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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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225話 えっ俺が王様

俺の元にアルフォード様がやってきた。アルフォード様は俺に気軽に声をかけて来たんだけど、俺は緊張してよく喋る事が出来なかった。でも少し慣れてくると普通に喋る事が出来ていた。良かった、ホッ。


俺はアルフォード様から色んな事を教えてもらった。ダンジョンの話、神様の話、そしてこのガイア大陸の話を教えてもらった。そして俺の夢は今も家族仲良く暮らす事なのかと問われて俺はそうだと答えた。


アルフォード様hアにっこりと笑っていい夢だと褒めてくれた。俺は嬉しくなって森の部族みんなの夢だと言い切っていた。


アルフォード様は俺に森の部族が安心して暮らせるように協力してくれると言う。その協力には俺の力が一番大事だと言う。俺の思いが森を守り、森を大きくし、森を発展させていると言うんだ。まぁ何となく分って来たけどな。

そして俺は勉強をさせられた、本を100冊以上読まされてしまった。つらかっぞ。

でもいろんなことが分かった。


このガイア大陸の中でこの場所は今や聖地となっていると言う。外の世界では争いが増えてきているけどこの中だけは争いもなくみんなが平和に暮らしている。森に守られているからなんだと今なら理解できた。そう今までは漠然としていた事が今ははっきりと分かるようになっている。

森に入って来る者も分かるようになった。何で今迄分からなかったんだろうと思ったけど考える事を止めた。あっそうか考えないようにしていたんだと理解できてしまった。俺ってもしかして馬鹿なのかと思ってたけど考える事を止めた。これは正解なようだ。


森の部族は、容姿も少し変わってきていると言われて初めて気づいた。俺の姿も変わってきていた。

余り日が当たらないせいか、肌は白くなり、顔も穏やかな顔つきになっているそれと耳が森の中にいるせいか大きくなっている。森の中では獣の音や鳴き声に敏感にならないと危険だからな。

村のみんなも同じようになってきていた。あぁだから森の部族と言われるようになったのかと納得してしまった。


俺は人ではなかったけど人の気持ちが分かる。人としてこれからも生きていくんだ。

あれ、俺って寿命で死ぬよね。


俺はアルフォード様に手紙を書いた。俺は人として死にますかってな。そしてら無理だろうと書かれていた。ショックだったけど対策も書かれていたんだ。年を取ったら、死んだことにして墓からみんなを見守ればいいと書かれていたよ。今の人は長生きで150年は生きられると言われたんだ。びっくりだよ。

人は50年だと思っていたからね。

そいう俺はもう何百年も生きてるといわれているんだよ、何度も繰り替えし死んだふりしているんだとか説明されたけどよくわからなったよ。死ぬ時に思い出すから心配ないとまで言われてしまった。ホントかよ。


まぁそんな俺の事ばかりじゃなくて、森の外も事も今問題になってきている。

俺の森は平和なんだけど。この森の噂を聞いて森に入って来る者達が多くなってきている。俺は森に入って来る者達を追い出すために森の道を作り外へと出る様にしていったんだ。そしたら森の名前が迷いの森になっていた。こりゃ又びっくりしたよ。


俺は外の世界と完全に縁を切る事はしたくなかったし、金行員の人ともたまに会いたかったし、お金も返さなければならないしな。そこで俺は森の入り口に新し村を作ったんだ。その村で外の世界の欲しいものを手に入れる、そして森の中の物を売って金に変える。村人の中でも色んな人がいるもう少し賑やかな場所で暮らしたいと思う人もいたから丁度良かったのかもな。

森の入り口の村は、段々と大きくなっていったよ。村に店が何件も出来て来た、食堂に服や、鍛冶屋に宿屋と色々な店が出来てきていた、みんな森の部族たちの経営だ。みんなが豊かになっていくこれほどうれしい事は無いんだなこれが。


俺の借金も順調に返している。金行員も嬉しそうだ。エッまた借りろだっていいよ、今は間に合っているんだと断るのに一苦労している。


そんな俺の元に招待状が届いた。ガイア大陸会議の招待状だ。このガイア大陸会議とは、国や部族長が集まる話し合いの場なんだけど俺が行くのか、森の部族と言わたけど行っていいのか。


悩んだが行く事にした、折角の招待だもん行かないとな。

そこはアルフォード様の国、ギルバート王国で開催される。

俺はアルフォード様からの招待であったからかなりスムーズに城の中に入れた他の人たちは何やら揉めていた。

俺はアルフォード様からクリス王やカイン様を紹介されて楽しくおしゃべりをしていた。そして時間となり、大広間に入っていった。何と俺はアルフォード様と一緒に主催者側での出席となっていた。

ドンドンと進んでいく話について行くのがやっとの俺に眼にはってきた光景はカイン様の涎を垂らして寝ている姿だった。いいのか寝ていてと思ったがここは大人の対応で見なかった事にした。


それでとうとう俺の出番となってしまった。森の部族が正式に認められて国と名乗るように言われてしまった。えっ俺が王様になるのいいのかそんなにに簡単でと思ったら。反対の声が聞こえてくる。まぁそうだろうなと俺も思う。


ところがアルフォード様が一喝していた。俺の森の部族の後見はギルバート王国だと言うとみんな黙ってしまった。ギルバートに王国に睨まれてこのガイアでは生きてはいけないだろう。

ギルバート王国は前のガイア王国のように差別もなく、高い税をとるわけ出ない。税なんて別の国になっているんだ1銅貨もギルバート王国は貰っていない。みんな解っているんだガイア大陸を見守る為にギルバート王国は、このガイアにいると言う事を分かっているんだ。


俺達森の部族の国土も決まった迷いの森とその外縁100キロが森の部族(フォレスト王国)の国土となった。どんな広さだと思いガイア大陸の地図を見てみたら、小さな丸が書かれていた。これがフォレスト王国かと思い役人にかぅ確認したら当たっていた。こんなに小さいにかと質問をしたら、迷いの森の大きさが把握できていないと言われてしまった。あっそうだよね、拡張しているんだからみんなには分かんないんだよねと思い直した。


俺はギルバート王国のクリス王から王冠と杖を頂き正式にフォレスト王国の王となった。

これからも家族の幸せのために頑張っていこう。

子供の笑顔が続くように遣っていこう。国民の笑顔の為に頑張ろう。



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