた。だがアルはその考えがスッと入り、納得できる物であった。


成程、成程、魔力、魔素があるのか。魔力を使える人が魔法使いなんだ。

魔力の元が魔素であり、自然界に溢れている。人も魔力を作る事が出来、魔臓器なる臓器があった。地球でいう盲腸がこの世界の魔臓器である。この魔臓器は人によっては全く機能していない者達もいる。必要としなければ働かない臓器なのである。例えば過酷な環境での生活であれば、魔力を作り身体強化したり、寒さ熱さに強くなったりと魔力を元に変化させている。


(ん、そういえば火事の時に非力な人が大きなタンスを担いでいたな。腰の曲がったおばあさんもピンと腰が立って走ってもいたよな。人って能力を隠しているんじゃないのかな。)

アルこの考えは妙に納得できる物があった。

(魔力が人の能力(制限)リミッターを外すカギなのかもな、魔力は人を活性化させる。10日かかる怪我を1日で治せるし、もし意図的に魔力を操作出来ればやれることが広がるよな。)


この世界の魔法使いたちは、魔力は体内の魔力を使い果たし無くなれば、回復するまで何も出来ない状態となっていた。



アルは屋敷を飛び出し、秘密基地に走った。



「トム、アスカ実験だ。」

「「・・・・・・・」」

「魔力だよ、魔素の実験だよ。」

「「・・・・・・・・」」

アルは必死に説明をする。少しだけズレているがそんな小さなことは全く気にしない。


「魔法はねぇ魔力を操る事が出来ればみんな魔法使いになれるんだよ。」

アルのこの一言に乗らない子供は誰一人いないだろう。子供はみんな魔法使いや騎士に憧れているのだ。


トム「まままま魔法使い」

アスカ「私にも魔法が使えるの?」

アル「たぶん使えるよ。た、たぶんだけどね・・」

アルは少しビビった。


トム「どうやれば魔法が使え売ろうになるのアルー。」

アル「アスカまずは、魔素と魔力だ。魔素は今この周りに一杯あるんだ。魔力は自分の体の中で作られているんだ。」


このアルの断言した言葉は、トムとアスカは疑わない。アルは間違ったことは言わないをインプットされているからだ。



トム「へーーー、魔力って体の中にあるんだ。」

アル「そうだよ、トム。」

トム「でも体の中にあるって言っても分からないよ。」

アル「うっ・・そ、そこで実験だよ。実験。」

アスカ「アルどうやって実験するのよ。」


アルは実験の内容を全く考えていなかった。困ったアルは必死に考える。


アル「ほ、ほらたまに無風の夜にキラキラしているだろう。まずはそれを調べる。」



このアルのただの思い付きは間違ってはいなかった。無風の夜にキラキラと輝く物はまさしく魔素が集まった物なのだ。魔素は通常目に見えないほど小さいが何らかの自然現象によより魔素が集まり目に見える大きさになってしまう事がある。



アスカ「妖精を見つけるの。」

アル「あれは妖精じゃないよ、まぁ魔素を妖精とするなら妖精なのかな」

アスカ「妖精が魔素ってことね。」

トム「へーー、魔素って妖精なんだ。」


アル(まぁ、納得してくれればいいかな。)








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