表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
234/257

234話 拠点制圧

ガイア王国へワイバーンの編隊が飛び発っていく。

ガイア王国へ空爆の第一陣だ300個中隊が全て飛び発つと、最後にアルが率いるドラゴン部隊がガイア王国へ向けて飛んでいく。

アルが率いているのは、カイン、レイモンド、クリス、ルビー、アンネローゼ、達である。一度ガイア王国を直接見てみると言う話になり、それならばガイア王都を少し破壊しておこうとなったのだ。


アルたちはドラゴンを高速で飛ばしガイア王都へ上空を旋回していた。地上では大騒ぎとなっているようで、大砲などで上へ向けて放っているが全く届かない。様子みがおわりアルは、ガイア城へ急降下する。そして爆弾を二つ落としていく。城に直撃した爆弾は大爆発を起こし城を破壊していく。

カイン達もガイア王都の施設に爆弾を落としていく、そして最後には又ビラを撒きながら帰還していく。

第1回目の爆撃は大成功を収めていた。ガイア王国各地の王国施設をかなり破壊出来た。この調子で翌日も爆撃隊を編成していく。


そして10日間の爆撃を終えた頃、ガリレオ王国と会議が開かれた。

会議の内容としては、ガイア王国への進軍をどの様に行うかであった。ワイバーンでの輸送には限りがあり、ガイア王国を攻撃するにはいささか心もとない人数である。大量輸送となるとやはり船での輸送となってくるのだがその船がないのだ。


ガイア王国の商船や沈没させた船を引き上げ修理して輸送に使う事になり現地は大忙しとなっていた。それだけでは大量の兵の輸送は何往復もしなければならず、大量の兵を送る事は出来ないと判断されていた。そこでアルは提案をしていた。ガイア王国に滅ぼされたしまった国の生き残りに決起させようと言う物であった。レビンやクリスによって得られた情報を元にガイア大陸の旧国家の地域に拠点を造りそこから兵を募ってガイア王国全土を掌握していくと言うもである。

ガイア王国が統一するまでは、このフロンティア大陸のように数十の国が存在していた。200年前ではあるが、まだ多くの民がガイアを敵として思っている者が多くいる事は確認している。その地域に拠点を造り兵を募る。拠点は3か所に絞られた。

だがいずれもガイア王国の中心地とかけ離れている事で他にもう一つ拠点を造るようになってしまった。ガイア王国王都に近く、そして港を持っている場所を探しそこを占領する事に決定した。早速空爆時に調査も兼ねて調べる事になり、アルたちも空爆に参加する運びとなる。


大きさの目安(ガイア大陸(アフリカ大陸)は、フロンティア大陸(ユーラシア大陸3分の2)の半分ぐらいの大きさである)


その後、何度かの空爆を繰り返し、ガイア王国近くの大きな軍事港にもなっている港を占領することなった。軍事施設と港を破壊せずに占領後使用すためにアリたちギルバート家が担当する事になった。


アルたちは、その戦力としてドラゴン部隊と飛竜輸送部隊を編成した。軍港と言ってもかなりの広さがあり大きな町も抱えている。ガイア王国でもかなり大きな町となっている。

そこを占領するには最低でも2000人は輸送しなければならい。飛竜輸送で1体で100人として30体の飛竜を輸送隊とし3000人を運ぶ計画とした。


護衛にワイバーン隊3個中隊がついて行く。


アル率いるドラゴン部隊が飛び発っていく。そして40隻もの船も同時にアルたちの後を追う様に出港していった。アルたちは失敗するとは考えていないのであった。必ず成功すると信じての出航である。




そしてアルたちは軍港を強襲した。ドラゴンで急降下して軍の施設に降り立つ、各自決められている施設を占拠していく。港は飛竜輸送隊の半分が兵を降ろし、港と船を接収していく。

もう半分は各施設占領の為にばらばらに降りて行っていた。アルとカインは軍の指揮所のある施設へと降りている。そこには多くの兵と騎士が待ち構えていた。

降りる前から巨大な弓がドラゴン目掛けて射られていた。


アルとカインは地上に飛び降りて反撃を行なった。ガイア兵は、アルとカインに群がっていく。今までいいように爆撃をされて反撃も出来なかった事で鬱憤が溜まっているようであった。血走った眼をしてアルとカインに斬りかかるが、この二人を止められる者は殆んどいないだろう。



群がる敵をアルとカインは斬り殺していく。一振りで2,3人を斬り殺す。それでもガイア兵はひるむことなく向かっていく。それも1時間もすればガイア兵はいなくなっていた。皆斬り殺されていた。


アルとカインは私設の内部に入っていく、軍の高官を捕まえるためである。今回は殺すなと厳命されている為に、アルはカインの監視も含まれていた。

建物内部に入ってもチラホラと兵がいるために戦闘は続いていたが外程ではなく、偉い人がいる方向に兵が多くいるためにいい目安となっていた。

そして衛兵が守る扉があり、アルたちは衛兵を殺し中に入っていく。中に入ると4人の高級軍人がいた。


アル「リーフ王国、ギルバートだ。お前らを捕虜とする。」

将軍「はっ、何を言っているんだ小僧、死ね。」

一人の将軍がアルに向って魔法銃を撃ち込んできた。パンパンパンパン。

アルの体に魔法銃の弾丸がめり込んでいきかなりの衝撃となっていた、アル自身が2,3歩後ろに下がる程の衝撃であった。だがアルを殺すことはできなかった、アルにめり込んだと思われた弾丸は鱗の盾によって守られていた。弾丸が床に落ちる。


将軍「なっ・・・」

カイン「そんなおもちゃで俺たちが殺せるか、馬鹿か、」

カインな縮地で将軍に近づき、手刀で気絶させていく。(トン、トン、トン、トン。)


アル「よわッ。」

カイン「こいつら本当に将軍か、かなりの弱さだぞ、うちの新兵よりも弱いかもな。」

アル「高級軍人なてそんなもんかもね、家の格で出世しているんでしょう。ガイア王国の底が見えるね。」


アルたちが制圧した施設にギルバート家の旗がはためいている。制圧が成功すると旗を立てる事になっていた。そして次々にギルバート家の旗がはためいていく。


今回はなるべく殺さずに捕虜としたためにかなりの捕虜を獲得していた。アルたちは偉そうな者から飛竜で輸送する事にしていった。

そして軍港を封鎖して防衛拠点を作り出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ