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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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228話 戦争開始

ガリレオ王国占領の情報は続々と届くが皆同じ内容で新しい情報はほとんどなかった。

やはり潜入して情報を取って来るしかないのかと話し合いが進んでいく。そこにガリレオ王国から逃げ出して来た一団があった。リーフ王国ギルバート領に逃げ込み助けを求めてきたのだ。

この事実によってガリレオ王国への進軍が可能となった。リーフ王国は各国と連携を取ってもらう、ガリレオ王国へはギルバート家が先陣を任されることなった。


ギルバート侯爵家は、カイン達に大号令を発動、最大戦力を持って参陣せよと発していた。

ギルバート新領地に集まるギルバート家臣団、騎士団5000、兵士20000、ワイバーン隊1140隊とトリック自治領に兵士団20000とワイバーン隊50隊の二か所に集まっていた。新領地の指揮官はクリスであるが、実戦部隊をカインが指揮をする。クリスは全体を見るために戦闘には参加しないことなった。これにはクリスも怒り喧嘩になってしまった。レビンがいるためにクリスは実戦で戦う事を希望したが、レビンは許可を出さなかった。クリスはあくまでギルバート侯爵家の嫡男である。ギルバートの統領が簡単に戦闘に参戦は出来ないときっぱりと言い放ちクリスを説得していた。カインも流石にクリスが可愛そうになり、内緒で参戦できるように手配をアルと一緒にやるからと伝えていた。


ガリレオ王国内ではガイア王国兵たちが待ち構えていると予想される。その為に下手な小細工は必要なしとなり、ワイバーンで上空から空爆を行ない、陸からは騎士たちが街道から国境を超える事になった。その後は兵士団が各村を解放して回る,そこで兵を募りガリレオ王国兵として参戦をしてもらう。リーフ王国も騎士と兵士をギルバート領に送り込むことになっている。


そして翌日に、ワイバーン隊が出撃していった。

ワイバーン隊50隊、二組が交代での出撃となった。第一ワイバーン隊、50隊は王都から港を空爆する。得に船を空爆する予定となっている。

先頭は勿論カインであった。カイン率いるドラゴン隊は、妻のルビーとミール、ガイスにユウレイとスミスである。ドラゴン2体と飛竜4体はかなりの戦力である、ワイバーン隊の中にも飛竜乗りもいるために爆弾(魔法弾)を落としてからも戦う事が出来る。カイン達は海からガリレオ王国に侵入していく。


カイン「おおーーー、船がいるいる。あれ全部沈めるぞ。」

「「「「おーーーー」」」」


カイン達は奇襲に成功し次々と船を沈めていく。出航している船もまとめて沈め港は大混乱となっていた。そこにガイア王国兵の反撃が始まった、ガイア王国はワイバーン対策をしていたようで、大きな弓と大砲をワイバーンに向けて放ってくる。大砲は拡散型の砲弾であるためにかなりの被害だ出てしまった。

流石魔道具大国である。ワイバーンが、数匹落ちていく。カインは其れを見てすかさず地上にクロウと共に降りて落ちたワイバーンと兵士を守る。大砲の散弾でも殺すまではい行かなかったようで、身体強化を身に着けているギルバート兵は中々の強者となっていた。

カインとドラゴンに大砲と弓矢が集中的に放たれるがドラゴンには全く聞いていない、人間であるカインもドラゴンの下で耐えている。


ガイア王国の砲撃がやむとクロウとカインは走り出し大砲を潰していく。


ドラゴンとカインに大砲が全く聞いていない事に驚いたガイア兵は、一旦引いていった。

カインは徹底的に港を破壊した。そしてワイバーン隊を空爆後すぐにギルバート領に戻し別の港を空爆するように指示を出す。カイン達は、ドラゴンで王都へと向かいってる。


王都上空に到達するとドラゴンめがけて大砲が放たれていく。ドラゴンと飛竜には効果はないがかなり目障りになっていた。カインは大砲を破壊するためにドラゴンブレスを放つ。クロウの放ったブレスで、大砲隊は全滅したが。かなりの砲を持ち込んでいるようで、別の場所から砲撃が開始されていた。カインとルビー、ミールたちは各個撃破していく。ある程度の破壊が終わるとカイン達はギルバート領へと戻っていった。


それを黙って見つめているガイア王国兵たちであった。



カインは新領地に戻るとレビンに報告した。敵は大砲と弓でワイバーンを攻撃、大砲の散弾はワイバーンを撃墜っ出来ると報告する。その事でワイバーンは空爆後は速やかにもどる事になった。飛竜とドラゴンが、ワイバーンの警戒(護衛)と殲滅を行なう事となった。


そして第二陣のワイバーン隊だ出ていく。

ドラゴン乗りはレイモンドと数名である。ギルバート家臣団を中心とした部隊であるた。皆張り切っている。カインとは別の港がターゲットとなっている、今日だけで4つの港を潰す予定出るため第2陣はもう一度出撃する予定である。


カイン達ももう一度出撃するために準備を行なっている。ギルバート家の今までの戦いで一度に殲滅できなかったことが初めて出会ったが、その事を誰も気にしてはいない。強敵と戦えることがみんな喜んでいるようであった。

今度は地上に降りて戦うとか食事をとりながら兵士たちが盛り上がって話をしている。


ガリレオ王国からガイア王国への船は沈められてしまった事で、奴隷と連れて行こうとしていたガリレオ王国民たちは一時的であるが助かっていた。もし港と船を攻撃しなければ多くのガリレオ王国民が別大陸で奴隷となっていただろう。ギルバート侯爵家が海を封鎖する作戦が成功したのである。最初に全ての港を潰し封鎖を行ない。増援部隊が到着できないようにしてから入り込んでいるガイア兵を殲滅していく。すでに20万か30万の兵がいるためにこれ以上増やさない作戦であった。


ガイア王国は実際に40万の兵がガリレオ王国内に駐屯している。武器も豊富に駐屯地にあり、早々困る事は無いのだが、港が潰されて兵の指揮が落ちている。やはり故郷を離れて戦う事は心理的にかなりの負担なのだ。帰るための港と船が沈められた事実はガイア兵たちに暗い影を落としていた。


第2次攻撃が終わり、カイン達の第3次攻撃が開始されていく。


そしてカイン達が戻ってくると同時に第4次攻撃隊が出撃していく。




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