400話 対ハイオーク
翌朝、アルたちはいつものように準備を行ない、いつものように出陣していく。
戦士「今日も気合を入れていくぞーーー。」
「「「「おおおーーーー」」」」
戦士100人がワイバーンに掴まり(摘ままれて)空へ飛んでいく。目的地に着くと落下(落とされる)
落下中
戦士「うひょー、キン〇マがすぅーーーっするぜーー。た、たまらん。」
戦士2「ひぇぇぇぇぇーーーーー」
戦士たちが落下するとそれを待ち構えていたようにハイオークが落下直後を狙って攻撃してくる。さすがの戦士たちも落下直後では、反撃も出来ずに体制を立て直すために逃げ回る。1撃2撃をかわせればもう普通に戦える体制をつくる事が出来ていた。ハイオークとの戦いに昼と他の白オークたちは周りをぐるりと固めて逃がさないようにしている。
戦士たちは、罠に嵌められたことに気付いたが今さらもう遅かった。だが戦士たちはニヤリと笑う者が多く。皆闘志をみなぎらせている。
戦士「オリャァァァァぁ、行くぞーーーー。」
一人の戦士は、着地直後に腕を斬られてしまい片腕で戦っているが顔は笑っている。
戦士「来いよ、豚やロー。」
ハイオークは、戦士に対して有利である事で、少し余裕の構えであった。片腕を傷を負わせた事でどう料理するかを考える余裕があった。だがそれがハイオークの命取りとなってしまった。余裕が隙となり一撃で心臓を貫かれてしまった。周りを囲む白オークたちは、何が起きたのかを瞬時理解する事が出来ずに固まってしまった。そのすきを戦士が縮地で白オークを蹂躙していく。
ある戦士
戦士「いてーーーーっ。あっ、うひょーーー。」
ハイオーク「キサマヨケルナ。」
戦士「馬鹿か、避けないと斬られるだろうが。」
ハイオーク「オマエコロス。」
この戦士の相手は何と言葉を理解していた。戦死はそんな事は全く気にしていなかったが、後に重大な事であったためにしこたま怒られてしまったが、重要情報を持ち帰った事で報奨金が出ている。
そんな戦士は、ニヤリと笑い名がら喋るハイオークの両腕を斬り落とす。
ハイオーク「・・・・・・・・ギャーーーーーー。」
ハイオークはすれ違った戦士がなにをしたのかが、分からなかった。余りに鋭い剣であったために痛みさえなかったのだが、後から腕が無くなっている事に気付くと同時に痛みも感じてしまった。
戦士「今殺してやる。成仏しろよ。何てな。」
ある戦士
戦士「こりゃ不味いかも。」
戦士は落下中であったが、下にはハイオークを筆頭に白オークが待ち構えている。着地地点には槍(竹槍)を構えている。これでは着地する時に串刺しになり終了(死亡)となってしまう。
必死に生き残る事を考える戦士であったが、どうする事も出来ずに落下している。
この戦士は、あまり頭が良くない、そして少しだけ思い込みが激しい。
戦士は、「俺は石、俺は石、俺は石、俺は石」と念仏のように唱え始めた。そして着地する瞬間に竹槍が戦死を串刺しにすることはなかった。
思い込みの激しい戦士は本当に石のように固くなり竹槍をへし折って着地していた。
戦士「おーーー、さすが俺様だ。うりゃーーーーー。」
この戦士は、本当に自分の意志によって皮膚を石のように固くしてしまったのだ。これは後に金剛と名付けられるスキルとなった。
又この男もその事に全く気付かず、後に褒賞をもらうことになった。
戦士「いたなハイオークよ。俺様があいてだぁぁ。」
ハイオーク「・・・・・・」
戦士はまだ金剛が自力で解除できないために動きが硬い。その為にハイオークに殴られ槍で突かれるが、傷一つ着いていない。やっと慣れて来た戦士は、「おりゃーーーー」っと気合の一撃を繰り出す。そしてハイオークの屍が残されていた。
ハイオークを仕留めた戦士は、白オークを獲物と定めて狩りをしていく。
そして2時間後、100人の戦士は強制回収されていった。
騎士「アル様、ほぼハイオークは殲滅したようですが、一部は生き残っているようです。」
アル「それは仕方ないな。これで白オークの動きに隙が出来てくるだろう。」
アルの予想通りハイオークが各部隊を指揮できなくなったことで、白オークたちの戦いが散漫となっていった。ハイオークは、一度全軍を後退させて体制の立て直しを図っていく。生き残ったハイオークは6人と少なく。各部隊を指揮する事が出来なくなっている。その為にハイオークは、元の戦いの力押しに戻っていく。数の力で押し切るのだ。
力押しに戻った白オークたちは、雄叫びを上げながら防壁へと向かっていく。頭の弱い白オークにって突撃は一番分かりやすい戦い方であった。
そして白オークにとって最も有効な戦いであり力を発揮できる戦術であったのだ。
騎士「白オークの突撃の威力は凄いですな。」
アル「巨漢なだけはあるな、このままでは門が破られるか、弓で集中的に狙え。」
厚い肉に蔽われている白オークは矢などは気にしない。だが頭が足りない白オークは矢が体に刺さっている事も忘れて防壁に突撃していく。そして突撃した瞬間に思い出すのだ自分に矢が刺さっている事をだ。
突撃した白オークは体に刺さった矢ごと追突する。そして矢は勢いよく白オークの中にめり込んでいく。
ぐぐぐっとめり込む矢に悲鳴を上げる白オークたち、何が起こっているかをアルたちは把握できていなかったが、のたうち回る白オークを観察して矢がめり込み内臓などを傷つけている事が分かると、アルたちは矢の数を増やしていく。
アル「こりゃいいな、あいつら少し頭が足りないから出来る作戦だな。」
騎士「白オークは学習能力が無いのでしょうな。」
アル「その内ハイオークが出てきて一時撤退させるだろう。」
だが白オークの突撃はやむ事が無かった。それはハイオークが減ったために。指揮が出来なかったからであった。それが少しだけ白オークたちに幸運が傾いた。ほんの少しの幸運であったが、白オークたちの寿命が少しだけ伸びる事が出来たのであった。
アル「拙いな、こりゃ本当に門が破られるぞ。」
騎士「如何します。矢を増やしますか。」




