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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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63話 スキルオーブを求めて

ギルバート金行本店で、預金業務、貸付業務、為替業務を行なった。預金は万民用(預け引出し自由)、貸付は商店、農家など個人経営を対象として、大手商会は今のところ融資は行わない。

為替は商店、商会用として仕入れの金を持ち歩くことなく。取引できるようにするためである。

このシステムに大手商会は食いついた。各地に支店を持つ商会は、金の輸送だけで護衛を雇っている。経費がかさんでいる。

この金行はギルバートだから出来るシステムといえた。万一金行で資金が不足しても本店からワイバーンで数時間で運ぶことが出来る。

ギルバートの資金力で信用は王国以上となっている。


リーフ王国の経済活動で、世界が動き出す。

今迄の輸送が、馬車でのろのろと運ぶことしかできなかった。それがワイバーン輸送が出来た事で変わり。アイテムボックス持ちがワイバーンに乗り、遠方へ運ぶ。これが世界を変えた。

今はまだ各国の首都だけだが、段々と広がっていく。


ギルバート伯爵家は王家に気を使い。金行を国営リーフ金行を提案する。リーフ金行は国内と国外(首都)に支店を提案した。アルはリーフ金行となるべく被らないようにギルバート金行の支店を出していく。

リーフ金行とギルバート金行は提携する事で同じ金行の様に業務が出来る。

要は利益は別に業務は一緒でだ。


金がまわれば経済が動く、人の動きが活発になっていく。ギルバート領も人で溢れてきた。まだまだ開発が追い付かない事で大変な事態となっていた。あの広い盆地が狭くなってきた。

そして海外からの移民が増えている。リーフ王国の豊かさが(噂)国外に広がり人々が移民としてやってきている。これが今問題と成りつつある。

人手不足であるリーフ王国は移民の受け入れを認めている。だが外国は移民を返せと訴えている。外国で暮らせなくなり。仕事を求めての移民がほとんどである。戦争で住む場所がなくなりリーフ王国に来る者もいる。

軍議力の上がったリーフ王国に今手を出す者はいない。東のハイゲンはいまだにきな臭いが、ワイバーン騒動以来大人しくなっている。


アルも東には一切の商会、金行はない。


そんな忙しい日々を過ごしていたが、アルにアンネがお願いをしてきた。


アンネ「アル様、お願いがあります。私と弟をダンジョンに連れて行ってください。」

アル「エッ、伯爵だよね。別に戦わなくてよくない。」

アンネ「今は戦わなくてよくなりました。ですが前のような状況の時、もし力があればと思ってしまうのです。どうかダンジョンへ、お連れください。」

アンネは計算高かった。アルに休暇を取り黙ってダンジョンに行く事が出来るがしない。アルに連れて行ってもらいスキルオーブを手に入れ、弟を強くしようと考えている。

アル「まぁ、そうだよね。強かったら違っていたかもね。いいよ、弟君(ローゼン8歳)も一緒に連れて行こう。」



アル、トム、アスカ、アンネ、ローゼン5人がダンジョンに向かう。その事を聞きつけた。レイモンドとサリーが合流してきた。


アル「マジか。」

7人でダンジョンへ潜ることなった。中にはカインとクリスも60層にいる。アルは何とかなるだろうと思い。下層を目指す。


先ず20層迄一気降りる。20層の宿で宿泊して体を休める。20層の身体強化は混んでいる為に飛ばす。

そして40層を目指していく。その間はみんなで訓練、訓練である。アンネやローゼンは戦闘の素人だ。手取り足取り教えながら進んでいく。何とか形になっていく頃には40層に到達する。

40層で予約している三日を有効に使う。最初にアルたちが戦い、剣、槍、弓とアンネ達に取得させるそれから戦わせる。やはりダンジョン内であれば豪剣、豪槍、豪弓になっている。


アンネとローゼンは剣と弓を使い何とかハイオーガを倒すことが出来た。そして後2日半、レイモンドを含めて鑑定とアイテムボックスを求めて戦いまくった。そして何とか鑑定1つ、アイテムボックス3つを

ゲットした。鑑定はローゼン、アイテムボックスはローゼン、アンネ、レイモンドとなった。そこでとんでもない事が起きた。

レイモンドはアイテムボックス(小)をもう持っている。それをスキルオーブをもう一度使ったのだ。

そしてアイテムボックスが進化した。アイテムボックス(大)となったのだ。

これにアルが驚いた。「実験しなきゃ」


そんなこんなでワイワイ、ガヤガヤと40層が終わり60層を目指す。


流石に40層からはアンネ、ローゼンにはキツイ、40層迄でもかなり助けられて進んできた。アルもみんなを守りながらかかなりきつくなってきた。そこに偶然応援が到着した。カインとクリスが上にあがってきたのだ。偶然会った、がアルに協力してまた下へと向かった。


カインとクリスが加わると安定した。強者二人の加入は絶大な効果があった。


そして等々、60層にやってきた。

もうワイバーンは簡単に仕留められる。手順に従い狩りを行なう。

アル「カイン兄お願いねー。」

カイン「おう、クロウいけーーー。」(クロウはカインのワイバーン)


クロウがボスを上空から叩き落す。落ちたワイバーンをアンネとローゼンが止めを刺す。

流れ作業で狩りを行ないアンネ、ローゼン、レイモント、サリーと4回繰り返す。


アル「もしかして、ワイバーンもアイテムボックスと同じことが起きるのかな。」

サリー「起きる予感がしますわ。」

アル「俺もやる。」と宣言する。

そうなるとカインとクリスも同じになる。数回ワイバーン狩りを行なう。


そっしてまずはアンネローゼとローゼンがスキルオーブを使う。いつも通りだ。

アルが次に挑む。スキルオーブを胸に当てる。スキルオーブは胸の中に吸い込まれる。が何も変わらなかった。

アル「何も変わらない。ガーン。無駄だったなー。」

カイン「たまにはこうう事もある。それよりワイバーンを一回出してみろよ。変わっているかもしれないだろう。」

アル「それもそうかな。」


アルはワイバーンを外に出す。「ん、少し大きくなった。??」

カイン「スキルオーブもいう1個使ったら、進化するんじゃないか。」

アルはカインの一言でやる気になる。そして「マジか」


カイン「マジか」クリス「マジか」サリー「凄いー私も欲しい。」


他「「「・・・・・・・・」」」


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