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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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44話 トンネル街道完成

ギルバート領内ダンジョン村(町)


そこには、アルフォード・フォン・ギルバート(通称アル)が一人感動していた。

なぜ感度しているのか、それはやっとトンネル工事が終わり、街道が完成したのだ。長く、忙しい日々がやっと終わりが見えてきたからである。

トンネル工事はトムが監督としている事でほ問題もなく工事が進んでいった。街道工事も順調であった。では何が問題であったのか。街道出口と各ギルド問題であった。


まずは街道出口の貴族は零細貴族であり問題なく話すが進んでいた。これから人も多くなり栄えていく事でその貴族も喜んで協力する事となっていた。ところがこの話が出たとたんにこの貴族に親戚縁者、昔の友、中央の貴族と在りと在ら居る者達が押しかけて来たのだ。それはもう砂糖に群がる蟻のようであった。

その蟻んこどもは踏んづけても掃ってもやってくる。貴族は慣れない対応で倒れてしまった。


アル「えっ出口のロックウエル家の当主のアロウが倒れた。」

ロビン「はい、伝令が届きました。」

アル「何で、あんなに元気にしていたのに。」

ロビン「アル様、もしかしてご存じないのですか。」

アル「何が?」

ロビン「ロックウエル家は、最近忙しくて過労で倒れたのです。トンネル出口利権を求めて、貴族からはては一度だけお茶を飲んだだけという者まで押しかけているのです。」

アル「なんだそりゃ。」

ロビン「ロックウエルには今こちらから応援を出しています。ロックウエル家だけではもう対応が出来る状態ではありません。」

              | 

     山山 ロッキー領 |

山山山山山山山|ーーーーー\|ーーーーーーー

トトト道道道道       \

山山山山山山山|ロックウエル領| ハインクス男爵領

     山山|       |

       |ーーーーーーー道道道道道道道道道   王都方面

  山々   |    道道道|

       |  道道   \ーーーーーーーー

       |  道 フォルト領 |

       |  道       |

(ト=トンネル、道は街道、ー|は領地境界)


ロビン「街道に3家の交差地点がございます。この地点に3家が町の建設を始めました。ロックウエル家は2家が町つくりを始めると建設を中止しています。」

アル「ロックウエル家は正解だね。態々揉めることないもんね。」

ロビン「ロックウエル家は山からの出口だけでも大いに潤う事でしょう。それに領内の街道建設でのギルバート家からの保証、領内の整備等で領主、領民達は働かいでも暮らせるようになります。少し大げさですが、そのくらい潤うと言う事です。」

アル「ギルバート子爵家の寄子にもなってくれたしね。」

ロビン「この2家の争いにロックウエル家に押し寄せていた者達が参戦しました。もうグチャグチャです。そして過労でアロウさまは倒られました。」

アル「・・・・・下手に介入できないね。対入したら足を引っ張られるよ。」

ロビン「左様です。これで一時的と思いますが、ロックウエル家も少し落ち着くでしょう。」

アル「あっそうだね。ロックウエル家に来ていた者達がフォルト家とハインクス男爵家に行っているね。もう領外の事となっているから放置かな。」

ロビン「それしかないでしょう。今は静観です。それと村のギルド誘致ですか完了しました。」

アル「おおーー、流石ロビンだね。」

ロビン「冒険者ギルドと探索者ギルドの二つはさすがにギルド長は無理でした。何しろ経験者がいませんでしたから。」

アル「うん。その二つは仕方ないよ。まぁ二つは問題にならないしね。」

ロビン「ですね冒険者と探索者はダンジョンに潜り活動ですから、ギルドが何を言おうが独立性が高い者達です問題にならないでしょう。」

アル「そうだね。後は商業ギルドと工業ギルドだっけ。」

ロビン「左様です。商人たちと職人たちの集まりですが、商業ギルドはクリス様に就任していただきました。商業ギルドもギルバート家の嫡孫という事で大歓迎でした。クリス様であれば商人たちでも手玉には取れないでしょう。」

アル「そうだね。クリス兄は結構手ごわいよ。商人たちの方がやられるだろうね。」

ロビン「工業ギルドですが・・・・・」

アル「エッ何聞こえなかったよ。」

ロビン「・・・ベンジーさんが就任しました。」

アル「はっ???ベンジーってあのベンジーさん?」

ロビン「はい、あの98歳のベンジーさんです。あっ今99歳です。」

アル「もういつ死んでもおかしくないでしょう。大丈夫なのそれと素人がやれるの。」

ロビン「ベンジーさんは素人ではありませんんでした。ベンジーさんは以前に大工を20年、鍛冶師を20年、やっておりました。経営者としても活躍していたとかギルド長にぴったりの逸材です。年齢以外は。」

アル「マジ。」

ロビン「マジです。それにまだビンビンです。当分死にません。予想ですが150歳ぐらいまで生きますね。」

アル「・・・・・・まぁ近くだし様子を見てみましょう。ぽっくり往かないように治療師も待機さておいてね。」

ロビン「商業ギルドの派生としてダンジョン商店会が設立されました。ダンジョン村の商店の集まりです。この会長にマリー様が就任いたしました。」

アル「えっ、商店会だよね。店をやっていないとマズいんじゃないの。」

ロビン「マリー様は、女性用の洋服店、甘未処の店、アクセサリー店と3店舗経営しております。」

アル「一の間に店なんか出したのさー。」

ロビン「マリー様はアル領、カイン領とすべての関係領地に出店しております。」

アル「スゲー、才能あるなー、商店って一番大変なんだよなー、細かいし、従業員教育とか品物と棚卸とかクレームとか・・・・」

ロビン「ちなみにケリーさまも輸送業に手を広げております。」

アル「マジか。」

ロビン「はい、マジです。ケリーさまは王都と近くなることから。定期便の計画をしております。1本はギルバート領都から王都までの往復、2本目はギルバート領からマインズ領都までの往復、3本目はマインズ領から各領都を巡る定期便です。マインズ、ラーク、ファースト、フォンテーヌ、カイン、アル、フィールド、直轄地、ギルバート、ダンジョン、ロックウエルと逆路もあるようです。」

アル「あの長い馬車でやるんだ。20人ぐらい乗れるね。荷物も入るしね。しかしうちの女性人すげなー。」

ロビン「本当に才覚があります。その事でギルバートの女性人たちが皆張り切っています。男は肩身が狭まってきています。」

アル「・・・・・うんそうだね。」






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