161話 ロング帝国侯爵
儂は、ロング帝国貴族、侯爵である。
儂には、莫大な資産と領地から上がってくる税によって人も羨む生活をしている。んーー実にいい気分だ。
この帝国が建国されて500年儂の家は、皇帝に対して忠誠を尽くしてきた。それを皇帝の代理人だか知らんが儂の領地に監査だとふざけるな。話にはロング帝国に忠誠を尽くしてきたんだぞ。そこいらの駆け出し貴族達とは格が違うんだ。ふざけるなよ。
まぁ監査も仕事だ受けてやるがな。だが少しでも儂に逆らえば帝都の知り合いに言うぞ。
とでも脅してやるか。ガハハハハ。
まぁ儂ぐらいになれば、手だけで合図が出来るのだよ。こいつは用なしと思えば手のひらをポイポイとするだけで翌日にはそいつは消えているんだ。どうだ凄いだろう。
それでついに監査が来たので言ってやったぞ。儂は侯爵だ分かるな。と言ってやった代理人ははいと答えた。ハハハハ、やっぱり権力は素晴らしいなぁ。
だがそいつは帝国に何か言ったようだ、税の追徴金が来た。儂に逆らったのか、あいつを殺してやる。
儂はロング帝国に追加の税を払った。忌々しい何とか金を取り戻さねば。そこで儂は、投資をしてやった。何でも最高級の鉱石が出ると言う話だ。儂は乗った最高級と言われれば儂しかおらんからな。二月経っても何も言ってこないおかしい、病気にでもなったのか、連絡が来ない。まぁもう少し待ってやるか、儂は大物だからな。
家臣たちは儂に必死にゴマする。儂の機嫌を損ねると殺気が飛ぶからな。ガハハハハハ。儂を崇めよ、平伏せ家臣どもよーーー。
以前は儂に意見をいう家臣もいた。父上の代からの家臣たちだ、だがそれももいない追い出してやった。ざまーみろだ。儂に意見を言うなど100万年早いわーーー。
儂の家臣は毎日毎日儂にひれ伏している。ひょっとすると儂は皇帝よりも偉いのかもしれない。こんなに家臣たちが儂を恐れ平伏している。儂は本当ならば、皇帝だったのかもしれないな。
そうだ本来は儂は皇帝に慣れたんだ、どこかで間違ってしまったんだろう。
よーーし、儂は本来に姿に戻るぞ。
儂がひと声かければみんな従うだろう。へへへ待っていろよ。儂の玉座。
儂はこの事を親しい貴族に語ってやった。貴族達は皆、賛同していた。行動には資金も必要となり儂は活動費を出したぞ。ドカンと侯爵家の金をな。まぁ皇帝になるんだこれぐらいは仕方がない。ガハハハハ。
それからも仲間も貴族達が儂に皇帝になる為に動いてくれている。さすが儂は大物だ、自分で動くことなく貴族達でさえ、儂の意を汲み取り勝手に動いてくれる。大物は一味違うのだよ。
そして儂が等々、皇帝になる日が来たようだ。貴族達が城に招待すると言う。儂は迎えの馬車に乗り込んだ、何かボロくて古臭い馬車だが我慢だ。儂は大物だからな。こんな小さなことでは少ししか怒こらんぞ。手配した奴は死刑だな。ガハハハハ。そうこうしていると城に着いた。さすが儂は大物だ。騎士が6人も護衛に着いたぞ。アハハハ最高だ。
そして護衛の騎士と広間に行く。
そに居たのは宰相閣下だった。以前遠くから見た事があるな。米粒見たく小さかったがまじかで見るのは初めてだ。
そして儂に問うのだ。皇帝になりたいのかと聞かれた。儂は勿論、なりたいと答えたぞ。
宰相閣下は、頷いてくれた。分かってくれたようだ、儂の偉大さ、威厳、品格と儂に纏わるこの貴賓が皇帝にぴったりと言事が分かってくれたんだ。
儂は別室に通されそこで少しの間待機だ。やはり皇帝になるには時間がかかるようだ。それはそうだなこんなに大きい国なのだ皇帝になります。はい今からとはいかにだろう。儂は待つことにした大物だからな。
まぁ次期皇帝にしては部屋は狭いのではと思うがまぁ気にしないぞ。儂は大物だからな。
食事も何でもダイエット食と仲間の貴族が教えてくれた。皇帝になるには少し瘦せないと行けならしい。
ダイエットをして痩せてから皇帝になるようだ。いい仲間だワシが皇帝になったらあいつを男爵から子爵にしてやろう。
儂は皇帝になる為に着々と準備が進んでいるようだ。早く皇帝になって偉くなりたい。まぁ今でもえらいんだけどな。もっと偉くなると家臣たちは床にへばり付くようになるぞ。ガハハハハ。一度やらせてみよう面白ようだ。ガハハハハ。
そして俺に皇帝になる為に、城の者たちが俺にこう質問したんだ、皇帝になってなって何をしたいと質問だったから俺は偉くなってみんなが平伏してくるだろう。儂に威厳を見せたいと言ってやったぞ。そうしたら城の者達はみんな目を逸らしていたな。儂のオーラが眩しかったようだ。アハハハハ、平民よ平伏せーーだぞ。
儂に他にはと質問をされたから儂は語ってやった。儂の夢をな、この壮大で誰も思いつかないような夢だ。儂は以前に聞いた事があった。ドラゴンに乗って国を救った者がいたとな。
儂もそれをやろうと思った。儂はドラゴンに乗ってロング帝国を救うんだと言った。民たちを儂の為に働かせる。儂の為に働く事は、儂に感謝をするだろう何しろ偉大な物の為に働けるのだ。
帝国が儂の為に働く事になれば、民達は一つの目標なり、儂の威厳が高まり敷いては帝国の威厳が高まると言う事だ。みんなの威厳も高まる。
民も他の国々もみんなが儂の前にひれ伏しているようになるぞ語ったらすこし疲れてしまった。
話過ぎてぜーぜー行っていると城の家臣は、儂に水を差しだして来たおっこいつは少し気が利いてきたな。皇帝になったら使ってやろう。
儂に度々質問をしてくるが儂にいつ皇帝になるのかと質問するとみんな黙ってしまう。儂が恐ろしいのか目を合わせない。儂のオーラが凄いのだろう。
まぁそれでもこの間、宰相閣下が来た時に言っていたから気にしないがな、宰相閣下は儂に皇帝になるにはある儀式が必要と儂に行っていた。何でも人に認められなければ皇帝にはなれないと言っていた。万民の人々に認められるのならば皇帝にでも神にでもならるだろうと言っていた。
儂に皇帝になる準備がもう少しだと言っているんだ。お前たちが知らない振りをしても宰相閣下が儂にきちんと語っているんだよ。愚民どもめ、平伏せーーー。
そして儂が皇帝になる日がきた。
儂は護衛の騎士が10人になっていた。ぐるりと儂にの周りを固めている、流石皇帝だ。皇帝になると10人の護衛がつくんだな。わしもえあらくなったなー。儂は表に久しぶりに出た。太陽がまぶしい。
そこには儂を祝う人人人だ。
こんなにも儂が皇帝になる事を望んでいるのか。儂は嬉しくなった。儂は大きく手を挙げて答える。すると護衛の騎士が止める。まぁしょうがない仕事なのだ。騎士よ覚えとくぞお前は後で首だ。
儂は帝都民が見える、檀上に上がる。おおーーみんな大歓声を挙げているないい気分だ。
そして儂に儀式なのだろう跪けと騎士が行った。そうか皇帝になるには冠を貰うのかと思いに至った。
膝かなければ冠はもらえないなと分かり儂は跪く、ぇっ。
ロング帝国侯爵の処刑は終わった。