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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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134話 新国家サバリナ王国

レイモンドは、真青な顔をしているが隣のサリーはのニコニコ顔をしている。

対照的な表情の二人であるが、同じ目的で国民の前にいる。


話しを少し戻す。


アルに、緊急事態として呼ばれたレイモンドは、正式名レイモンド・サバリナ・ギルバート・マインズとなった。(長いから通称レイだ)

レイモンドが、プリテン王国に到着すると衣装を着替えながらアルから説明をされていた。

アル「今から国王の挨拶があるだよね。」

レイ「そうなんですか。この国の王は女性だと聞きましたが。」

アル「そうなんだよ。後で接見もするから、色々と話も出来るよ。」

レイ「はい分かりました。」

アル「あっ、そうだ。国民とあいさつする時の書類にサインをくれるかな、後で謁見の時に必要になるんだ。はい此処にサインしてね。」

レイ「はい。」サラサラサラ

アル(ニヤリ。)「国王陛下、改めておめでとうございます。」

アルの近くに待機している者達


「「「「「「国王陛下、おめでとうございます」」」」」」」」


此処で初めて、例は周りの異常さに気付く。

レイ「ア、アル兄、これは少しおかしくないですか。何ですかこの衣装は、まるでどこかの王様ですよ。」

アル「そうだよ。サバリナ王国の王様の衣装だよ。」

レイは、これは嵌められたと確信したが、もう遅いとも確信していた。アルがそんなヘマはしない事を知っているからだ。


アルは淡々とレイモンドに説明路氏ていく。今回の戦いで、サバリナを占領したが王が逃亡している現在は王不在となっている。これは政治空白を作る事になる為になるべく避けたい。そこで将来ギルバート公国を引き継ぐサリー。その近くにサバリナ王国が偶然王位が空いた。これは神が夫のレイモンドの為に、王位を空けてくれたものだとサバリナ王国いる者2人が言っている。(トムとアスカ)

アルも同意したことだし、早々に王位の継承を行なう事にした。


レイモンドに言葉は出なかった。唖然としてしまい喋れなかった。そしてドアが突然開かれた。妻のサリーが来たのだ。

サリー「おめでとうレイ。王様になるのね嬉しいわー。凄いわー素敵だわーカッコいいわー」ルンルン

レイ「・・・・・・」喜ぶサリーに何も言えない。


そして、豪華で派手な箱に乗せられてワイバーンに運ばれた、そしてサバリナ王国の広場にいるのであった。


レイモンドも男だ。もうどうにでも慣れと思いサバリナ王として国民の前にたち王国民に告げる。


レイ「サバリナ王国王、レイモンドだ。この国は今疲弊している。このレイモンドが民の為に働こう。農業改革、新たな開拓を王国の資金で行う。民のも賃金を払い参加してもらう。民に金が回らねば国は衰退する。王国が仕事を造り金を払う、我が民よ働けば働いただけ稼ぐことが出来る国を造ろうではないか、強力してくれる国々もある。これからの時代は、お互いに強力をしながら国を発展させるのだ。我妻はギルバート公国の世継ぎだ。巨力な軍事力を持っている。このレイモンドも軍事力を有している。この国は今日より生まれ変わる。新国家となるのだ。新生国家サバリナ王国だ。我が民よ。今日は祝だ。好きなだけ飲め、歌え、食べろ。我とギルバートの祝酒だー。」


「「「「「「「「「うわーーーーーーー」」」」」」」」」」


レイモンドはアルが酒と食料を用意している事を知っていた.一矢報いた気持ちだ。


お姫様の恰好をした妻のサリーがカッコイイ、レイモンドを潤んだ瞳で見つめている。ウルウル。


サリー「レイ、カッコよかったわ、素敵だったわ。もう最高よー。」


サバリナ王国に王城は無い取り壊せている。アルはレイモンドとサリーの為に城を早急に造らなければならない。サバリナ王国民と使い。城を建てる。これは民の金をばら撒く政策の一つだ。レイモンド夫妻が好印象を得るために、次々と政策を仕掛けていく。

城穿設、道路整備、農地改革、そして金行からの貸付などで、金を循環させる。景気が良く成れば民は喜び、金を使う、そしてまた稼ぐ、その繰り返しで国は豊かになっていく。


サバリナ王国に多額の資金が投下された。ギルバート金行、アル金行、そしてケリー金行が一番金を投下(貸付)をしていた。


後日、仲の悪いとされている両国の王となったレイモンド王と女王エリザベス1世が会談を行った。両者は初めて会う両者の仲が悪い訳ではない。お互いこれから協力しあい、そしてともに発展をしていくと話になった。そして少しづつ国民同士で仲良くできるようにしていく事を確認しいた。共同の公共事業から始める事となった。(道路建設と整備)



サバリナ王国の民は、国王が変わった事で期待している。今までとは違う雰囲気が流れている事を感じていた。王国からきちんと情報が流れてくる。民にきちんと話をして伝えてくれる。これだけでも民の不安は大きく解消されている。それにただの祝酒にただの食料だ。飲めや歌えの大騒ぎもしてくれた。

こんな事はサバリナ王国では一度もない事だった。期待が膨らんでいく。そしてその期待は裏切らなかった。多くの仕事と豊富な食料がこのサバリナ王国に運び込まれた。その仕事を求めて田舎からも人がやって来る。大きく変わる王国を見て王国民たちはやる気に火が着いた。

レイモンドが王位ついてから王国民の生活が一変した。所得が今までの倍になり町には豊富な食料と酒と品物が溢れるようになった。金のある民たちは嬉しそうに買い物が出来るようになっていた。今までは買う事が出なかった。物が無い、金が無いであったからだ。(店も無かった)


そして平民と貴族との関係も変わり津々ある。新たに貴族となった者が多いこのサバリナ王国は、新貴族達が皆一緒に働き、酒を飲み、又一緒に同じ食事をとっているのだ。今までの貴族達とは大違いであった。ここで始めてサバリナ王国民は、気づく今迄がおかしかったのだ。これが本来の姿なのだと思い始めている。新貴族達は、マインズ領の兵士が多く新貴族となっていた。レイモンドは今まで尽くしてくれた兵士たちに報いたかったのだ。もちろん騎士たちも新貴族となっているが元の領地であった。














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