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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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217話 広げる支配地域

俺達の山の村は、今や畑が広がっている。イヤー苦労したのなんのって、木を伐採して畑を広げて伐採した木は乾燥させて小屋作りの材料にしていったんだ。身体強化を使える者達がフル稼働してバンバン作ってい行ったよ。だって人が増えていくんだよ。どこから来るんだってぐらいに人が増えていった。山の村は今300人を超えてしまっているんだ。どうすんだよ本当に。


今俺たちが守っている村は山の村を含めると正式は3つだ何だけど。保護している村が3つもある。みんな近場だからまだ何とかなっているけど、もう限界だねこれ以上はもう無理だ。


そんな保護している村が俺達の救援が間に合わなった。村は占領されてしまったんだ、俺たちは占領された村を奪還するために動いた。戦える者達30人で堂々と村に入っていった。

村を占領していた者達は盗賊で50人ぐらいの集団だった。俺は地は村で見張りをしていた者を殴り蹴飛ばして殺した。村の道を堂々と歩いていると盗賊たちが集まってきだ。盗賊たちは俺達を見てニヤけている。あっ、そうだよね30人の中に女の子もいるんだもんな、盗賊たちがニヤケるのも分かるわなー。

だけどお前たちより強いぞこの子たちは、そんな事を思っているうちにもう片付いてしまっていた。お前ら弱すぎだろうー。


盗賊の頭って人を捕らえて俺は隠れ村へ向かった。偉い人に相談するためだ。


隠れ村に着いて偉い人を尋ねたらなんと死んでいた。老衰だってよ自分で死期が近い事を分かっていたみたいで俺に手紙が残されていたよ。俺は字が読めないから村長に呼んでもらった。そしてらこの村と隣の村を俺に譲ると書いてあった。びっくりしたな孤児に村譲ってどうすんだよと思っていたら。村長が今この時代は力を持っていなければ生き残る事は出来ない、俺が守らなければこの村だって盗賊に襲われてみんな殺されていく。運よく生き残っても奴隷とされいずれは殺される。

今村として成り立っているのは俺達のおかげだと言うんだ。俺は黙って聞いていたよ。


そして死んだ偉い人は俺に大義名分を与えてくれた。もう誰もそんなものは不要だろうがこれも役立つ時はあるだろうと、偉い人の家督を継ぐことになった。その人は何と貴族だったんだやっぱり偉かったんだな。

エドワード・スミス子爵と言う人だった。ナポリ王国貴族で、政治闘争に負けてこの隠れ村でひっそりと暮らしていたんだって、よく分からないけど俺はウォルフ・スミスとなった。

それでこの隠れ村には、スミス家の家臣たちも住んでいたんだ。紹介されたけど覚えられなかった


そうする内にその家臣たちの俺についてくることになった。何でかって聞いたよ。孤児についてきたってどうにもならないからな。そしたらその家臣たちは、新しい国つくりとか言っていたよ、国つくりそんなこと出来る訳ないだろう。俺は孤児だぞ、字も読めないんだと言ったら、では勉強しましょうとニッコリ笑顔で答えられたよ。トホホ。


そんな俺たちは訓練と防衛で毎日を過ごしていたんだけど、スミス家の家臣たちが各村を回って村を取り込んでいったんだ。何でも今この場所は西に行くとセント王国に行くらしい。セント王国ってこの前まで戦争していた国だよな。やばくないかと言ったらナポリ王国は無視されているから大丈夫と言っていた。なんだよ無視ってもう終わっているじゃないか。

そんでこの村より西の村はまだそれ程盗賊が出ないんだって。セント王国を恐れて西にはみんな行かないっていっていたよ。

今のうちに村を取り込んで勢力を拡大していくんだって。よく分からん。


あれよあれよと言っている間に俺たちの勢力は今やナポリ王国で一番の勢力となっていたみたいだ。

訓練も順調で戦る者達も600人になっていたよ。俺は50人を一組にして12組を作ったんだ、その内の10組が見回りをしている。隠れ村を中心に東側を監視しているんだ。この隠れ村より西側は、比較的に安定しているかなら問題ないんだよ。


隠れ村の隣村で盗賊を引き寄せておる村には、もう毎日盗賊ややってきている。そのたびに撃退しているんだけど、盗賊を撃退できることが噂になって助けを求めてくる人たちも多くなっている。俺はスミス家の家臣たちに対応を任せている。あの人たちは頭がいいから何とかするだろう。俺には無理だ。


そしてある日を境に盗賊たちは現れなくなった。少し不思議だったけど平和が一番だよななんて思っていた。そしたら違っていたよ。盗賊たちは単独じゃなくて集団で俺たちを殺そうとしていたんだ。

50人100人じゃ敵わないと分かって500人で攻めて来たんだよ。500人だよビックリしなよもう本当に。だけど俺達にしたら問題ないんだ。1000人までなら敵を倒せる作戦があるんだな。

今身体強化を使える者は34人、仲間で付与魔法をかけて身体強化が使える者が50人もいるんだ。問題ないね。

仲間の付与師はファイヤーボールも使えるるようになっているんだ。凄いぞファイヤーボール。


そして84人対500人の戦いは俺達の圧勝だったよ、ファイヤーボールで500人に向ってバンバン放ってもらい、俺たちは敵に突撃、敵を殴って蹴飛ばしていけば楽勝だよ。俺は槍で突いてたけどな。

みんなは剣とか槍のスキルが無いから殴る蹴る、もしくは斧か棍棒を振り回すんだ。これが又狂暴のなんのって俺でも近づけないよ。


この500人の盗賊たちは数か所の村を支配していたんだ。それを俺たちが解放したことになってしまった。その数は6つの村だった。比較的まだ近場だったからよかったけど、もうこれ以上無理だぞって言ったら、管理は出来ますからもっと増やしましょうと説得されていった。うんと言わないと寝させてもらえなかった俺はうんと言ったよ、だってもう眠て眠くて仕方なかったんだよ。俺は戦うだけだぞって言ったよ。内政の事は全てスミス家家臣たちにお任せだ。俺には無理だからな。


そんなこんなで今や俺たちの支配地域は村が20を超えていた。

ナポリ王国内で唯一秩序を保っている地域とされている。俺は余り外に行かないから分からなかったけど、ナポリ国内はもう盗賊のたまり場なんだって言っていた。何だ盗賊のたまり場って思ったけど失火かぶりをしといた。知っている振りも大変なんだぞ。

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