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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
1章 2回目の始まり
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37話 魔物とダンジョン

グレーク子爵の事も忘れた頃、ギルバート領のレビンから呼び出しを受け、急ぎギルバート領へと向かう。


アル「父上、何かありましたか。」

父「アルよく来た。ギルバート領の未開発地域で魔物が発生した。」

アル「発生ですか。魔物が出たとかではなく。発生ですか。」

父「そうだ。魔物が数種類確認された。今の所騎士たち5人一組で捜索と討伐を行なっているが、状況はあまり芳しくないな。被害が出てきている。魔物の数が多くなってきている。」

アル「この地域も他の地域も今まで魔物の魔の字も無かったですよね。」

父「そうだ、全く魔物はいなかった。一つだけ可能性というかこれしかない。ダンジョンが出来たと思う。ダンジョンから魔物が出てきていると思われる。魔物はダンジョン内(生まれ)に住み、出てくることはまずない。そういわれている。

だが稀に表に出てくる魔物がいると言う。一度出るともう中には戻らないようだ。


ダンジョンと呼ばれるものが在るこの世界で魔物の住む場所であり、魔物、薬草、鉱石と資源の宝庫であり、危険な場所とされている。世界中でも10数ヵ所しかないものである。そのダンジョンかもしれない物がギルバート領に出来た可能性があると言う事だ。

魔物とは何か、よく分かっていない。


アル「ダンジョンの事を知っている者は今すか、いれば話を聞きたいのですが、」

父「今探している所だ。見つかり次第知らせる。それより、クリスとカインはダンジョン探しと、魔物の討伐に出るがアルはダンジョンが見つかった時の為に対策を考えてほしい。皆(貴族)から狙われるとは間違いない。早急な対応をとるようになる。今からその準備を行なっていてくれ。」

アル「分かりました。」


アルは歩きながら考えるダンジョン、魔物見てみたい。物凄く好奇心が湧いてくる。


数日後、まだダンジョンは発見されていないが、魔物被害が拡大されている。ゴブリンの襲撃を受けた。オークを見た。襲われて1人殺された、ウルフの集団に村が襲われた等、色々と出てきている。

アルはそれらの対策も対応しなければならなかった。


トム「アル提案がある。」

アル「なにトム。」

「じゃぁーーーん。」

トムは自分で効果音を出し自分の後ろから3羽の鷹を取り出した。たー。にー、さーに空から捜索させられないかな。」

アル「この鷹、もしかしてあの時の鷹か。」

トム「へへへそうだよ。今では僕の相棒たちだよ。僕の話もある程度は理解しているんだ。魔物の捜索だったら役に立つと思う。」




アルはトムの意見を採用して、トムを隊長に捜索隊を作った。魔物を見つけると鷹が鳴く。上空から魔物を追跡、それを人が着いていく。そして魔物を討伐していく流れが出来上がっていった。効率よく魔物を討伐できるようになり被害も減少していった。


アル「これで一安心だね」




さらに数日後クリス達からダンジョン発見の知らせが入る。



早速、アルは父と騎士たちを引き連れてダンジョンに向かった。

話しで聞くダンジョンと同じであった。このダンジョンは、洞窟型と呼ばれるものであり。洞窟を進み、いくつかの分かれ道が迷路のようになっている。そして幾つかの空間(広場)を過ぎると地下への階段があり、また同じことの繰り返しとなる。何層のダンジョンであるかはまだ分かっていない。


クリス「父上、今ダンジョンの地図を作成させています。」

父「クリス対応が早いな。さすがだな。」

カイン「父上、ダンジョンを制覇する。人員を手配してくれ。」

父「カイン、ダンジョンは有効活用する。制覇しない。まぁ出来るかどうかは調査するがな。カインはそれをやってもらう。」

カイン「応、任せられた。」

アル「ダンジョンから魔物は出てきていますか。」

クリス「発見当初は出てきてたが、今は余り出てきていないな。」

アル「んーー、どうしてなんですかねー。」


           (この先も山)

     山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山

道    山山山山山        山山山山山山山山山山山山山山

道 山山山山山山山   山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山

道 山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山

道 山山山山山|ーーーーーー|          〇    山山山山山

道道道道道道道|(開発済) |               山山山山山

道 山山山山山|ギルバート領|     北           山山山        

道 山山山山山|ーーーーーー|西 (空白が領地) 東      山山山

道 山山山               南           山山山    

道 山山山山山                       山山山山山

道 山山山山山山山山山               山山山山山山山山

道 山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山     山山山山山 

道 山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山      山山山

道道 山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山

 道 山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山

 道道         (この下も山)

         (〇がダンジョン発見位置)


アル「この地図を見てください。ギルバート領とかなりの距離です。歩いたら二日はかかります。道を作り村を造りましょう。ダンジョン村です。」

父「アル頼めるか。」

アル「了解しました。コンクリートと木材でダンジョン入り口に大きな門と擁壁を作ります。」

父「村はアルに任せて、それとダンジョン探索と周辺警備だ。クリスとカインはダンジョン内の探索と地図の作成。私は王都へ一度行ってくる。」

クリス「そうですね。行かないと拙いでしょう。この周辺は騎士たちで警備と調査でいいですか。」

父「クリスの思うようにやりなさい。居ない間はクリスが代理として治めてくれ。」

クリス「了解しました。村はアルに一任するから好きなようにやってくれよ。俺とカインはダンジョン内をなっ。」

カイン「そうだぞ、俺とクリスはダンジョン内だ。」

二人はダンジョンを強く強調している。魔物と戦える事が物凄く嬉しいようだ。



アルはダンジョン周りだけでも早く囲ってしまいたいので。魔法とコンクリートを使い取りあえず囲んだ。後は少しずつやっていく。道の整備が一番の作業となる。一度領都(町)へ戻り人員を確保して戻ってくることになる。


アル「カイン兄、クリス兄、一度戻ります。必要な物をそろえて戻ってきますのでそれまでお願います。」

クリス「任せとけ。」

カイン「食いもん持って来てくれ。」

アル「ではまた。行ってきます。」






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