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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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227話 ガリレオ王国占領される

リーフ王国王城かギルバート邸に戻って来たジーク、レビン、アルの3人は、クリスを入れた4人で集まっていた。

クリス「城の話は如何なりました。」

レビン「陛下が退位するが、時期はまだ未定だな。」

クリス「そうでしょうね、今のリーフは安定していますから、退位は望まれないでしょうね。」

ジーク「そうだのー、だが陛下は退位を望んでいるからのー。」

アル「根本から変えていかなければなりませんね。ハイヒューマンを受け入れた社会にするのか、それとも排除した世界にするのかを決めなければいけませんね。例えば受け入れるのであればハイヒューマンは、かなり社会に貢献できるでしょう、働き盛りの期間が普通人の数倍ですからね。」

レビン「アル、ハイヒューマンを排除した場合はどうだ。」

アル「排除と言っても殺す訳ではありません。例えば、東諸島の島でハイヒューマンだけの島で生活をすとかですかね。一つの島でハイヒューマンだけならば、問題も起こらないでしょう。

レビン「うむ、それも一つの考えだな。ハイヒューマンは100迄働きその後は楽隠居島で暮らすかいい案かもしれんな。」

アル「島でなくともいい場所があればそこで問題はないでしょう。ですが退屈になると思いますけどね。」

ジーク「なるだろうな、儂も何だかんだと言って働いておるから退屈せんでいられるのじゃ。これが何もやる事が無ければ退屈じゃろうな。」

アル「そうなるでしょうね、ハイヒューマンとなっても働く方がいいと思いますよ。」

レビン「こればかりは本人次第だろう。」

アル「まぁそうですね、本人が働く気があるのかの問題ですからね。」

クリス「貴族や王族は年齢に関係なくはたき続ける事になるのでは?」


「「「「・・・・・・」」」」


アル「クリス兄、それは言ってはいけないですよ。みんな夢を見たいのですよ。」

クリス「そうか、でも現実を受け止めないといけないからな。」


「「「・・・・・・」」」


そうなのだ、能力のある者達は一生働き続けなければいけない状況になると思われる。特にリーフ王国の王やギルバート家の者達は、重要な役割がありそれを放り出して優雅に暮らすことは出来ないだろう。




4人のいる部屋に騎士が駆けこんできた。



騎士「レビン様、大変なことが起きました。」


騎士の説明によると、リーフ王国の隣国であるガリレオ王国が別大陸の国家に占領させていると言う事であった。アルは占領ありえないでしょうと信じる事が出来なったが事実のようだ。

ガリレオ王国は別大陸と友好関係にあり交易で栄えていた。だがそこに油断があったのだろう。別大陸と交易を重ねるたびに少しずつ別大陸の戦力をガリレオ王国内に入れていたようだ。


別大陸とは、ガイア大陸と呼ばれている。このガイア大陸には一つの国しか存在していない。大陸を統一しているのだ。その国家はガイア王国、この統一国家は200年ほど前に大陸統一を果していた。そして200年の内にガイア王国は人口増加と、魔道具と言われる物が発展していった。生活用の魔道具も発展していたが、特に軍事関係の魔道具は強力になっていた。アルたちの住む大陸はガイア王国から身でフロンティア大陸と呼ばれていた。アル達大陸の者達は特に名称がついていない事でフロンティア大陸と名乗るようになっていた。

ガイア大陸とフロンティア大陸とではかなりの格差があり、ガイア大陸の方が100年は進んでいると言われている。


船一つとっても大きな違いがある、フロンティア大陸ではいまだに帆船であるがガイア大陸では、魔道具で動かしている。

騎士達の武具にも大きな違いがある。ガイア大陸の者達は、魔道具であるパワードスーツを身に着けている。このパワーとスーツは身体強化を数倍にした効果がありかなりの強敵となる。もし戦えばギルバートの者達以外は一撃で死ぬだろう。ギルバートの者たちでも油断をすれば殺されるだろう。そして武器も魔道具で固めている。魔法の変わりの攻撃力として魔弾が銃と言う物に内蔵された魔道具であり大量虐殺を可能としている。剣や槍も鉄をまっ二つに出来る魔道具であった。


そして一番肝心なことはガリレオ王国からの援助要請がいまだにリーフ王国を始め何処の国にも届いていないと言う事であった。

ではなぜガリレオ王国が別大陸に占領された事が分かったのか、それは商人たちからの情報であった。


ガリレオ王国は交易で栄えていた。ガイア大陸との交易はガリオオ王国にとって最重要国であった。その為にかなりの優遇がされていた。専用の港に専用の取引場所やガイア王国の居住地とガリレオ王国内に数か所設けられていた。そこにガイア王国の兵力を秘かに運び込み、ガリレオ王国各地に潜入させていった。そして全国同時に決起してガリレオ王国を乗っ取ってしまったようだ。この計画は数年前から計画があり油断しているガリレオ王国は、国の重要人物全てが捕らえられてしまっているようだその為に国外に助けを求める事も出来ずにいると言う。


ガリレオ王国に出入りする商人たちがガリレオ王国の入国が拒絶された事で事実が伝わって来たのだ。

ジークたちは、急いでリーフ王国へと向かった。

この事態は、ギルバートに齎されたと同じにリーフ王国にも情報が伝わっているはずだ。

直ぐに呼び出しがあるのならば行ってしまえと言う事になったのであった。


そして城に到着すると城内は大騒ぎとなっていた。ジークたちは王と宰相に呼ばれた。


陛下「ジークよよく来てくれた。まぁ座ってくれ。」

ジーク、レビン、アルとクリスは、用意された椅子に座り、リーフ王国の情報を聞いていく。

ギルバートに齎された情報より詳細であり、かなり具体的であった。


ガイア王国の兵力は20万ににたっつぃていると言う。まだまだガイア大陸からの援軍も党略すると言う。最終的には5、60万人の大軍でガリレオ王国外に出てくると予想されていた。今の状況ではガリレオ王国に兵を向かる事が出来ないと説明される。国家間での決め事で何かしらの要請が無ければ兵を他国に入れる事が出来なことになっているようで今は何も出来ない状況なのであった。この事からガイア王国はガリレオ王国と他国間の取り決め事をしていって利用しているのだ。

急ぎ救援に向かいたい気持ちをグッと抑え、各国と協議後に結論を出す運びとなった。

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