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465話 悪魔

俺は悪魔だ。まだ名はない。まぁ後で適当に名乗るけどな。

へへ、俺様は、まだ生まれて1日も経っていないがかなり強いぞ。その辺の種族なんかには負けないだろう。だが悪魔は俺一人しかいない、眷属か同族を増やさなければいけない。

どうするかな、どこかに適当な者がいないか探すとするか。


俺は空を飛びながら探していく。



すると種族同士の争っている村があった。俺は早速地上に降りて観戦だ。

その争いは、兎人と狸人の争いのようだ。俺はそいつらの争いをかけに隠れながら聴いていた。

(へへ、面白いなこいつら。兎人と狸人が争いをしている。)


争いの原因は分からないが、皆かなりいきり立っている。


兎「許さない。」

狸「許してくなくて結構だ。この村は俺達の支配下に置く。今後は貢物を納める様にな。なーに簡単な事だ。酒を造って持ってくるだけだからな。」

兎「誰が従うか。」

狸「あれいいのかなぁー、そんなこと言って兎人死んじゃうよ。」

兎「・・・・・」


どうやら狸は兎人を人質に取っ営るようでこの村の兎人たちを支配しようとしているようであった。



悪魔「かっ、支配だと気に入らないな。」


悪魔は突然兎人と狸人の目の前に現れると狸人を殺してしまう。


殺されていく狸人もびっくりして応戦していくが自力が全く違い簡単に殺されていくのであった。

突然の事で兎人も驚いているが、狸人が全て殺されて死うと兎人も拙い事になるのだ。


兎「待って待って、待ってーーー。そこの方、狸人を殺さないで。」

悪魔「あー、何人か残してやるよ。そいつらは好きにすると言い。拷問するも埋めるのも自由にしていいぞ。」

兎「違います、そんなことしませんから。」


兎人は悪魔に必死で訴えている。子供たちが狸人に捕まっている為に救出しなければならないと説明していく。その為に居場所を吐かせなければならず。何人か生かせてくれというものであった。


悪魔「なら偉そうな、こいつと此奴だな。ほれ好きにしていいぞ。」

ポイッと投げられた少し偉すな狸人は恐怖で気絶していた。


悪魔は、しらけたのか狸を殺す事を辞めてしまったが、狸たちは恐怖から身動き一つ出来なくなっていた。


ポイッと投げられた狸人二人は、兎人に水をかけられて意識を取り戻している。


狸人は周りをキョロキョロと見回すと周り中兎人であることに気付く。狸は先ほどまでの話でまだ自分達が有利であること思っているようで、いきなり狸人は怒鳴り兎人を使って伝令を出そうとしている。


狸「早くしろ、何をしているんだ。緊急事態なんだー。」

兎   シラーーーーーー。


そこで狸人は、兎が異常な目で自分を見ている事にやっと気づく。


狸「なな何をしているんだ。お前たちも殺されてしまうぞ。」

兎「そんなのはいいんだよ。子供たちは何処にいるんだ答えろ。」

狸「いう訳ないだろうが。」


兎は、怒りに任せて狸を殴る、殴る殴り続けて往く。


そして一人の狸は死んでしまっていた。

そしてもう一人に兎が迫っていく。

狸「く、来るなーーー。言う言う言うから殴らないでくれあんな死に方はしたくない。」

この狸は知っている事をべらべらと喋り出していく。


兎人「其処のお方、まだ生きている狸人を譲ってくれませんか。」

悪魔「おういいぞ、だが条件がある。」

兎「条件ですか、かなえられる事であればいいのですが。」

悪魔「なに簡単だ。俺がこの村に住む許可だな。」

兎「そんな事でですか村のルールは守ってください。」

悪魔「おう。」


悪魔から引き渡された狸人、十数人はまずは殺されてしまった狸人たちの処理をさせられている。

同族を殺した者に従わなければならない事で屈辱に満ちた表情をしている者、安堵の表情をしている者もいる。それは悪魔に殺される寸前で助かった者であった。


安堵の表情をしている者は、殺される事の恐怖から逃れたためであった。


作業が終わると兎たちは、狸人たちを一か所に集めて監視をしている。

何人かの狸は尋問され色々と情報が引き出されていく。そんな事をやっていると夕刻になり兎人たちは夕食を取る事になったのだが、狸人たちにも食事が提供されていく。


狸1「俺たちの偉大さがやっとわかったようだな。もっと飯を持ってこいやー。」

狸2「飯が出るのか、何か裏がありそうだぞ。信用するな。」

狸3「飯は食うぞ、力が出せなけらば兎を殺せないからな。」

狸4「うっ美味い。」


狸に出された食事は美味かった。元々料理上手な兎人たちであり、材料は豊富にあった。


悪魔は見ていた。兎人が材料としている物をしっかりと見ていた。


数時間後


兎「どうですかおいしい食事だったでしょう。これは子供たちが助かったお礼をこめて提供したんですよ。」

狸「いい心がけだ、我らはいつ解放されるのだ。なるべく早くの方だよいぞ。」ニヤリ

兎「解放?解放なんてしませんよ。」

狸「何、何故だ。」

兎「何故だだと当たり前だろう。子供を攫った者など殺されて当たり前だろう。」


狸は兎の行っている事は分かったのだが、理解が出来なかった。それは美味しい食事を出してもらい。監視されていると言っても自分が狸人でも高位であることで助かると勝手に思っていた。


狸「待て、子供の情報は出しただろう。儂だけでよいから解放しろ。」

狸たち「「「「「えっ」」」」」

それから狸たちは、その者をボコボコにしていく。兎は黙ってみていた。




それから数時間後、悪魔の協力で連れされてた子供たちが戻ってきていた。空を飛べる悪魔が村に住むために協力していたのであった。


兎「ありがとう。好きなだけこの村に住んでくれ。他に出来る事があれば協力する。」

悪魔「おう、その時は頼む。それよりお前たちえげつないなー、狸に狸汁を出すなんてな。」

兎「この辺じゃ狸汁は結構食べますから。狸人は食べませんけどここは兎人の村ですから。」

悪魔「ほー中々の考えをしているな。まぁいずれ協力を頼むそれまでは俺も村に協力する。」


兎と悪魔はにっこりと笑って握手をしていた。それも狸人を殺した血の付いた手で握りあっていた。それは何かの契約の様であった。


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