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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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291話 隣地を攻略していく

招き入れた悪友たちと領民みんなでその日は宴でかなり盛り上がった。酒が入れば話が大きくなることはあたりまえだ。

宴で酒が入り悪友たちが大声でダメ侯爵を罵っていた。侯爵の支配地域は、獣性され領民たちがねげ出しているという。それも新領主となった村ばかりで公爵に尻尾を振る野心のある平民たちが治めている場所ばかりだという。其れには少し事情があるようで、侯爵に戦争の為に制を納めるためだという。


この話を酒を飲みながら俺の領民たちに語っていた。俺は内緒にするつもりはないが、あまり聞かせて言い物でもないだろうと思ったが、領民たちは今回の事でかなり真剣に聴いていた。そして危機感を持ってくれたようだ。

そして俺の領地と隣接している領地を支配すればこの村のように暮らしやすくなると領民たちが大合唱となってしまった。

酒が入っている事もあり、かなり盛り上がっていた。それもこの村に嫁いできた者や隣地の領地に嫁いでいった者が多くいるからだとその時気付いた。


翌日には、酒の抜けた各部落の代表が俺の所にやってきた。嫁いだ家族を救いたいと訴えてきていた、これには俺も驚いた酒の席の話と俺は思っていたが違ったようだ。


それからは、悪友たちと話し合った。悪友たちの兵力は980人の内一番の親友が統率する100人(騎士長)

まぁ中隊長だな。その悪友の仲間たち(平民の騎士や兵士)が今回集った980人だと説明されていた。

その980人の中には重税に苦しむ村も多くあり何とか助けられないかと騎士長に相談する者も多くいる。そこで俺のところで決起しようとなったようで、俺が断ったらどうするつもりなんだと聴いたら、俺は断らないと自信満々で言われてしまった。


俺はこいつの自身は何処から来るんだと思ったが、まぁ重税で苦しんでいると聞かされれば俺は断らないなぁと自分で納得してしまった。



俺は隣接する領地で重税となっている村から解放する事にした。まぁ3方が山に囲まれている為に今すぐに行動できる領地は一つしかないんだなが、その領地は男爵家で侯爵の寄子となっているようで、村を4つ持っている人口は家の倍だけどな。


今の俺の戦力ならば問題なく制圧できるだろう。電光石火の早業で男爵領から隣接する領地の2,3個を制圧できれば侯爵もそう簡単には攻めこめなくなるだろう。まぁあの侯爵は普通じゃないようだから攻め込んで来るかな。そうなればこちらの思うつぼだけどな。


そんな俺の考えを悪友たちに伝え急いで準備していく。男爵領も俺の領地に1000人もの兵が来たことを知っているんだ行動は速い方がいいだろう。

その日の夜に俺たちは兵を率いて男爵領に向った。

案の定、男爵は誰も戻ってこないことを不審に思い斥候を出していたようだ。そして俺たちの軍が表れると使者を出して来た。侯爵の子飼いの男爵の使者は、かなり横柄で偉そうだった。俺はこの使者に剣を向けて怒鳴っていた。

昔から男爵領は税が高く領民たちは苦しんでいた、それをさらに税を課したという。もう普通に死ねと言っているようなものだ。


使者を斬る捨てた俺は総攻撃の指示を出す。


男爵領の兵士は300人ぐらいだ、その内農民兵が250はいる。俺は農民兵には攻撃しないように指示を出していた。まぁ大声て伝えながら攻めるんだ農民兵も気づいているようで一安心している。男爵領の正式な兵士や騎士たちは早々に始末されていった。


残った者は全て捕らえていく。男爵とその家族は捕らえる事が出来ていた。

とらえた男爵は俺に言い訳を始めていく、それはもう聞くに堪えない物だった。侯爵に騙された侯爵に従っただけ、本当は領民の為に俺と一緒に戦うと考えていたとまで言っていた。

どう見ても違うだろうと俺とみんなが思っている。


そんな男爵領の村は俺を受け入れてくれた。歓迎までしてくれている。

家の村が安定している事は隣村の者達はみんな知っている事で、俺の評判も悪くはないからな。まぁ少し自慢だな。


俺は家臣の数名を男爵領において次の領地を目指していく。


男爵領に隣接する領地は3つありそれを二日で制圧する予定だ。




二日後には3つの領地を降伏させることに成功していた。

3つの領地も重税を課されている事で村人たちは皆俺を受け入れてくれた。嬉しい事だ。


そして俺たちが此処で軍を再編する事になる。各村から兵士を集め、今度は二手に分かれて制圧地域を広げていく。

各村から集まった兵士は、500にんのなった。

980人と俺の領地から150人、そして今回の500人だ。俺は150人と500人悪友から100人の兵を借りて合計750の兵で動く事にする。残りの880人は悪友が指揮を取る事になっている。

俺と悪友は侯爵領を目指すことを最終目標としている。二方向から挟むように進軍する予定だ。

早さが重要という事もあるが、先日の男爵領の事がかなり噂となっているようで各村の村長が秘かに俺に伝令が来ている。俺はこれは好機と考え二手に分かれる事になったんだ。



その作戦はズバリと当たった。


重税に苦しむ各村は、領主のいない村は何の争いもなく俺に寝返ってくれた。領主の要る村でも村人たちがサボタージュして大きな争いも無かった。


そんな各村を制圧していくとかなりの勢力となり俺の軍は4000人までになっていた。

少ないようだけど、本当に戦える者に絞り込んだ。集めれば6000ぐらいにはなったが、無駄に死人を出したく無かった事もある。


そして俺は、とうとう候爵軍と対峙する事になった。候爵軍は、俺の支配地域より広大な領地を持っているが、中々農民兵が集らなかったようで6000人と領地に対してかなり少ない。


俺の噂が侯爵領に広まっている事で農民たちが従っていないようだ。

俺に向かい風が吹いている事に感謝して侯爵軍と対決した。


俺の兵たちは3人一組を作り防除と攻撃をしていく、対する侯爵兵たちは一人一人の戦術で俺たちは次々と兵たちを倒していった。2時間ほどの戦いで侯爵軍の半数が亡くなり、侯爵軍は撤退していった。


俺達は、ンげ遅れた侯爵軍を吸収して侯爵の籠る城を包囲した。城下町はすでに俺たちの軍門に降り歓迎までされている。侯爵の城内には1500程度しかいないようで取りあえずは俺達は包囲するだけとしていた。


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