表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

どう生き延びていこうかな

「ふぅ...今日も疲れた。」

俺はしがない社会人5年目のベテラン?だ。

ただ毎日起きては飯を食べ、出勤し、激務をこなし、帰宅して、寝る。この繰り返し。

27になっても彼女はいない。

初めの頃は会社に入ったら彼女の1人や2人くらい勝手に出来るだろうと思っていた。

まぁ現実はそうは甘くないわけで、

俺のスペックは良くも悪くも平々凡々。

身長は169.9cm(あと1mm...)、体重は62kg

顔は...まぁ見るからにモブ。

ファッションに気を使い始めたのは高一の夏。

明らかに遅すぎた。そのせいで大学はモテない。

まぁ取り柄という取り柄は、身体が丈夫なことくらいだ。

元々陸上をやってただけに、足腰だけは無駄に強くなりやがったせいで、上司にこき使われる毎日だ。

5年だぜ?5年もその部署で働いてる癖して、出世無し。

まぁ平凡故。だろうな。

「今日は何を食べようか。寒いし、鍋も良いが麺もいいな。」

「健康に気を使わないと体調を崩しそうだ。...まぁないが。

心配してくれる親もいねぇしな。」

ーーーーキキィィィィッッ!!!!ーーーーーーーーーーーーー

痛てぇな。

何が起こった?

あぁトラックか。

居眠り運転なんぞしやがって。

誰か救急車を呼んで欲しいな。

おぉい。そこの人。救急車を呼んでくれないか?

?

聞こえてないのか?

おぉ.い..救急しゃぉ....

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いやぁ死んだと思ったね。」

「なんでちゃんと生きてんだよお前は。」

「良いだろ生きてたってよw」

「まぁともかく無事?で良かったよ。

全治6ヶ月の重症だってな?

まぁ幸い腕は残ってるから仕事は出来る。」

「鬼かw

まぁせっかくの機会だし、ゆっくり休むとするよ。」

「そうか、そんじゃ俺は帰るわ。

なんか元気そうだったし、心配するだけ損した気分だ。

ピンピンしやがって。」

「ふっ...俺の体は強いぜ?

半年と言わず4ヶ月以内に治してやるよ。」

「やれるもんならな。

また明日にでも見舞いに来てやるよ。」

「あぁ。そんじゃぁな。」

....

その後俺は普通に死んだ。

らしい...


らしいって何故かって?

そりゃぁ赤ちゃんになってるからな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ