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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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130話 資金集め金欠だ

ロング帝国


陛下「宰相、このギルベルトの提案、どう思う。」

宰相「素晴らしいですな。女も働く事で国力が、生産力が挙がります。こんな簡単な事で国を豊かに出来るとは・・・」

陛下「そうだな、男も女も帝国民だ。男だけ働く事もあるまい、女も働けるのであれば働けばよい。」

宰相「貴族のご婦人たちには無理ですが、平民ならが問題はありません。考えてみれば農家は夫婦で働いていました。盲点でした。アハハハハ。」

陛下「そうだな我々も考え方を改めねばな。」

宰相「帝国としても税が高く取れる事が分かりましたいざという時に仕えます。」

陛下「そうだなやり方が分かっているといないでは大きな違いがある。今回の事は良かったのかもしれぬな。」


リーフ王国


陛下「ギルバートの提案は見る事があるな」

宰相「はい、この提案はすばらしいです。」

陛下「国内の生産が右肩上がりになっておる。これもギルバートの提案おかげだ。それに貴族どもが大人しくなった良い事だ。」

宰相「そうですね。ロング派が潰れ、皆恐れたのでしょう。虎の尾を踏んだことをやっと理解しなのでしょうが遅すぎます。」

陛下「まぁ、そういうな気づいただけでも優秀だ。」

宰相「これで当分の間は大人しくなるでしょう。それに元ロング派の領地が富めば、又考えも変わってくるでしょう。」

陛下「そうだな、あれは間違いなく領地は富む、このリーフでも各地に同じようにやりたいものだな。」

宰相「金行を使えば可能となるでしょう。金行とは良い考えです。」

陛下「リーフ金行でも話を進めよ。」

宰相「はい分かりました。」



ギルバート家


ケリー「アル、何故私を咬ませなかったの。」

アル「あの時は緊急だっただけです。のけ者にした訳ではありません。これからは連絡します。」

ケリー「まぁいいわ。ギルバート金行が少しだけ入れたからね。」

アル「ギルバート金行も大きくなりすぎましたね。ケリーは。新たに一般専用の金行をつくらないか。今のギルバート金行は大きすぎて今回のようなことはいいけと段々と使いずらくなっていく。そこで小回りの利く小規模な金行を造るんだどうだ。」

ケリー「いいかもね。最初の理念に戻るのね。」

アル「そうなるね。」



ケリーは、この後にケリー金行を造り、地方専門の農協のようなものになっていく。それが莫大な利益を生む事になる。農作物の管理迄やる事になり。穀物を牛耳っていく。


アルは、今回の事で、かなりの資金が無くなった。まぁなくなったわけではないのだが、減った。

そこでまた資金を造るために新たな試みを始める。

第一弾が、富くじだ。(宝くじ)

この富くじを販売していく。各金行と小売り商店で販売を行なう。各商店は、一枚販売ごとに手数料が支払われる仕組みとなる。商店も客寄せと手数料で儲かるようにする。


一等賞金 金貨100枚  1本 (日本円で1億円)

二等賞金 金貨 30枚  10本

三等賞金 金貨  1枚  300本


販売金額は銅貨2枚=200円とした。


これが爆発的に売れた。もう売れ過ぎた。一気に資金回収が出来てしまった。

(年4回の富くじを行なう事になった。)

 

アルは第2弾を考えていたがもうやらなくともいいのでは考えていたが、一応準備に入った。


まだこの世界には娯楽が少ない。アルの考えた事は、要はギャンブルだ。この世界にもかけ事は色々とある。だが小規模で行っている。飲み屋でカードで賭けをしたり.各個人同士での賭けなどだ。それを大規模にしようと考えていた。場所の問題があった当初、ギルバートの直轄地に造ろうと考えていたが、レビンが難色を示した。治安が乱れる事を懸念したのだ。アルは場所問題を可決するためにあるのもを大量につくらせた。誰に何をつくらせたのか。それはダンジョンに浮遊石をつくらせたのだ。


鉱石である浮遊石は浮かぶ。浮遊石はこの世界のいたるところでとれる。だが小石程度の大きさしかない。それをダンジョンに頼み大きな浮遊石を造るようにした。大きな浮遊石を大量に集め400M四方厚さ50Mの巨大な平面を造り、その上と中にアルのダンジョンを作成した。アルは自分の創り出したダンジョンを地上には町を造り人の住めるようにしていった。地下には普通のダンジョンとギャンブル場。アルのマスタ-室も地下にある。

地上は町として町からギャンブル場に行けるようにした。広さに制限がある為に地下を造らなければいけなかった。アルは次回はもっと大規模にと考えていた。

町をゆとりのある風にしたことでかなりのスペースを取られてしまったのだ。


この浮遊石は基本動かすことが出来ない。その為に何か動力が必要である。帆を張り風任せか。プロペラで動かすか。アルは魔法具を使い。プロペラを造りゆっくりであるが進めるようにした。四方の壁に大型のプロペラを各100基設置した。これで動き出せば100キロぐらいまでの速度が出る様になった。100キロの速さを出すためには2時間もかかる。一応、帆も張れるようもしている。


アルはこの浮遊町(都市)で各国を回る事を計画している。年に2回れるようにする。

この浮遊町で、全ての所有はアルにある。屋敷も店も全てだ。ダンジョンであるために所有はアルにある変える事が出来ない。一時的に貸すだけとなる。店を出すものには年契約、家も同じ、貴族用の屋敷は、年か日割りで貸す。それだけで大儲けとなる。そして本命のギャンブル場がる。

各国王都にある程度の期間、滞在して客を呼び込む作戦だ。


この浮遊町はまだ秘密だ、富くじが落ち着いた頃に出す予定になっている。



浮遊石が有効に使える事が分かり、アルは色々と工夫をした。ワイバーンの箱の改良だ。浮遊石を使い箱を作成すると浮く。ワイバーンという動力があるのでより快適に空の旅が楽しまるようになる。そして運べる量が増える。今までは箱一つで15人を定員としていたが倍の30人まで乗せる事が出来る。荷物も倍までいける。これが輸送業に又利益をもたらす。


ケリーの歓喜の絶叫が聞こえてくる。



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