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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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55話 ワイバーン

アルはワイバーンの気を引き、的になる。ワイバーンはアル目掛けて急降下してくる。

クリスとカインが駆けていく。だが祖父と父の元へだ。


祖父と父を踏み台としてカインとクリスを上空へ投げる。

身体強化を使い。カインは父に向って走る。そして父の結んだ両手に片足をかける。父は足が掛かった瞬間に大きく両手を持ち上げる。「うおおおおおおーー」

カインは己のジャンプ力と父の助力で高く上がっていく。そして迫るワイバーン。カインはすれ違いに剣を振りぬく。


一瞬遅れてクリスが上がってきた祖父がクリスを投げたのだ。クリスはカインが3分の2を斬った、首に剣を振りぬいた。ワイバーンは首と動が離れ落ちていく。同時にカインとクリスも落ちていく。


ズドッ。ワイバーンが地上に落ちた。


クリスとカインは祖父と父が受け止めていた。


カイン「これ普通死んでるぞ。」

クリス「あの高さから落ちたら死ぬよ。」


カインとクリスは2,30Mは飛んだ。そして落下、普通に死ぬ高さだった。


アル「ごめん落下の事、忘れてた。」


祖父「よくやった。」

父「5人いなければ倒せなかった。」

カイン「だよな。」

クリス「5人一人でもかけてれば無理でしたね。」

アル「倒せてよかった。」


5人はワイバーンをみる。するとワイバーンはスキルオーブをに変化する。


「「「「「おおおおーーーー」」」」」


祖父「クリスお前が最初だ。」

クリス「えっ、‥‥じゃ使ってみます。」


クリスはスキルオーブを胸に当てる。クリスの中にオーブはスッと吸い込まれる。


アル「・・・・・・・ど、どうですか。」


クリス「す、すごいよこれ。ワイバーンだ。アハハハハハハ。」


クリスは4人に説明する。スキルオーブはワイバーンであり、それもティムしていると言う。


アル「要はティムしているワイバーンという事ですか。」

クリス「そうそう、俺のワイバーンを見せるよ。」


クリスは、ワンバーンを表に出す。先ほどのワイバーンと全く同じだ。だが攻撃してこない。クリスに頭をこすりつけて甘えている。クリスはワイバーンの背に乗るとワイバーンは勢いよく飛び発つ。上空を飛び回っている。

残された4人は上を向きアホ面している。ポカーン。


それからは簡単だった。40層の時間が4時間ではなく6時間であったが、6時間後にワイバーンら現れ簡単に倒すことが出来た。クリスのワイバーンがボスのワイバーンより上空から急降下して地上へ叩き落して仕留めた。



5人は、必死にボス(狩り)戦をこなした。10日という長期滞在となってしまった。だがその数、何と

24個もスキルオーブを手に入れていた。


アル「もう少し狩りませんか。」

祖父「もうよいだろう。25個もあるしな」

アル「ワイバーン隊作りませんか。戦争でも大活躍しますよ。空からの攻撃何てありませんから。」

祖父は父を見る。

父「ワイバーン隊を作りましょう。伯爵位は確実でしょうが、念のためです。」

祖父「そうだな。やるか。」


それから10日狩りを続けていった。そしてやっと地上に出る事になった。


地上ではギルバートの者達が戻ってこない事で大騒ぎになっていたが、祖母と母は全く気にしていなかった。遅いと言う事は狩りをしていると思っていたようだ。ダメならば早々に引き上げてくると思っていたようだ。ダンジョンで死ぬなど全く考えていなかった。



祖母「お帰りなさい。」

母「長かったわね。」

「「今帰った」」

「「「ただいま」」」



翌日、アルたちは実験をしていた。スキルオーブは使えるのか。ワイバーンはティム出来るのかの実験であった。


アル「母上、おばあ様、いいですか。」

祖母「大丈夫よ」

母「ワイバーンね。いくわよ。」

母と祖母は同時にスキルオーブを胸に当てる。スッと胸に吸い込まれる。


祖母「これがスキルね。分かるは。」

母「ワイバーンね。」


祖母と、母はすぐにワイバーンを表に出す。


アルはアレ?同じだ。ダンジョン内と同じ効果だ。上位版じゃない。と思ったがやはり違いはあった。

祖母と母のスキルオーブは一度出したワイバーンはそのままとなっていた。スキルに戻すことが出来なかった。

祖母「全く問題ないわ。ワイバーンを飼えるのよ。フフフ。」

母「ワイバーン可愛いわ。ふふっ。」


アルたちはこれなら使えると確信した。


その夜


アルたちは又会議をしていた。持って来たスキルオーブの割り振りをしている。


祖父「家族分を引いて50個だ。」

父「陛下に献上分は、陛下と5人の王子と王女と王妃分ですか。」

祖父「王妃は二人いるから8個だろう。」

アル「そうなると残りは42個ですか。ワイバーン隊は3頭で小隊、9頭で中隊、指揮官1頭で10頭で1個中隊としたいですね。

「父そうなるとんーーー4、30個で3中隊だな。」

クリス「残りの12個は王都とギルバート領(各地)の伝令用で行きましょう。」

祖父「そうだな。ワイバーンならば2時間もあればつくだろう。王都へ行くのが楽しみだ。くくくっ。」

父「王都についたら大騒ぎになりますよ。」

祖父「そうだ王都へはクリスお前も来なさい。ワイバーンを仕留めた者として陛下に献上しなさい。」

クリス「はい。」

アル「カイン兄、頼みがある。又潜ってワイバーンを狩っておいて。」

カイン「他の者達を連れて行けってか。いいよ行くよ。楽しいしな。」

祖父「アルもっと増やすつもりか。」

アル「軍事利用じゃないですよ。経済に利用します。アイテムボックス持ちがワイバーンという足を手に入れるんです。輸送が変わりますよ。」

クリス「凄いなアルは、考え方が全く俺とは違うな。」



翌日、5頭のワイバーンがギルバート領を旋回している事で大騒ぎとなる。町の者達はギルバートだからとかなり冷静であったが他所から来た者達は、ワイバーン(竜種)という事でパニックとなってしまった。ジーンが町出て説明をしてやっと治まった。だが噂が物凄いスピードで広まっていった。


60層のスキルオーブはダンジョン町で話題になる。60層の情報公開をおこなっていない。ギルバート家がまだ制限を掛けている。2,3カ月後を目途に公開すると発表した。地図と討伐のやり方を公開すと発表した。


だが、60層へ行ける者達はかなり少なかった。20層で身体強化、40層で全てのスキルオーブを持つ者以外に成功する者はいなかった。




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