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俺死んだのか、2回目の人生始まる。  作者: 只野人
2章 激動の時代
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127話 戦えバトルホース

リーフ王国、ダルメシア王国との国境付近に領地を持つ新興貴族達、この貴族達の領地には鉱山が発見され賑わっていた。その鉱山を狙って同じリーフ王国貴族である。自称伝統ある貴族が狙っていた。

最初は、共同で開発の提案だった。もう開発がなされている為に断り話は終わったと新興貴族達は思っていた。だが自称伝統貴族は違った。次は貴族達に婿や嫁を押し付けてくる。何とか取り込もうと必死だ。

貴族達も思惑が分かっている為に話には乗らない。それが自称伝統貴族には分かっていなかった。自称伝統ある貴族家から婿を出す。これで成り上がりの新興貴族は喜んで迎えると大きな勘違いをしていた。

それを断られた事で激怒する自称伝統貴族。その伝統ある貴族は、無理やり婚姻させようと、一人の貴族令嬢を攫ってしまった。その親は娘を救うために兵を挙げた。


そして伝統貴族の兵士たちを殺し娘を取り戻した。


伝統貴族は、兵を殺された事を大々的に訴え、自分が被害者だと言い張っている。事の次第をリーフ王国は確認している為にその新興貴族は何の問題もないとされたが、伝統貴族は、その貴族家に報復布告した。

殺された家臣の敵討ちと言い張り。貴族領を攻めた。だが負けてしまった。逃げる伝統貴族を追う貴族達は、伝統貴族の領地に迄進軍そして一部を占領した。

こうなると黙っていられなくなった。自称伝統である貴族達だ。仲間意識のある伝統貴族達は、領地奪還を強行したそして又負けてしまった。伝統貴族達は、負けたとは思っていなかった。転進し、兵の補充であって戦いは今も続いている為にまだ勝敗は決まっていないとの見解であった。



伝統貴族達は、兵を募り傭兵部隊と称したロング兵(ロング貴族義勇軍)を招き入れた。その数何と5万にもなっていた。新興貴族は全兵力を出しても2000が限界であった。5万対2000の戦いとなろうとしていた時にアルたちが到着した。


アルたちは、時間が無かったこともあり。第一陣は少数であった。ワイバーン隊はかなりの数が来れたが陸上部隊が少なかった。

ワイバーン隊30個中隊、騎士団300のバトルホース部隊だ。


第2陣は、騎士団5000と兵団10000がくる予定となっている。


貴族「ギルバート侯爵、応援感謝します。」(レビンは来ていない)

クリス「卿の事情は分かっています。リーフ王国貴族として間違ってはいません。」

貴族「ありがとうございます。ですがかなり厳しい戦いになるでしょう。」

クリス「アハハハ、なりませんよ。ギルバートは最強です。この兵でもかなり過剰です。5万の兵は殲滅します。その後の事をお願います。」

貴族「はっ??殲滅、その後ですか。」




翌日、貴族兵2000とギルバート騎士団300が敵50000と対峙している。距離約600Mだ。

敵50000の兵たちは余裕があるのかヤジが煩い。

蹂躙するだとか、領地の女を犯すだとか好き勝手にほざいている。

一方、新興貴族達は、黙って睨んでいる。


そして敵50000が動きだす。敵は余裕があるゆっくりとジワジワと進んでくる。その時、新興貴族後方からワイバーン隊が突然と姿を現わした、敵50000の上空に転回する。ワイバーンは大きく敵を包囲する様に飛んでいる。ワイバーンは敵に火球を打ち込み一塊にしようとしている。その時、新興貴族の一団が敵50000に向って突入した。バトルホース300だ。


このバトルホースは敵に対して決定打が無いと言われているが、それは強者の魔物や強者の人に対してだけである。弱い兵士や、騎士などはひと踏みであの世往きにしている。

人を踏み潰し、体当たりで蹴散らし、屍を潰しながら進んでいく。まるでどこかの覇者のようだ。


バトルホースに騎乗している騎士たちは、自分が覇者になったように感じていたはずだ。障害物が踏み潰されていく。騎士はただ止めを刺すだけだ。5万のど真ん中を進み突き抜けると反転した又突入する。繰り返す事4回、敵兵はボロボロとなり屍の上で逃げ回る。ワイバーンが囲い込むでいるために逃げる事も出きない状況だ。

生き残った兵たちは、頼のみ込むように降伏していった。敵の生き残りは2万人であった。

バトルホース騎士団は4往復8回の突撃で3万もの兵たちを倒していた。まぁまだ生きている者もいるだろうが、確実に3万を戦闘不能にしていた。


アル「バトルホースすげーなー。」

クリス「本物だ。騎士が無敵になるな。」

カイン「俺も1頭欲しいな。」

アル「用意していますよ。」

カイン「おおー、ありがと。」


アルたちは上空から戦いを眺めていた。今回はバトルホースの戦力確認の意味もあった。


戦いから戻ったアルたちは貴族の屋敷内で次の行動について話し合いをしている。


新興貴族のニュートンが部屋にやってきた。

ニュ「今回はありがとうございます。」

クリス「いいえ、我々も戦えてよかった。」

ニュ「さ、左様ですか。」

クリス「どうしましょう。あの伝統しかない貴族領を占領しますか。」

ニュ「えっ、占領ですか、考えた事もありません。」

クリス「このまま終わらせれば持た同じことが起きます。必ずおきます。そこで伝統しかない貴族領を占領してしまい。他の貴族達が、手出しが出来ないようにします。」

ニュ「出来るんでしょうか。」

クリス「出来ますよ、今日の戦いより簡単です。」

ニュ「分かりましたお任せいたします。宜しくお願いいたします。」


伝統しかない遺族領への進軍が決まった。その貴族の名はダウト・オワーリー伯爵だ。

伝統しかない貴族達の代表者となっていいる。ダウト伯爵とキュンメル子爵、ドワール子爵などが数人いる。そのすべての領地はさすがに無理がある為にダウト伯爵領一つを完全占領するととなった。

他の貴族領は使者を向かわせる。セフィーナ公爵とソフィーナ公爵の連名の使者となる。


そして翌日に、第2陣が到着した。出陣前であった事で一時中止とした翌日に延期となった。

改めて、翌日に出陣していったが、第2陣が出陣していた。第1陣はお留守番(バトルホース騎士団)となっていた。


アル、クリスとカインの3人も留守番だ。捕虜の対応に高位の貴族が必要になっていたからである。

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